思考の先へ その二
光と闇の関係2
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年十二月二日 配信
積:自分の光が見えなくなった人間の思考は、神も仏もあるものかになって、死んだら終わりになって、お金がすべてで、お金さえ、あれば、他の人間なんか自分のいうことをきくという方向へいきます。多くの人の頭の中がそういう思考パターンのいまの時代は、この世が魔界だということです。日本の神道は、この内容を最初から皆さんに教えています。生きているあなたたちは、邪悪のかたまりですよ、と。あなたたちの悪い思いがこの世の中を悪くしているので、「祓いたまえ、清めたまえ」と日本語で言葉にだして、最初の光を取り戻しなさいと教えています。
何田:いま現在、私達のできる最短の方法が、ベストな方法としては、浄化と上昇によってたましいの闇を焼き尽くすことでしょうか?
積:たましいに、もう一度あらためて光を宿すことです。たましいというのは、闇に覆われてしまうと、心という鏡(かがみ)があったとしても、この宇宙を映すことはできません。もっというと、精神世界すら映すことはできなくなります。そうすると、たましいの成長はそこで止まります。人間のたましいというものは成長して、神様の世界に戻りたいというベクトル(方向性)を与えられています。それに失敗すると、はいさようなら、もう戻って来られないね、がんばったけれどしかたがなかったね、ということになって、終わります。
何田:自分のたましいが闇ばかりになって、死んだら闇ばかりの世界に行くことになって、もう戻って来られないということですか。
積:何田さん、あなたみたいないい人のために、闇から戻って来られない人のために、命の書っていう、ちゃんと特別なものが精神学協会に授けられています。
何田:それで、光の宇宙へたどりつけます・・・。
積:命の書に登録された人のたましいは、 光の宇宙に、やがてたどりつけます。という唯一の神様と、その人のたましいの約束(契約)になります。(何田注:命の書に登録された名前の人のたましいは闇の世界に行っても、地獄の底に行っても、呼び出され、もう一度光の宇宙へ到着できるように、再度チャンスが与えられます。)
何田:命の書というものは、非常に重要な存在ですね。
積:ですから少し前の質問で、積先生が伝える光の宇宙をいっている他の人達もたくさんいますよ、というのは、神様業界のルールとしていえば、一つの時代に、光の宇宙を伝える代理人はひとりでいいのか? ということです。正式の代理人はひとりです。ただし、光の宇宙のような似たことを知っている人達はいっぱい存在しています。でもその人達が、神様とちゃんと契約ができているのか? ということは、また別のお話になります。
何田:なるほど。光の宇宙の情報を知っている人でも、それを世の中にインターネットで伝えていても、神様と正式に契約ができている人とは少ない、ということですね。その人達が正式な神様の代理人ではない、ということですか。では、積先生、自分のたましいの中の光の部分を見つめたら、その人は神様とコンタクトができるのですか?
積:たましいというのは、神様のわけみたまなのです。ですから最初は神様と繋がっています。最初はね。人が生きている間に神様とつながらなくなるのです。だから祓いたまえ、清めたまえになるのです。つまり、たましいの罪、穢れを常に祓い清めている状態で、たましいと神様とのつながりが維持できるのです。
何田:各個人が、自分のたましいと、神様と常に繋がっていたら・・・…。
積:その人が神様とつながっていたら、他の人の言葉に左右されることはありません。
何田:ああ、そうなのですね。科学の原点も神様と・・・。
積:そうだよ。科学は、なぜできたか? 科学の出発点は、人間が神様に会いたかったから生まれたのです。科学がとりあえず短期的に神様を否定したのは、一神教の神様を否定しただけです。一神教の神様=ゴッドというもので説明できるほど、この物質宇宙は簡単なものではない、ということです。この物質宇宙は、そんなに愚かしいものではありません。 ただし、ゴッドというエネルギー体は現在の地球の七十億人分くらいの人間のたましいを必要とするエネルギー総量を持っていたということです。そのため、この二千年間は、奪い合う、血まみれの暗黒の時代だったのです。そして、ゴッドの地球の歴史のこの二千年間の交通整理が、すでに精神界では終わっています。その現実化がいまの地球で起きます。それが、最後の審判です。いまの地球で最後の審判が起きますよ、とお伝えしているのです。 正しき人にとって、最後の審判は、自分が正しかったことを確認する、良き事なのです。人間は、最後の審判で右(みぎ)と左(ひだり)に分けられます。それで、お互いさよならです。闇の宇宙に行く人たちには、闇の宇宙の物語という、そこから先は別の次元で物語が始まります。闇の宇宙に行きたい人は、闇の宇宙に行けばよいのです。
何田:それは、光の宇宙に行きたいか? 闇の宇宙に行きたいか? は自分の意識で選べるのですか?
積:意識が選ぶというよりは、たぶん人の生きざま、つまり、行動によって、そちらの方向を選ぶのでしょうね。