第37回 神を超えよ!仏を超えよ!Ⅱ『デス・トーク』 2019年3月6日(水)

(通算第106回)
お話し:積哲夫  聞き手:何田匡史
(20181228収録)

何田:「積先生、明治維新の失敗、つまり天から与えられて続いてきた、日本は天皇がシラス国。その『天皇シラスシステム』に人が介入して、一部の人の野望を達成するためにねじ曲げられてしまいました。
その失敗の罪を日本の全国民で償っている苦しみがこの明治維新から150年を経てまだ終わらない。気が付いている日本人も声を上げない。それはなぜでしょうか?
日本人はおかしいとか、不正があれば声に出して間違いを正すことにためらいがあるのはなぜですか?なぜやかましく声を荒げる人に戦わないのか、わからないのです。
間違っていてもそれに、素直に謙虚に従う人は善人で、場を乱す人は悪者であるという、教育が根本原因と考えているのですがいかがでしょうか?」

積先生:「『素直』、『謙虚』というのは『たましい』の光の部分(神性)であり、『日本人の天からの特権』です。『精神性が高い』といっていいのです。その良さを、生かすことのできないのが、教育の現場なのでしょう。良いことは良い、悪いことは悪い、と教えられないわけですね。」

何田:「『日月神示』という神様からの書があって、その中には『赤子の様なたましい』でいなさいと何度もでてきます。私は、これは間違いではないかと考えています。それは『たましい』の経験データが少ない人は、年齢性別関係なく、まず素直から入って物事を覚えます。素直な人は物覚えも早いので困難な事象に対応できます。素直でない人はなかなか解決できなくて同じことを何度も繰り返し苦しみます。しかし世の中には必ず2面性が存在します。
悪魔が必ず存在し、悪魔の考えを理解して対抗するには『赤子の様なたましい』だけでは太刀打ち出来ないと思います。騙してくる者には赤子は素直であり、経験値が少ないが故に騙す悪魔を鵜呑みにして従ってしまうからです。
もっと人は賢く、疑って、論理的に考え、冷静につじつまが合っているかどうか?
そのような悪魔の先を考える『赤子から大人に成長した、たましい』になる必要があるのではないか?と考えていますが・・・。」

積先生:「日本の社会が、こんなに悪くなる前の神示ですからね。
よろしいですか?江戸時代の日本では『うそをつく』ことは『はずかしい』ことでした。お侍だったら、うそをつけば切腹です。うそをつけば殺されて当然だったのです。
それが社会的規範で、人間はうそはつかないもの、人は騙さないもの、これが社会的規範でした。江戸時代はそういう文化だったのです。
鎖国によってそういう文化を完成したのです。
それが西洋と付き合いして、人を騙したほうがお金儲けができるよなって、そういう西洋の考えというか文化がいっぱい日本に入ってきたわけです。
それでどうも人を騙したほうが得だよな、と今は皆さんそう思っている社会です。」

何田:「そうでしたか・・・!」

積先生:「日月神示を持ち出されると困るのは、日月(ひつく)の神様が知っておられたのは江戸時代の日本人の精神性です。
『私はうそは申しておりません。うそだとおっしゃるのでしたら今ここで腹を切って見せましょうか』というのが江戸時代の日本人の文化でした。うそをついていないのに腹を切って死んだ人もおられたわけです。

しかし、それをすると野球の大谷さんではないけれど、社会的には高い評価を得たのです。
『お金をとるか』、『名をとるか』といえば、江戸時代の日本では『お金よりも名をとった』、のです。『名誉』を。これは世界の非常識なのです。」

何田:「大谷さんは名誉をとられたということですか?」

積先生:「彼にとっては野球はお金ではなく、やりたいことの筆頭なのでしょう。
だから二刀流(ピッチャーで主力バッター)を成功するためにはどうしてもお金を犠牲にしても、その二刀流をやりやすい環境が欲しかったからです。
お金を選ぶと変な話、お金のために二刀流をやめなければいけなくなったかもしれない、のです。リスクを感じたからお金よりも、やりやすい環境を選ばれたのです。」

何田:「積先生、これから先の子供さんを育てられる親御さんや子供さんはどうしたらいいのでしょうか?
やはり自分のやりたいことを素直にすることでよいのでしょうか?」

積先生:「『人生の目的は何ですか?』ということなのです。
大谷さんの場合はお金より自分にとっての野球の方が上位の価値概念なのでしょう。
お金を得るために彼は野球をやっているわけではありません。
自分がやりたい野球をやるためのお金が入ってきたらそれでいいの、です。」

何田:「誰もが大谷さんみたいになりたいし、将棋の藤井さんみたいになりたいと思うのです。
普通の人は常に精神の優先という意識を持って生きていれば、大谷さんや藤井さんみたいになれるのかな、って思ってしまいます。
自分のやりたいことを真っ直ぐ見て努力すれば、きっと。」

積先生:「なれるかもしれないよ。精神がそうだったら、(精神に合わせて)身体は変わるから。
『精神学』はそれを教えています。

でも物質主義でマネーを優先する今のままの日本人が『成功』することはないと思います。」

何田:「ほとんどの人がお金の信奉者だからでしょうか?」

積先生:「お金は信奉してもいいのです。『お金は手段』だから。
要するに『あなたはお金を得ることによって何がしたいのですか?』ということです。
『あなたはお金を得ることが人生の最終目的になっていませんか?』ということです。」

次回をお楽しみに!