第162回(Repeat)

信仰というかたち その十二
新しい時代になり事象が変化する

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年三月十八日 配信

:何田さん、もう時代は新しい時代に変わったのです。今までと同じことをしていては企業もお店もやっていけない。もうすぐ倒産する企業やお店が続出するでしょう。

能登:未来をしっかり見据えて生きないと、やっていけないということですね?

:そうです。今の日本の会社なんて悪いけれど、百年後にはほとんど残っていないですよ。今の時代に精神学をベースにした新しい産業を誰かが生まなければなりません。京都でいえば何田さん、京都の寺社仏閣でどれだけお札やお守りが売られていると思いますか? その寺社仏閣のお札やお守りにイコンシールを貼る文化を根付かせたら独占企業になるでしょう。頭を使いましょう。

昔は神社のお札やお守りは効果があったのです。でも、今現在は神社のお札もお守りにも効果がありません。それらにエネルギーが宿っていないからです。それを知らないで皆さん、神社に行って買われています。実はエネルギーのないお札やお守りにイコンシールを貼ると、お札やお守りが関係ある神様につながって、エネルギーを取り戻すのです。それは、すごいことだと思いませんか? 皆さんが持っているお札やお守りが本来の神様のエネルギーを取り戻して、働いてくれるのです。

何田:百円の小型イコンシールを貼ればいいのでしょうか。

:小さなお守りは百円シールで、お札くらいになると中型の三百円のイコンシールを貼ってください。イコンシールが神様と、神社やお寺と、お札お守りと、持っている人を繋ぐのです。神様業界が、それでよいといわれています。買った人も神社も喜ぶことを神様業界もお望みなのです。流行らせればいいのです。世界から京都へ人が来て、エネルギーのないお札もお守りも買って行きます。それにイコンシールを貼れば、神様のエネルギーが宿って実際持っている人が守られるようになるのです。これは精神学の実学です。世界中に、日本文化が広がるのです。やりがいがあるお仕事だと思いませんか?

何田:なるほどそうです。

:若い会員の方に、私がマンガを描いてと依頼している目的のターゲットは日本人ではないのです。

何田:世界の人々、外国の人ですか?

:そうです。実は日本人は恵まれすぎているからわからないのです。日本は恵まれすぎているから、いま何が起きているか? よく目を開いてごらんなさい。数十年前まで日本国内で強かった産業が全部、韓国と中国に取られたでしょう。強かった電機産業もほとんど韓国、中国、台湾の企業に移ってしまいました。電機業界で残っているのはパナソニックだけですが、それも中国に肩入れしてこのままでいれば、先行きはあやしいでしょう。

日本が三十年間経済成長しなくて、それでも現在のポジション(技術や経済活動)に留まっているというのは奇跡みたいなものです。でもここから先の時代はそれらの奇跡もなくなります。全部出てしまったからです。

何田:お金も技術も、優秀な人も、全部外国に流出してしまったからですね。

 :誤解をされては困るのですが、今の時代には「もう神様や仏様が救ってくださるという時代は終わりました」という認識を持ってください。神様、仏様が人間を救う時代はもう終わったのです。このことをしっかりわかっていないと、幸福にはなれない時代です。しかしそれは神様仏様を否定することでは全くありません。

能登さんが毎月されている、かみさまセミナーはいいですよ。ただわかっておいて欲しいのは、本物の神様方がおられるのは世界で日本だけだ、ということです。もう、神様や神々様に会えるのは、世界の中で日本だけになりました。この認識からスタートしないとダメなのです。

能登:毎月のかみさまセミナーでは、その人の光と闇のパーセントをお知らせしています。一般の人の参加も多いので、精神学のこととか、イコンシールの情報や効果もお伝えしています。

何田:積先生、質問です。ひとりひとりの人間の中に、神界・魔界・霊界があるのですか? それぞれが、持っているのですか?

:はい、あります。

何田:では、「私、霊が見えます」とか「神様とお話しできるのです」とかいう人同士は、実はお互い違う対象物を見ているのでしょうか? ひとりひとりの人間の中にそれぞれ神界もあって・・・…。

:人それぞれの中に、それぞれの神界はないと思います。神界(精神界)は、現実にちゃんと人の外に一つだけ存在しています。それは、その神界(精神界)とコンタクトできる人達の情報も共通しています。

何田:そうですか。では原因は霊界ですか?

:何の原因ですか?

何田:よく霊感が強い人達のお話を聞いていると、話がかみ合わないというか、食い違っているという現象をよく見かけます。つまり霊能の強いAさんは霊が見えてある霊がこういっているよ、といわれても、霊能者のBさんには霊も見えず、声も聞こえません。その逆も起こります。BさんのいっていることがAさんには確認できません。なにか一人の思い込みみたいに、自分の霊感が強いと思っていても、他人にはわからず、他人の霊情報も自分にはわからないのです。だからAさんもBさんもお互いわからないから、お互いの言う情報を否定できないで信じてしまいます。それらをお互いに半信半疑で。

:思い込み現象は、よく起こります。ただ一番注意して、知っておかなければいけない一つに、私は神様に愛されているといってペラペラしゃべっているほとんどの人は、それは魔界のデータです。普通の人には、神界と魔界の区別がつかないのです。私は昔から、この世は魔界とお伝えしてきています。