二十世紀の予言最後の審判の始まり その三
ルーツが同じでは解決できない
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年六月十日 配信
何田:積先生、もう一つ質問です。闇は光を求めたのに、光がきたら闇は逃げ出した、と「最終知識」に書いてあります。
積:そうです。そうでないとこんなに時間がかかる理由がないです。
何田:そうだったのですか! なぜか興奮してか今、身体がとても熱いです。闇は自分が求めたのに、光がきたのを見たら、自分は怖くなって逃げ出したなんて、おかしいですよね。
積:怖くなって逃げ出したうえに、宗教的にいうと、ついでに、そのやってきた光と似たようなものも、(闇は)作ってみたのです。
何田:闇は外からやってきた光が怖いから逃げ出して、光と似たようなものを闇は作ってみた、ということでしょうか。
積:だから、結論から言うと、地球由来の光では悪魔の始末はできません。だって同じルーツ(物事の根元・起源)なのですから。
何田:地球文明は今回の地球で六回目。五回滅んで六回目の地球が現在進行しています。「最終知識」にそのように書いてあり、結局、悪魔対悪魔、魔王対魔王、神対神、神対悪魔、神対魔王、の戦いによって、それぞれの地球は滅んだと記述されています。現在の地球も結局、アメリカと中国が戦っていて、ルーツの根っこは同じものです。いつの時代にも戦いがあって、地球が犠牲者になって、また滅ぶかもしれませんね。
積:いま、日本国内でアメリカ側に立っている勢力が、日本では保守といわれている人達です。一方、日本国内で中国側に立っている人達は、日本では革新と呼ばれている勢力です。どちらの出発点も、一神教の変革期にルーツがあります。つまり、同根。日本社会が、いま現在の地球を映しているのです。
何田:「最終知識」の本にある神対魔王の戦いみたいに、いつの時代にもこの宇宙から生まれたものは同族同士の戦いをして全部滅びるのですね。結局、共存共栄の道はなく、戦いや争いをして相手を殺して、自分の存在や願望を達成したいわけですね。人間の祖先の神や神々、悪魔や魔王達は戦いが好きだから、人間同士もまた戦ってしまうのでしょう。結局、歴史は繰り返される、ということでしょうか。そうすると、いつまでも決着がつかないのではありませんか?
積:それは違います。決着はつきます。
何田:着くのですか?
積:私が生きている間に地球上での決着がつくようになっています。それの象徴がいまの共産党が支配する、中国です。この中国の崩壊が引き金になって、人類の覚醒に地球を向かわせるのです。
何田:それは聖書や、「最終知識」に記述のある「予定された未来は神にすらわからない」という言葉のことなのですか?
積:はいそうです。神にすらわからないことの答えを、私はもう知っているので、「神の時代は終わった」とお伝えしているのです。
何田:ああ、そういうことでしたか!
積:こういうことだったのかって、「最終知識」と光文書を詳細に読んでもらえば、私のお伝えしていることがよくわかると思います。
何田:積先生。あの、マンガの「ホーリーゴースト」の冒頭に書いてあるように、積先生は積先生をつかさどる存在様から「先に全体(宇宙)のフレームにとなるデータを見せておく」といわれたのですよね。その次にそれを見て積先生は、「こんなこと他の誰もわからない!」と、書いてあります。
積:その誰もわからないだろうという内容を、皆さんにもわかる時代が始まったのです。それが二千二十年なのです。
何田:えっ! 始まっているのですか!
積:始まっていますよ。世界で、日本で。私がいっていることを理解できている人はかなりの数でおられます。
何田:そういうことですか。積先生が旧人類と新人類に分かれるポイントがあるといわれていたのはこういうことだったのですね。
積:そうです。そういう覚醒した人達が現在科学の延長上に、たとえばフリーエネルギーというものを作り出すでしょう。そうなれば、地球のエネルギー問題は解決するのです。ただし、エネルギー問題が解決した地球に、現行の人類が生きている価値があるのか? ということになります。
何田:エネルギー問題を戦いでしか解決できない人達には、フリーエネルギーは自分の存在意義を失うことになると思います。そう考えると、旧人類の人達は受け入れられないでしょう。
積:だから、きっとその前に、裁き(さばき)があります。だって、宗教は約束しているのです。そのデータを伝えるために、今日まで宗教は保存されたといってもいいくらいです。「やがてあなた方は裁かれます」のあとに、「値なしにすべてのものが与えられる世の中で生きるようになります」と記述されています。要するに、お金なんか必要がない世の中に、あなた方はやがて生まれるようになります、というのが、すべての宗教の最終的伝達です。それは審判のあとの世界はそうなる、と伝えてきているのでしょう。
何田:そうです。すべての宗教に伝わる未来世界予言は、一、世界は審判される。二、戦い、争いのない世界がおとずれる。三、欲しいもの、望んだものはすぐに手に入る。つまり、共存共栄の、御国の到来、またはミロクの世の到来を予言しています。
積:そうなるのです。ということはいま現在、お金に頭を下げている人達は地獄に行くことになる、ということです。お金に価値がない時代がくるのです。本当に信仰のある人達にとっては、それが現実です。なんとなくわかっていただけましたか?