実家のかたづけ
2022年11月 24日
編集:日戸 乃子(ひと のこ)
使わなくなった生活用品で、あふれかえっていた実家。11月19日に、大掛かりなかたづけを決行しました。
それまでも、妹が地道に取り組んでいたのですが、なんせ物が多すぎます。今回は、その物を捨てられるようにまとめることを心掛けました。そして、十数年前に祖母が使っていた介護ベッドも無事解体でき、タンスなどもパーツにばらして紐でくくり、車に乗せられるようにまとめました。
家のかたづけは、作業への慣れとこれまでの経験値によって、格段に差が出ることがわかりました。
一日で、かなりの量のごみが区分されて、まとめられたので、まだ全部がかたづいたわけではないのですが気持ち的にはずいぶんと楽になりました。地域にある公営の塵芥センターに、ごみを持ち込む作業が残っていますが、以前は家庭ごみも粗大ごみも無料で引き取ってくれていましたが、現在はすべて有料になっています。ごみを捨てるにもお金がかかるようになり、「捨てることを考えてからでないと、うっかり、家具とかも買えないよね」と認識をあらたにしました。時代が変わることで、生活も大きく変わっていきます。祖母や母の時代は、前の大戦の記憶も残っており、高度成長期を経験したけれど、物のない時代のつらさも忘れられずに、物の処分が積極的にできない心理状態でした。
そのような人々が大半だったので、今では日本全国に『実家の片付けに苦労している子供たち』がいるということになります。そんな心理状態の親に育てられた子供たちの中にも、物が捨てられない人間が少なからずいます。
かくいう私もそうで、今回のかたづけで、実家の2階でみつけたムートンの敷物を「まだ使えるから……」ともったいない精神で持って帰ろうと考えていたら、家族から「長い間放置されていて、虫がわいているかもしれないような敷物は持って帰らないでね」とダメ出しをもらいました。そうだよね、敷物が欲しいなら、新しく清潔なものを買った方がいいのに決まっています。
そういうわけで、実家のかたづけには光明がみえたのですが、手伝いに来てくれた方が自宅に帰ってから「浄化と上昇」をしていたら、玄関を入ってすぐ左手の部屋に置いてあった日本人形らしきものが意識上に出てきたと報告してくれました。
↑エネルギーが残っていた琉球人形。ダークとライトのイコンシールを貼りました。
「何かエネルギーが残っているようだから、イコンシールを貼っといた方がいいわよ。人形は、けっこう厄介だからね」
ということで、まったく人形の記憶がなかった私は実家に行って調べてみると、たしかに琉球人形がいわれた場所にあります。顔もきつそうな感じに思えたので、ダークとライトのイコンシールを貼りました。このほかにも、実家の品物を袋にまとめてごみに出すときには、ミニでもいいのでダークイコンシールを貼ってから捨てた方がいいと助言がありました。それだけ、生活していた人間の思いが品物には、付着しているということです。
来週には、すこし遠方にある畑と、そこに茂っている桜の木、農作業用の小さな小屋の整理をします。
それらのご報告もさせてもらいたい、と考えています。
日戸 乃子(ひと のこ)