地球のメカニズムは魔界 その一
お金を崇める人間
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年六月十九日 配信
積:精神学は、宗教を否定していません。過去の宗教によって、現在の地球は規定されているからです。そして聖書によって現在の地球上のマネーの概念が規定されています。そのことを勉強しないで、自分達が優れているから問題を解決できるというのはないのです。全部、理屈の結果だからです。
何田:ああ、なるほど、そうですか! 聖書で世界の神様が、私はねたむものであるといわれました。世界の神様は…・・・。
積:世界の神の成れの果てが、現在の世界経済なのです。その、私はねたむものの、たましいを受け継いでいるから地球上にこれだけ、ねたむものばかりになっているのです。現在の韓国を見てごらんなさい。日本をねたんでいるのはなぜです。普通の日本人には解らないだろうけれど、彼らにとって日本はねたみの対象なのです。日本が持っているものは、何でもほしいのです。
何田:それは、韓国の政治や社会システム、そして経済なども、すべてが苦しいからですか。
積:それは、自業自得でしょう。自業自得ですが、彼らは自業自得を認めず、それも含めてすべて日本が悪いといって、全部の責任を日本が取るべきだ! という、頭の構造です。
何田:国家の発想と、国民の発想は、似ていますでしょうか。
積:民族国家の発想は、多くの場合、国民も同様になりますね。たとえば、ねたむものでいうなら、同じ発想を多くの日本人もやっていて、その中の一部の人が精神学協会を外から見て、何かわからないが宗教みたいなことをやっているみたいに思っています。普通の人なら思っているだけですが、韓国の人と同じように、声を上げる人がたまにいます。それが、ねたむものであることの証明だとも知らずにです。でも、そのねたむものの人類の時代は、もう終わるのです。
何田:そのねたむ人類の時代の終わりは、そこまで来ていますでしょうか? 光文書に積先生が書かれたということは・・・…。
積:もう来ています。到来しています。終わりです。はっきりいって現在の日本の三十歳代以下の人は、あまりねたみの感情はないのではないでしょうか。ねたむ人をみて、バカじゃないと思って見ているのではないでしょうか。
何田:若い人の方が賢いですね。昔のことを調べて知っておく、ということは大切で、良いことです。
積:昔のことを知るというところに、私がいっている本当の人間精神の文明史的な意味において、歴史というものは存在しているのだという立場を忘れたら、現在の自分を正当化するための歴史のねつ造を頭の中でやってしまいます。現在の中国や韓国がやっているのは歴史のねつ造であって、歴史の再発見ではないのです。
何田:有名絵画の上から、絵を補修するために描き込んで・・・。
積:ねつ造して、失敗する人ね。
何田:日本人はねつ造をしてはいけない、ウソをついてはいけない、と規制がかかっていますか?
積:規制がかかっていない人達が日本には半分以上いるでしょう。現在のマスメディアをみても、そうじゃないですか。もはや、うその塊です。
何田:うそのマスメディアを支持する読者が存在する、ということでしょうか?
積:(支持層は)関係ないですよ。文明的にいうとね、現在のアメリカはある時に、何ものかに買い取られたのです。日本も同じなのです。日本は戦争に負けたことによって、何ものかに買い取られた運命を今、享受しているのです。そこに国民は関係ありません。何田さん、国民を信じるなんてことは精神学では一切教えていません。
何田:国民の意識が変わったら、国民の意識が正しく目覚めれば、正しいものを国民は選ぶと思うのですが・・・…。
積:そうです。けれど国民の意識をどうやって変えるのですか?
何田:積先生、どうやって国民の意識を変えましょうか?
積:だから、これから政治の季節がくるよ、と私はいっています。それが政治のお仕事なのです。政治が正しく機能するためには、それこそ、この日本国というものがこの目的のためにつくられて、この目的のためにこういう歴史を歩んできて、不思議な事ですが日本国はこれだけの世論操作をされていながら、一方で健全な精神性をある程度の人達が保持しています、という状況の背後には、大きな意志があるということを人に伝えるしかないです。そこに宗教的説明は一切、必要ありません。
何田:アメリカを買い取って、日本を買い取ったものとの、対峙はできないのですか?
積:対峙しています。すくなくとも、精神学は対峙しています。対峙していますが私がまだ彼らの暗殺目標になるほど有名ではないので、その日、その時の用意は進んでいます。この日本の知が一般に世に出れば、彼らにとって脅威となるでしょう。それでどうなるかは、わかりません。
何田:国を買い取っているものたち、何ものかは、栄枯盛衰はないのでしょうか? 時間が経てば役割を終えて、歴史の舞台から衰退し、退場するのでしょうか?
積:だから、意識のエネルギーが変われば、それは事象化します。現在の地球は魔界なのです。魔界の主役は魔王さまなのですが、現在の地球全体が魔界のメカニズムなのです。わかりやすくいうとお金(マネー)を崇めて、お金(マネー)しか崇拝していない人間がいっぱい存在しているということです。お金(マネー)がもらえるのだったならば、いくらでも悪魔と契約します、という人間ばかりでしょう! いまの時代は、その彼らが行く地獄を用意している時ともいえるのです。
何田:日本人はあからさまには、お金(マネー)が第一優先といわないですが・・・。
積:そりゃ、日本人はまだ恥ずかしいというところがあり、まだ少しは、本質はお金(マネー)ではないという人が残っていますが、中国とかアメリカに行けば、お金(マネー)信奉者がほとんどでしょう。この世の中でお金(マネー)がもらえるのだったら、私はいくらでも悪魔と契約します。この世の栄華だけでもいいから是非、私にください、という人間ばっかりの地球なのです。たぶん、教会に行っている人達も神様に同じお祈りをしています。神様、私にお金(マネー)をくださるのだったら何でもしますって。それは神様に祈っているのではなくって、その祈りが伝わる先は悪魔さまです。