第24回目

何田匡史さんと似ている主人

2022年10月20日
語り:島道鉱泉四代目当主/能登はるみ

大阪・ヴァグリエ、和歌山・神饌行器(しんせんほかい)小倉への旅。

主人に介護をしてもらいながら、色々な環境に身を置く暮らしは、何田匡史さんとわたしが計画していたプロジェクトでした。

わたしは、何田匡史さんから『誠実さ』と裏切らない姿勢を学びました。彼の裏切らない姿勢は、私の心をいつも清らかにしてくれました。その反面、愚痴や文句が絶えず、いつも肉体のどこかが不具合でした。

にんげんは、いつも、両極端な感情を持ち合わせ、周りに振りまいています。しかも、悪い方、悪い方に考えてじぶんじしんを苦しめてしまいます。じぶんだけ苦しむだけなら、まだマシですが、まわりにも伝わってしまうので厄介なものです。

主人も何田匡史さんと似ていますので、肉体がボロボロになっています。島道鉱泉に縁がありましたので、今は静養してもらいたいものです。

じぶんの気持ちと身体を大事にして欲しいと思います。