第4回

シンレイカイの情報収集、始まりました3

2022年6月 1日
編集:日戸 乃子(ひと のこ)

 

 

さて、大阪からの帰りに、心斎橋の地下街のお好み焼き屋で、お好み焼きを食べて帰ることにしました。

参加メンバーは私を含めて3人。

『大阪セット』(お好み焼き2枚、とん平焼き、焼きそば)というのをひとつ注文したので、3人で均等に分けて食べるのですが、焼きそばは3つに割れるとしても1枚のお好み焼きを3等分するのは難しくって、「いや、大きさで文句が出ないかな」とひやひやしながら、私が切り分けていました。

私の小さな心配は気がつかれずに、シンロジアで『小宇宙を更新しよう』を連載中の彼女が、「今日の亡くなった人(霊)の話に関連した体験だけどさぁ…」と話題を提供してくれたのです。

内容を簡単に説明すると、彼女の父親は数年前に亡くなったのですが、ある日仏壇の前に座っていたら父親の声が聞こえるようになり会話できるようになりました。その父親は長女の彼女に「お母さんを頼む。面倒見てやってくれ」みたいな内容の伝言を伝えてきました。

そこで彼女は、「お父さん、それは違うと思う」と、勇ましくも父親に意見したらしい。

 

いや、わかるわぁー。

私のところも、実の母親が死後に人を介して「あなたのことは何にも心配していない。お父さんと、妹の〇〇ちゃんの面倒を見てほしい」と伝えてきたけれど、はっきりいって私には不愉快でした。

父親はわかります。認知症が出ている父親はサポートが必要だし、私は彼の子供としてできるだけのことはしようと思っています。でもね、50歳を過ぎた妹の面倒まで、なんで私が見なければならないのでしょうか。妹もそれを望んでいるわけではなく、母親の勝手な目線と意見でしかありません。

私は、妹が生まれた時から「お姉ちゃんだから…」という枕詞とともに、ずっと姉としての行動を母親に求められてきたけれど、死んでまで母親の価値観と義務を押し付けられたくはありません。妹には助けが必要だと考えているのは母親だけです。妹はある面、私よりも現実的でしっかりしています。要するに、母親の中のデータでは、いつまでも守ってやらなければならない幼い子供のイメージに妹はなっているのでしょう。

しかし、その伝言を受け取った時に「死んだ母の言葉だから・・・」と、私は反論をせずに自分の心を抑えて服従の言葉を返しました。

「わかりました。お母さん。心配しなくていいですから」

でも、積年の姉妹間の不公平さへの恨みの感情とともに、割り切れないものがずっと残っていました。

お母さん、最後までそれですか…という思いです。

 

横道にそれちゃったけれど私と違って、目の前でお好み焼きをほおばっている彼女は、死んだ父親に異議を申し入れました。頭脳が理系の彼女にとって、理論的でない感情的な父親の言葉は承服できないものだったのでしょう。一人一人の人生は、責任も含めて最後まで自分が背負うものです。

さて、ここからは彼女の体験談なので、これが死んだ人の普遍的な法則になっているのかどうかは不明です。

そこを押さえながら、読んでください。

彼女曰く、死んだ人は目も見えないし耳も聞こえないから、生きている人に乗ってその人の目や耳を通して、現世を知るといいます。彼女の父親は彼女の目を通して書籍『最終知識』を読むことで、生前は伝えても理解されなかった部分を「お前の言うことはわかった」という回答で伝えてきたそうです。

 

そこでまた、私は考えてみました。

何田さんとの交流会に、なんであんなに大勢の無神論者霊界にいる霊が寄ってきていたのだろうって。

霊たちが来ていた理由はただ一つでしょう。

出口のないシンレイカイから、抜けていきたいということです。

霊界だった時にただ一つの出口として置かれていた『審判の門』は、今もあるのでしょうか?

たとえば、その門をくぐり自ら審判を求めたとしても、審判された結果が闇の宇宙である可能性は大きいのです。そうなると、死んでからも光の宇宙へとつながる方法は、ただ一つしか私は知りません。

今年3月に亡くなった義父は、10年以上前に精神学協会の『命の書』に私が勝手に登録しています。そのせいでしょうか、死んでからも割と自由に動けているようです。なんせ大阪まで来ていたんですから…。

積会長:「命の書に登録されていたら、まあ、向こう側の世界ではいわゆる特権階級だよね。今回死んでも、次へ生まれ変わることができるし、たましいに光を持っているから霊界(現在はシンレイカイ)でも知識を増やすことも動くこともできる」

わかりますか。たましいに光を宿すということは、死んでいても再び思考する力をとりもどすということです。

 

そこで私は、亡くなったあなたに、こう提案します。

「命の書が、現在では唯一の光の宇宙へ路線変更できる道です。

まずは自分のご家族に働きかけて、あなたの名前を精神学協会の命の書に登録してもらえるように努力してください。このシン・シンダラチャンネル内にも、命の書への登録リンクがありますからそこも活用できます。登録は一回してもらうだけで十分です。それで、あなたは光の宇宙の方向、左と右の分岐点で右へと進むことができます。

本当は、生きているうちにご自分でご自分を命の書に登録しておくのがベストなのですが、死んでからこの情報に出会った場合は仕方がありません。命の書は強力なので、登録されればあなたが地獄にいても救い出されます。ですから、まだ遅くはないのです。「最後の審判」がシンレイカイで行われる前に、家族に登録してもらえるようにがんばってください。登録には名前が必要なので、頼れるのはご家族か、もしくは親友というぐらいつながりの強かった方でないと成功は難しいです。

全力を投じて、登録してくれそうなご家族にアピールしてください。夢枕に立つもよし、脅すもよし、暴れるもよしです。もしかして亡くなったあなたが何か伝えたがっているのではないのかと気が付いてくれたら、もう一押しです。あなたのたましいの存在がかかっていますので、多少の暴走はしかたありません。やってみてください。それから、あなたが出会った出口を探している多くの皆さん(霊)に、命の書のことを伝えてあげてください。それが唯一の道なのだと…。

もしかしたら、あなたが今とりついているこの方が、このブログの文章を一緒に読んで、あなたを「命の書」に入れることを考えてくれるかもしれません。…そうなることを祈っています。

生きているとき善良だった日本人のあなたに、ふたたび再生のチャンスが訪れますように。   」

日戸  乃子  (ひと のこ)

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