第33回

ミクニの現実化

2022年12月 29日
編集:日戸 乃子(ひと のこ)

 

今年、さいごの更新になるのですが、何を書くのか、これだというのが思い浮かばずに、ぎりぎりまで粘っていました。

来年の抱負というか、これからの残りの人生でやりたいことがカタチとして出てきたのですが、今の時点では資金も機会(お膳立て)もムリそうにみえます。うっかりしたら寿命も足らないかもしれないけれど、がぜん面白そうなので一応、能天気に目標にしてみるかというところまで設定してみようと考えています。

思い切っていえば、『ミクニのシティを創りたい』というのが夢です。

数年前になりますが、これからの人生をどのように過ごしたいのかと考えて、浄化上昇していた時に頭の中にでてきたのが、こちらの言葉と希望でした。要は人なのです。私は、残りの人生で一緒にいたい、または一緒に働きたい人間は、どんな人間なのかと考え、その人間と出会うためにはどうすればいいのかと、考えてみました。

 

これまでの人生経験で、付き合いたくない人の傾向ははっきりと絞られてきたので、その特徴を持っていない人とつながっていきたいのですが、そういう方は少数です。そして、距離的に離れていてもいいですが、できれば集まってつながって、次の文明の特徴を持った『ミクニ』と形容された地域を実際に作ってみたいのです。シティは街(または市)という意味なのか、また別のお金に関する意味があるのかはわかりません。光の経済も内包した一つのモデルケースが創られれば、それは瞬く間に、日本中に広がっていくことでしょう。そこには、人間の死へと続く生活や、子供のころから精神学を学んでおくことで、自分の能力を早期に起動できるなど、現在とは異なる死生観と人間の可能性を背景にして暮らすようになれば、そこから生まれてくるものは、まったく違ったものになりますし、身体と意識にも反映されて実際に変わってきます。

もう、今の文明の中で、健全に生きていくのは限界なのです。

私という存在の根を考えてみて、「この希望はどこから来たのか?」という疑いもあったのですが、相変わらず「面白そうだ……」と考えている私がいることから、風呂敷はたたまずに広げておくことにします。

2023年、大きな変化の中で、少しでもミクニが構築できるように働きますので、どうぞよろしくお願いします。

 

日戸 乃子(ひと のこ)