第99回

闇の処理 その一
多重霊構造

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年一月二日 配信

明けましておめでとうございます。新しい日本と人生の覚醒の年の二千十九年。
皆さまと共に、たましいの成長と精神の進化に貢献し、光の宇宙へ迎え入れられるように、日々、天に祈りをささげつつ生きて、そして死を迎えることができる記念の年になりますように。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。何田匡史

:現在の日本社会は、「光の宇宙」を知らず、「命の書」の存在を知りません。その結果、死者の霊が生きている人に取り憑いたり、身体の中に入ったりして、多重霊構造になる人が増加しています。そうなると、自分で自分の言動や行動を統一したり、制御ができなくなります。そして、医学や社会はその原因を解明できていないのが現状です。この時代、すでに日本社会の状況は逼迫していて、気づかないうちに 、多重霊構造のご当人とご家族や周辺の人は、苦しむ生活を送っている人がどんどん増えています。死者の霊も、生きている人間も、本当の答えを、問題解決にいたる正解答を求めています。人間のたましいは、その知識を切望しています。実は、その答えは日本にしかなく、精神学・光の宇宙・命の書という言葉を検索すれば、それらが救済キーワードとなって、正解答に導かれるように天は配剤しています。

何田:多重霊構造の人は、霊の名前を命の書に登録してあげればスッキリできるのですが・・・…。

:ほとんどの場合は生きている人が、命の書という言葉を知らないから登録ができないのです。でも、現在の人間の身体というのは、そういう霊や神や魔というエネルギーを受け入れられるキャパシティー(許容量)を持っているのです。人間の小宇宙の中に、そういった意識を持つエネルギーがこれから、ますますいっぱい入ってきます。

何田:多重霊構造の人はひとりの身体に幾つもの人格が現れるのでしょうか。

積:そうです。それで当然、頭もおかしくなるし、身体もおかしくなるし、とても苦しく、しんどいのです。それも周囲の人にわかってもらえないからご本人はとてもつらいのです。

何田:なるほど・・・…、自分以外の原因で苦しいのはつらいです。

:でも、それってすごく素晴らしいことなのです。神様を追体験ができるからです。

何田:えっ? 積先生もう一度、お願いいたします。神様を追体験・・・…?

:ひとりひとりの人間が神様を追体験できるということなのです。これはとても素晴らしいことですよ。(「最終知識」が出版される前、二千六年十二月二十五日刊行まではそれはなかった)今、多重霊構造の人は、苦しいですが神様を追体験しているのです。霊や神様や魔のエネルギーが自分に入ってくるということはね(エネルギーには意志があり記憶があるから)、ひとりひとりの小宇宙の中に、多くの人間、神様、魔の記憶が入ってきて、その経験された歴史が追体験されるからです。「あっ、こういうしくみで自分は生まれたのだ!」「自分は審判の容器だった!」 ということがわかった時に、その人は神様の代理人として、この世に生を受けたということが理解できます。私は神様の代理人なので、ここで「最後の審判」の実行者として行動します、と自ら宣言できるようになります。

何田:「最終知識」の書籍に、身体は光の宇宙への乗り物という意味で記述があったと思いますが、そういうことでしょうか? すごいことですね!

:そうです。人間の身体というものはそれができる潜在能力を持っています。身体があってきちんと能力が開花されれば誰でも、私(積先生)になれるというのが私のテーマです。それを人にお伝えしています。もちろん、能力の差はあって、今のあなたたちにはまだ無理かもしれないけれど、原理的にはそうですよね。そうでしょう。同じ身体を与えられて、この世の中で、同じ情報を与えられて生きているのですから。みおやさまが、人間世界に降りられたことによって、人間のひとりひとりのたましいは、みおやさまのデータを反映するようになりました。みおやさまのデータの中には、「最終知識」のデータが入っています。いま生きている人間が、「最終知識」を読んだことがない、といったとしても、その人のたましいの中はもう既に、「最終知識」の後の情報になっています。

何田:えええっ! 「最終知識」を読んでいなくても、知らなくてもデータが無意識にでしょうか?

:神様業界の存在は皆様、「最終知識」を知っています。また、光の世界に引き上げられて神格を与えられたものが、その時点で「最終知識」を知っているということも起きています。ということは、「最終知識」のデータがすでに、たましいに反映されている、としか説明がつかないとなります。つまりすべてのたましいに、「最終知識」のデータが在る、ということです。「最終知識」は、神々が参加してつくられたものですから、参加した神々はそれを知っているわけです。

何田:あああ! そういうことでしたか。みおやさまと、たましいと最終知識の関係は、そうでしたか!  あの積先生、誰でもみおやさまとコンタクトできるということはどうしたらいいのでしょうか? という問いの答えは誰でもみおやさまを求めれば、できるということでしょうか?

:私たちのたましいの親なのですから、本来なら誰でも、みおやさまとコンタクトできます。いまの日本で、みおやさまに近づくのに一番良い場所は、きっと伊勢神宮です。日本の神界の中で、伊勢神宮が最高神だからです。みおやさま神社というものがないでしょう。だから、みおやさまに近づくのには伊勢神宮が一番良いでしょう。