〈まつりぬし〉の活動報告!

Vol30

とてつもない大きさの巳の神が

非常に怒っている:前編

2026年2月11日23日24日 祭祀
貴志川 国主淵

【背景】
紀の川市貴志川町 大国主神社には
奇祭と言われる「大飯盛物祭」があります。貴志川の国主淵にまつわる伝説がありますが 大国主神社が建立される以前 川に棲まう主を鎮め 雨乞いのための人身御供が行われておりました。
御歳7歳の女の子 と決まっており その年の人身御供として選ばれたという証は 矢がその家の屋根に刺さっていたと…。

嵯峨天皇がそれをお止めになり 神社を建立され その後 餅を捧げる「大飯盛物祭」となったと伝えられております。

【祭祀が行われることとなりました経緯】

2025年 年末に「国主淵を取り返しのつかないことをしてしまっている、
そのため とてつもない大きさの巳の神が 非常に怒っている」

と 地域の方を通じて 教えていただき あらためて真摯に 心を手向けることとなりました。

国主淵は 龍宮の入り口とも言われており 烏帽子岩、大理石の岩などが作り出す景観と水の美しさなど この地の年配の方々の幼少期の体感と共に 記憶の中に 今もその美しい風情が残っています。
ただ、そのふるさとの美しい景観を 次世代の子供たちに 届けることはできませんでした。

当時、政府から助成金が入り その助成金の使い道として 国主淵に 吊り橋と遊歩道を作ることとなりました。

クレーン車にて岩を削った際、一升瓶の底ほどの太さの白蛇様を あやめてしまい その結果として クレーン車を扱っていた人は亡くなり その後もずっと 水難で亡くなる人が 後を絶たないということです。

これほど 自然界から発信されている聲に 耳を傾ける者はいなかった。
「あの場所 気にはなっていた」と言う人も多いのです。
ただそれ以上 地域に警鐘を鳴らすなど 行動として一歩を踏み出す者はいなかった。

私たち人間は 八百万の神に どれほど取り返しのつかないことをしてしまっているのかを あらためて 深く知っていくこととなりました。

このたびのまつりごとは その地の神々様の痛みをわからせていただき、また その地のかなしい慣わしに向き合い 深いお詫びと 誠意を尽くすため 私ども一同の心を整えていくことから始まりました。

 


 

2026年2月11日
陽光山 国主淵 
水神様 龍神様 岩神様
祭祀

【国常立尊様より 心得ておくこととして】

陽光山を中心とした
地の生命の循環(めぐり)を 無残な形で人間が絶って久しい場所

日本の地に溢れる姿のひとつ
「日本の型」として申す

“まつり”を行う筋が違うておる
(地元の祭の形に対して)

幾度となく
人命を持って指し示した水神、龍神の聲を聞くこともせず

聞いたところで
その場凌ぎ
何事も変わることなく
今に至る

大元に目を向けずに
あったこの地の歴史に
向き合わねばならぬ時

大きくは
かつての
文明のひとつの姿を
閉じる

神 
何を導かんとするや

新しき日の本 
何を立てる

岩戸開き
成るか 否か

どう真向う
しかと見極めてゆけよ

 


 

日時:2月11日(水)
   11時〜
   (雨天決行)
   建国記念日

   祭主  西上 佳予子
    (口上、祝詞の奏上)
    西岡充子
    (特に 岩神様の御言葉)
    高田弘子
    (降りた御言葉 歌)
    ※このことに限らず 

サポート
国主淵 青山 三保
    鳥羽 里美
    村上まゆみ
    片家友紀子
    若﨑 晃子

行器  御三神  
    三木ますみ
    
【式次第】

1. 場を清める
  塩 もしくは秘蹟水

2. 祈りの場として整ったことを確認

【国主淵に】

3.口上 西上佳予子

【御口上】

この地に在します
大山祇神(おおやま巳のかみ)よ
海の神(わだつみのかみ)よ
国津の神々よ

つつしみて申す

この地の御姿(みすがた)を
つくり たもうた
大いなる年月に

今ここにありて
身の程の知らずを
伏して
伏して
お詫び申す

天(あめ)
地(つち)

その意を合わせたるをもって
うましえる
この地球(ほし)の
いのちのめぐりを
絶ちて
久し

いにしえよりのことわり
忘れたるは

人の心の
あさはかに
つきたると
誠心(まことごころ)に
うけいれ
今 ここにありまする

神々の御心
今再び
われらと共に
在(あ)らせ まつらくを
願いてやまぬ

この胸のうちより
神々にこそと
伝う(つとう)こと

伏して
伏して
願いつつ
祈りたまいなん

神々の意
のりませて
新しき御代(みよ)の
始まりを
賜われまする時を

かつての人心にあらぬ
誠心より
願いたてまつります

4. 祝詞 西上佳予子

【祝詞】 

光のりませて
伝うことを
おろがみて
ひびかせたもや

いくえにも
重ねたる
コト トキ に
その御心
はかりしれず

何 もちたとて
あたわざること
三重に八重に
きざみおりて

なおも
新しき御代
この地に
うましえんこと

意にそいて
ゆかんとす

かんながらたまちはえませ
かんながらたまちはえませ

5.神々とのご交流 高田弘子

6.個々に感じられるままに

国主淵が お鎮まりいただけ、お許し賜り
龍の宮居への扉(地の生命の循環)が開かれましたら

続いて 烏帽子岩神様に向かいて

この度のご報告は、ここまでとさせていただきます。
次回は、国主淵に吊り橋と遊歩道を作るために烏帽子岩を削った際、白蛇様を あやめてしまった まさに その岩神様に祭祀をさせていただきます。

●これまでの活動報告はHP:まつりぬしの活動報告 https://matsurinushi.com/category/report/ にてご覧いただけます。