神を超えよ!仏を超えよ!

第128回

神様民主主義 その二
一神教の神様・ゴッドの時代

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年七月二十四日 配信

:自分の光が見えなくなった人間は、神も仏もあるものかになり、死んだら終わりになって、お金がすべてで、お金さえ、あれば、他の人間なんかいうことをきくという思考パターンの方向にいきます。多くの人が頭の中でそういうふうに思っているいまの時代は、この世が魔界だということです。日本の神道はこの内容を最初から皆さんに教えています。生きているあなたたちは、邪悪のかたまりですよ、って。あなたたちの悪い思いがこの世の中を悪くしているので、祓いたまえ、清めたまえと(日本語で)言葉にだして、最初の光を取り戻しなさい。そう、教えています。

何田:いま現在、私達ができる最短の方法、およびベストな方法としては、浄化と上昇によってたましいの闇を焼き尽くすことでしょうか?

:たましいにもう一度あらためて、光を宿すことです。たましいというのは、闇に覆われてしまうと、心という鏡があったとしても、この宇宙を映すことはできないのです。もっというと、精神世界すら映すことはできなくなります。そうするとたましいの成長がそこで止まります。人間のたましいというものは成長して、神様の世界に戻りたいというベクトル(方向性)を与えられています。それに失敗すると、はいさようなら、戻ってこられないからね、(がんばったけれど)しかたがなかったねということになって、終わります。

何田:自分のたましいが闇ばかりになって、死んだら闇ばかりの世界に行くことになって、戻って来られないって。

:何田さん、あなたみたいないい人のために、闇から戻って来られない人のために、命の書という、ちゃんと特別なものが精神学協会に授けられています。

何田:それで、光の宇宙にたどり着けるのですね。

積:命の書に登録された人のたましいは、 光の宇宙に、やがてたどり着けます。唯一の神様と、その人のたましいの約束(契約)になります。(何田注:命の書に登録された名前の人のたましいは闇の世界に行っても、地獄の底に行っても、呼び出され、もう一度、光の宇宙へ到着できるように再度チャンスが与えられます。)

何田:命の書というものは、非常に重要な存在です。

:ですからさっきの質問で、「積先生が伝える光の宇宙のことをいっている、他の人達もたくさんいますよ」というのは、神様業界のルールとしてね、一つの時代に、光の宇宙を伝える代理人はひとりでいいのか? ということです。正式の代理人はひとりです。ただし、光の宇宙のように似たようなことを知っている人達はいっぱい存在します。でもその人達が神様とちゃんと契約ができているのか? ということはまた別のお話になります。

何田:なるほど。光の宇宙の情報を知っている人でも、それを世の中にインターネットで伝えていても、神様と正式に契約ができている人は少ない、ということですね。その人達が正式な神様の代理人ではない、ということですね。積先生、自分のたましいの中の光の部分を見つめたら、神様とコンタクトができるのですか?

:たましいというのは、神様のわけみたまなのです。ですから最初は神様と繋がっています。人が生きている間に神様とつながらなくなるのです。だから、祓いたまえ、清めたまえになるのです。つまり、たましいの罪、穢れを常に祓い清めている状態で、たましいと神様とのつながりが維持できるのです。

何田:各個人が自分のたましいや神様と、常に繋がっていたらどうでしょうか。

:その人が神様とつながっていたら、他の人の言葉に左右されることはありません。

何田:ああ、そうなのですね。科学の原点も神様と共に。

:そうだよ。科学はなぜできたか? 科学の出発点は、人間が神様に会いたかったから生まれたのです。科学がとりあえず短期的に神様を否定したのは、一神教の神様を否定しただけです。一神教の神様・ゴッドというもので説明できるほど、この物質宇宙は簡単なものではない、ということです。この物質宇宙はそんなに愚かしいものではありません。ただし、ゴッドというエネルギー体は現在の地球の七十億人分くらいの人間のたましいを必要とするエネルギー総量を持っていたということです。

そのためこの二千年間、奪い合い、血まみれの暗黒の時代だったのです。

そしてゴッドの地球の歴史と、この二千年間の交通整理がすでに精神界では終わっています。その現実化がいまの地球で起きます。それが、「最後の審判」です。いまの地球で、最後の審判が起きますよ、とお伝えしているのです。

正しき人にとって、最後の審判は、自分が正しかったことを確認する、良き事なのです。人間は、最後の審判で、右と左に分けられます。それでお互いが、さよならです。闇の宇宙に行く人は、闇の宇宙の物語という、そこから先は別の次元で物語が始まります。闇の宇宙に行きたい人は、闇の宇宙に行けばよいのです。

何田:それは、光の宇宙に行きたいか? 闇の宇宙に行きたいか? は、自分の意識で選べるのですか?

:意識が選ぶというよりは、たぶん人の生きざま、つまり、行動によって、そちらの方向を選ぶのでしょうね。