第30回目

〜特別な天皇誕生日〜

2023年02月23日
語り:島道鉱泉四代目当主/能登はるみ

早朝、避難所の県営住宅を出て、旦那様と二人で、昨年、2022.02.23雪崩が発生した場所に出掛けました。

旦那様は、天災で亡くなった『何田匡史』本名・能登匡史さんを知りません。

でも彼は、いつも、わたしの匡史さん武勇伝の話を聴いてくれる器の広い優しい人です。

彼は、精神学協会のプログラム10を読み始めました。

23日を境に、彼の雰囲気が変わりました。

それまでは、お酒を飲むと豹変していました。

全く別人でした。

精神学協会プログラム10になり豹変が止まりました。

正気になれる旦那様になりました。

わたしの体調が悪かったのも結果オーライでした。

2月中旬から、頭と腰と背中に激痛があり体調不良だったわたしの介護をしてくれました。

会社の仕事もこなし、色々な方面の知識がある事を結婚してから知り、改めて天が繋いだ必然的で奇跡的な出逢いだという事を確信しています。

『脳ある鷹は爪を隠す』と昔の人はいいましたが、またに彼は、そんな感じのタイプです。

2月23日に軸を合わせ、ユー先生から体調を整えていただき、今日、旦那様に事故現場まで連れて行ってもらいました。

晴天で無風。空が青く。雲の白さが目に染みました。

空気が止まったような、この世に旦那様とわたしだけしかいないかのような錯覚の中、映像を撮影しました。

話をしながら、撮影を始めるとカラスも参加してきました。

だんだん鳴き声が大きくなり、そのまま遠くへ飛んでいきました。

そのあと、涙がたくさんたくさん流れてきました。

除雪してあるアスファルトにポタポタ流れました。

旦那様は『景色、綺麗だったね』と、わたしの泣き顔に触れず、車のドアを開け、車内へうながしました。

『よく撮れてるよ!』と満面の笑みで、こちらを向く彼の姿が、亡くなった匡史さんと重なり、また泣けてきました。

わたしは、一緒に行ってくれた旦那様に感謝しました。

と、同時に我慢している事も認識しました。

『まだ、まだ、泣き足りないんだ。無意識って怖いなぁ』と呟くと

『無理しちゃダメだよ。はーたんは無理しないで、じぶんが楽しい事してたらいいよ。』と旦那様。

何田匡史さんを知らない旦那様の直向きで無償な愛を素直に受け止めて、日々、やりたい事に専念したいと思います。

亡くなってからも、何田光使となった匡史さんが、ぬながわサロンのユー先生に『はるさんが幸せなら何も言うことがない』と伝えてきた時、ハッと気づいたことがありました。

我儘、気まま、思うままにしてくれているのは、今の旦那様がいてくれるおかげだと、、、

何田光使が、ユー先生にメッセージを伝えてくる時、気付かされます。

神と共に働く。

はたらく。

側を楽にする。

わたしは、わたしに関わってくださる存在を、旦那様を、家族を、志事仲間を、楽にしているのか。

じぶんの中の神性の波動を感じながら、今日も一人反省会をする。

今日、ある命を大切に。

今日、無事でいられた事に感謝を。

今日、恵まれた環境で生きられた事に喜びを。

ありがとうございました。

祈りの聖地で本来のじぶんへ・癒しのパワースポット島道鉱泉|新潟県糸魚川市(イトイガワシ)
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