光に繋がる愛情物語

第15回目

神様からのご褒美

2022年8月18日
語り:島道鉱泉4代目当主/能登はるみ

神を超えよ!仏を超えよ!の出版を控える最近、神様繋がり、天皇繋がり、見えない世界の話ばかりが集まって来ています。皆様は、口々に『何か役割があるのではないか、島道鉱泉を世に拡げたいですね』とおっしゃいます。

何田匡史さんは、わたしをこの世に残し、死後の世界へ旅立ちました。あれから、半年の月日が経ちますが、5月下旬、運命的な出逢いがありました。彼とは、島道鉱泉の有形文化財登録の決め手となった『高田瞽女(たかだごぜ)』の集会で、名刺交換をして、その後、時間を合わせて再会する事になりました。

彼と話をするたびに、何田匡史さんを思い出しました。真面目で誠実な人柄が重なり、わたしを辛くさせる時もありますが、ユーモアがあり冗談の通じる所は、わたしの気持ちを癒し和ませてくれました。

人の出逢いは不思議です。神様は、いつも、絶妙なタイミングでご褒美をくださいます。今日も誠心誠意を尽くし、ご縁を大切にして生きていきたいと思います。今日ある命は当たり前ではありません。今日も、何事もなく、元気でいられた事に感謝なのです。