光に繋がる愛情物語

第31回目

新生・島道鉱泉物語

2023年02月28日
語り:島道鉱泉四代目当主・能登はるみ

家屋をはじめとする、大沢岳や自然界の生き物は、島道鉱泉の代表的な象徴です。

2022年02月23日、島道鉱泉へ続く道のりで、天災に遭遇して、この世を卒業された何田匡史さん。
あっという間に、一年が経ちました。
彼が、愛してやまない島道鉱泉の環境を、生きているわたしたちが守り、発展させなくてはいけません。
今年は、新潟県から避難勧告を受け、やむなく島道鉱泉の場所を離れての暮らし。
まだ、まだ、何田匡史さんが、この世から肉体が無くなってから、辛く、悲しく、切ないことばかりが続きます。
ただ、わたしには、夢があります。
ですから、人間人界で困難や試練が訪れても、精神界で働ことの喜びが上回っていますので、あまり気にしていません。
冬の間は、立入禁止区域に指定され、じぶんの実家でも許可がないと入れない不条理で納得いかない現実を目の当たりにして、結果、何が起こっているかというと、島道の家屋破損の悲惨さです。
今年の春から、新しいメンバーが加わり、島道鉱泉の整理整頓が始まります。
辛く切ない現実はたくさんあり、雪崩の影響で、何田匡史さんの尊い命は失われましたが、現在は、島道鉱泉へ続く道の景色は、この世のものとは思えないほど絶景になりました。
何田匡史さんの命と引き換えに、得たものもたくさんあるという重大さをしっかり受け止めて前に進みたいと思います。
1人でも多くの方が、島道鉱泉に訪れていただき、ごじぶんの本来の役目に気づいていただくためのプロジェクトを推進してまいります。
そのための準備を、進めてまいります。
死後の世界に旅立たれた何田匡史さんに感謝しながら、そして島道鉱泉のためにご尽力くださる全ての存在に感謝しながら、、、
この世に生きているわたしと、死後の世界で活躍されている何田匡史さんの物語は、まだ、まだ、続いていきます。
今日ある命を大切にしながら、じぶんに関わってくださる方々に感謝しながら、与えられた環境を喜んで受け入れ、邁進していきたいと思います。
祈りの聖地で本来のじぶんへ・癒しのパワースポット島道鉱泉|新潟県糸魚川市(イトイガワシ)
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