Mackeyの「命の書」通信

ジョブズ通信55「いつのまにやら一周年」

(12月14日収録)

 

Mackey:Steve…私重大なことに気が付いちゃった…

Steve:なんだいMackey。

Mackey:この通信…とっくの昔に一年五十二週分続いていたよ…!うそでしょ!

Steve:本当さ! It’s reeeeal!(拍手)

Mackey:でも特にお祝いとかないんだよね。それにしてもよく続いたよね、この通信。

Steve:毎回君がテーマに頭悩ませていたの、僕は知ってるからね。

Mackey:わちゃわちゃ毎回雑談してただけなのにねぇ。とりあえず今日も始めましょうか。

 

ジョブズ通信55「いつのまにやら一周年」

 

Mackey:…ところでふと思い出したんだけど、AⅢ氏との次の鼎談っていつ? 今くらいのタイミングでって話があった気がしたんだけど。

Steve:年明けまではダメそうだよ。忙しいんだって。

Mackey:あれまぁ…。じゃあ1月にまた様子を見てやるとして。

Steve:ねぇ、君のSNSを見たよ。ボクのことを書いてたよね?

Mackey:Steveが同じ服を何枚も持って着替えていたって話ね。有名な話だったもんねぇ。

Steve:あれはほら、毎日何を着ようって悩む時間ほど無駄なものはないって思って、それで百枚くらい同じシャツを買ったんだよね。

Mackey:それはZENな発想で?

Steve:いや、めんどくさくなって。作務衣みたいなもんなんだよね、ボクからすると。作業ユニフォーム。

Mackey:…。あれだね。さか〇クンがハコフグの帽子被ってても、あまりにいつもその帽子をかぶっているから、もうそれが特に礼節的にも問題ないよねってなった話だよね。国会も認めたってあれだよね。

Steve:うーん、そこまでいくかどうかは分からないけど、まぁトレードマークを作るっていうのはキャラクター的にもアリな話なんだよね。いつもこの服装をしていたら君だってすぐ分かる。

Mackey:…。それって必要?

Steve:必要かどうかはおいておいて、君が毎日服を決めるのが苦痛だと思うのだったら、そうしてもいいんじゃない? でも、僕は、君は毎日服を変えた方がいいと思う。

Mackey:何で?

Steve:遠目に見ても分かる服って、結構きついんだよね。有名人ってパパラッチとかいるでしょ。ああいうのにまとわりつかれると大変だよ。

Mackey:どうして私が有名になる前提の話をしているの…。

Steve:ならないの?

Mackey:そんな予定は今のところないよ!?

Steve:じゃあ予定に入れておこう。ビッグになる。

Mackey:うそでしょ…。

 

Mackey:話は変わるんだけど。新しいものが出てくる時って、いろいろとものの値段が変わるよねぇ…。ダッキーコンピューターのパーツを集めるとき、いつも、これくらいかな?って見積を作ったときから値段が変動してたり、在庫がなくなったりしてるから、ため息が絶えないよ。安定的に在庫できるといいんだけど、そういうわけにもいかないのが難しいところかなぁ。

Steve:課題としては持っておかないといけないね。

Mackey:そうそう。ホワイトからの提案だと、よくあるタイプの発注が固まってきたら、その時点で見込みで二、三台決まった形のものを途中までベースで作っておけばいいんじゃないかって話だったけどね。

Steve:需要を見込んでの在庫だね。

Mackey:はけないと痛いけどなぁ。スペックもすぐに陳腐化するし。

Steve:(笑)そんな心配をしているのも今のうちさ。たぶん、一旦火がつくと大変なことになるよ?

Mackey:その時はしばらく人員とスペースがある東京に泊まりこむよ…。

Steve:ふむ、最初は居候、ホテル暮らし、ウィークリーマンション、なんでもいいけど、1ヶ月以上滞在するとなったらいよいよ引っ越しも視野に入れないとねぇ。

Mackey:大変すぎる…。

Steve:ボクもしばらくシンレイカイで仕事していて分かったんだけどさ、こういう時って、動く時は目の回るような忙しさで動くから、気を付けておくといいと思うよ。

Mackey:? 何かそんなことをSteveが実感するタイミングなんてあったっけ?

Steve:…君、この前のiPhone買い替えの話だって、悩んでいたところに一気に展望が開いたり、あれこれとラッキーな話が舞い込んだりしているじゃないか。君ほどラッキーであれよあれよと事が運ぶ人は珍しいと思う。

Mackey:精神学やってる人、あるあるなんだけどねー。普段していることへの天からのご褒美なんだと思っているよ。

Steve:奇跡のように物事が回る、か。君たちが一生懸命成し遂げたことが、いつかきっと、後世に偉大な功績として残る日が来ると思うよ。その時はボクがそら見たことか!やってよかっただろ!って笑って背中を叩いてやるからさ!

Mackey:うん、それつまり、私はその時死んでるってことだよね。あと70年ぐらい先でヨロシク。