神を超えよ!仏を超えよ!

第93回

精神の進化 その三
精神界のデータ

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十八年十一月二十一日 配信

何田:積先生、科学というものは神を解明するために生まれながら、神を否定するのが科学的といわれています・・・…。

:そうです。科学は神を解明するために、最初は生まれてきました。その後、唯物論が主流になり神を否定しましたが、今現在の科学は、私がいっている神に近づいています。前に私がいいましたように、エネルギーは意志を持っています。そのエネルギーには意志が存在する、ということを最先端の科学は認識しています。そしてそれを既に受け入れています。もうすぐ皆さんも現実に、実際こういうことだと実感してきます。知識は世に伝えてありますから。

何田:積先生、たとえばエネルギーに意志があるという知識を受け入れることで、脳と身体が変わり、その人は、超能力者(エスパー)になれるとか?  精神エネルギーで物を動かしたり、情報を交換したり、予知を知り、過去を読んだり、透視や遠い場所の出来事を知ることができたりと、なるのでしょうか?
ある人が、何かイメージしたものが現実にできあがるとか、でしょうか?

:人間が、イメージしたものを作ってきました。それが、人間の歴史というものです。人間、皆さんがイメージしたものが人間の歴史を作ってきたというのが、歴史を後世から観察し受け入れれば明らかです。だから、たとえば、ポスト石油エネルギー(石油エネルギーの次のエネルギー)を皆さんがそうだな、と思ったら、現実にそうなります。

何田:積先生、SF(サイエンスフィクション)や小説、漫画、アニメの作者は、作者の頭の中に天や神様が直接情報を伝えて、作品が出来あがるのでしょうか?  クリエイターや作家は神様と繋がっているのでしょうか?

:作者が神様と繋がっているかどうかは別にして、そういう時空があって、未来をキャッチする能力が作者の脳の中に存在するのかもしれません。未来をイメージする能力です、そう考えた方が理に合います。

何田:そのお言葉ですと自分から未来の情報を取りに行くイメージですが、よく積先生は自分でない(複数の)他の存在が、必要に応じて教えてくれるといわれています。教えてくれる存在がいるから、といわれていました。上昇すれば、未来や過去の情報や真実を、天や他の存在から直接信号が脳の中に入ってくるのでしょうか?  それとも、自分でその時空に取りに行くのでしょうか?

:データというものは時間の規制を受けないと考えた方が良いです。

何田:こちらの人間が願っているからデータを脳にもらえるのか?  それとも天や神様が上からその人間を観ていてタイミングがきたからデータを授けるのか?  どちらでしょうか?  言いたいことの主旨は、皆さんがよく上昇していてもよくわからない? といわれる言葉が多いからです。

:上昇していてもほとんどの場合、わからないことが多いです。わからなくても問い続けていたら、ある日突然ポコンと、あっ、こうかな! って、わかるのです。続けるのがカギです。続けることが必要です。一回や二回、上昇しただけで自分に必要な情報はもらえません。

何田:ああ、そうですか! なるほど、問い続ける姿勢が大事ということですか。楽をしようとしてはいけないですね。お聞きしたいことは心を入れ替えて、自分が変わったと自分で思っていても、熱い想いは一時(いっとき)では天に届かないということでしょうか?  自分の努力とか行いとかを変えれば、天や神様とコンタクトができるのですか?
それとも、自分から問うて天や神様待ちの状態でしょうか?

:まず、最初は、自分が行動を起こさないと何も変わりません。次に、上昇して、天に問い続けることです。すると、天や神様から答えが返ってきます。この繰り返しがとても大事なのです。私が小さい頃からやってきた方法だし、お釈迦様や、イエス様がおこなってこられた秘技です。けれど皆さんは実践しないのです。だから現実の時空に変化を起こせないのです。なぜ信じて実行し続けないのか?  自分も周囲も光によって、幸せになれる道がそこにあり、やり方も伝えているのに、そんなことは起こらないというかたくなな思い込みが邪魔しているだけなのですが……。でも、たまに奇跡は起きますよね。なぜでしょう。

何田:ああ、なるほどそうでしたか! よくわかりました。幸せのカギをいただきました。本当にありがとうございます。