神を超えよ!仏を超えよ!

第125回

地球のメカニズムは魔界 その三
知りたいことは、天に問いかける

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年七月三日 配信

:私の出発点をお話しします。私は子供の頃から、神さま、なぜですか? なぜですか? 神さまなぜですか? と、私は問い続けて大人になったのです。小さい時から疑問があれば、人の世に問うていないのです。人間の世の中で教えてください、ということをしていなかったので、あまり人間の学問に興味はないのです。神さまに問い掛けるのに何がいいのかなと思って、最初はキリスト教の神学をやってみようと思ったのですが、そこには答えはなかったのです。いろんな知識の範囲で調べると答えになるものがないので、ああこれはもう自分で答えを見つけるしかないなと考えたのです。そして到達したのが精神学です。それは、ある日突然、向こう(神さま)からきたのです。なぜきたかといえば、子供の時から問い続けていたからです。
 
何田:それまでは神さまからの通信はなかったのですか?

:なかったです。なかったけれど、「最終知識」に書いてあるように、やがて私の出番がくると信じていたのです。信じていたというくだりは確信ですらないのです。たぶんそれは私に刷り込まれていたのです。お役目というものは、たぶんたましいにそういう風に刷り込まれているものでしょう。それが、ある時期がくれば、スイッチが入るように、じつはたましいというものはプログラムされていて、仕組まれて生まれてきているということが真実です。それを人間世界の欲望だけの世界で人生を生きていると、たましいのプログラムにスイッチが入らないのです。

何田:ああ、そういうことでしたか! だから積先生は、天にたずねよとか、天に問いなさいといわれるのですね。

:だから、お金が欲しければお金が欲しいのですけれど、なぜですか? とか異性が好きなのですが、なぜですか? と、天や神さまに聞けばいいのです。やり方とか聞けばいいのです。教えてくれます。ちゃんとやり方や道を教えてくれます。

何田:積先生の出発点をお話しくださり、ありがとうございました。

:精神学を学んで、私についてきてくれる皆さんに元気が出るようなことをいってあげてくださいと、何者かがいっているので。
1、精神学を学んでいると悪い方向には行かなくなります。
2、たましいの刷り込まれた、(天や神さまからの)お役目がわかるようになります。
3、人間である自分を捨てること、たましいのプログラム(お役目)を実行することです。人間である自分を捨てたら、他人の悪口が痛くもかゆくもなくなります。
4、1,2,3,の先に新しくてよい日本国がつくれるのだったら、生きていた甲斐があるでしょう。
5、今の人の人生はたましい的にも、神さま的にも、人間としても、中途半端で死んで、何のお役にも立たなかったら、何のために生まれて来て、あんな苦労をしたのか意味がわからない、ということになります。
6、人間として苦労をしていないと、精神学を学んでこの世の中で働いて、次の時代をつくることはできないのです。
人間として生きることは、つらいことなのです。つらくていいのです。
7、つらかったら、あなたひとりで(天や神さまに)問い掛けなさい。必ず、答えが帰って来ます。

お説教じみたことをいいましたが、人生を死ぬまで耐え忍んでください。あなたの行動や言葉は記録され、死後、最後の審判で評価されるからです。

何田:積先生、ありがとうございました。

:人は、特に現在の日本人の人達は生きるという道を真剣に真正面に見据えて、よく考えて生きていかなければ、いけません。日本人の重要なテーマは、生きることがテーマです。もはや生き甲斐と何か、ではない、のです。生き甲斐でなく生きることがテーマということは、これに失敗したら地獄行きになるということです。

何田:生きる、ことを失敗すれば地獄に行って、成功すれば光の宇宙という永遠の喜びの世界に行く、とお聞きしました。
ということは、光の層、光の宇宙に行ける人はほんの一握りの人達だということになります。ほとんどの人は、自分が間違っていると思っていないからです。

:そうだと思います。それこそ予言された人達は、一厘(いちりん)なのでしょう。千人に一人もいかないと思います。
今の時代が終わったらば、次の若い人達には、このマイナスのエネルギーを地球上に残さない、というのが天の意志なのです。現在の地球はひとりひとりの人間が処理できるようなレベルのエネルギーではないのです。
ただそれは今の時代だけなのだと思います。次の時代からは、ひとりひとりの人間が処理できるようなエネルギーのレベルしか地球にはきっと残さない、のだと思います。そのために、精神学はあるのです。

何田:積先生が地球上におられる、ご存命の間にそれは芽吹くでしょうか?

:そのレールをつけるのが私の仕事なのです。そのレールはつくと思います。

何田:キーワードは、精神学でしょうか?

:キーワードは精神学ではありません。精神学は間違いなく将来的には一つの学問体系として定着すると思います。キーワードはただ一つです。「信仰」といってもよいです。それは、この宇宙には目的があるということです。