「命の書に登録されたあとの話」
2025年1月16日
(1月15日収録)
マッキー:こんにちは。命の書通信のお時間です。本日もナンダさんと一緒にお届けしていきます。
ナンダ:はいこんにちは。ナンダでございます。
マッキー:前回命の書と最期の話をしたので、それに関連して、登録されたあとの人がどうなっているのか、という話をしようかなと思っています。
ナンダ:はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
マッキー:またしても卑近な例で恐縮ですが、うちの祖父の話をしようと思います。二十五年前に亡くなり、四、五年程前に命の書に登録しました。それ以来うちの祖父が何してたかっていうと……ずっと仏壇の中に居ました。
ナンダ:仏壇の中にお住まいだったんですか。ずっと!?
マッキー:ずっと。なんで? って聞いたら、うちの祖母のお迎え待機だそうです。まだまだ元気ですけどねぇ。で、祖母が今、先日親戚の方が亡くなった関係で、長期で家を空けているんですが……。同行して不在だった私が家に帰ってくると、祖父がね、真っ暗な家の中で、廊下の奥からふっと出てきた気配を感じたんですよ。で、「T(※祖母の名前)はどこに行ったんや?」って聞いてくるんですねぇ。
ナンダ:おお、それはそれは。
マッキー:(仏壇の中にずっと居たのに急に出てきてどうしたん……?)と思いつつ、とりあえず祖母が出かけていることを説明したんですけど。そこからどうやら自分は仏壇から出られるらしいとやっと気がついたみたいで、翌日、積哲夫ラジオの収録について来ました。どうやらこの命の書通信のことも分かっていたみたいで、ナンダさんにお会いしたかったんですって。
ナンダ:あ、そうやったんですか。マッキーさんのおじいさま。この前引き合わされた時、「孫がお世話になっております」って言われて、へ!?ってなったんですよね。お孫さんこっちに来てましたっけ?誰でしたっけ?って。
マッキー:あれー、説明してませんでしたっけー?
ナンダ:いえ、あんまり……。
マッキー:大変失礼いたしました。あれはうちの祖父です。お世話になります。
ナンダ:いえいえいえいえ、こちらこそ……。
マッキー:突然「孫が世話になっています」って言われたら誰のこと!?って焦りますよねぇ。頭の中で思わず死者の名簿めくりますよね、ハハハ。ということで、うちの祖父はシンレイカイで働くことにしたらしいです。ずっと暇だったので、祖母の命の書の登録代ぐらい稼いでくるそうです。ついでに孫のお小遣いも……なんて。百パーセント冗談ですが。怒るときは棺桶の中から飛び出して怒る夢を見せてくるので。祖父、コワイんです…。
ナンダ:ははぁ、そんな能力をお持ちなんですか。
マッキー:うちのご先祖方の主張が激しいのか、私の受信能力がそれなりにあるせいなのかは判然としませんが、ご先祖方は夢枕に出てきましたね。大伯父が亡くなって、その家にあった先祖代々の仏壇を閉じることになったとき、このままでは捨て置かれる!と私のところに助けてくれと救難信号として夢を見せてきたんです。遺影がある人は遺影の形で、遺影もないほど昔の人は仏壇の形で出てきました。まつりぬしの資格がある会員さんにお祀りをしてもらってからは、夢に出てくることはなくなりましたけどね。なので、命の書に登録されて、早々に去ってしまう人と、こちらに残って働いたり、まだ亡くなっていない人を迎えるために待ったりする人と、大まかには分かれるようです。スティーブ・ジョブズもしばらくこちらに居て通信やらしてくれましたけど、そのうち我慢しきれなくなって、命の書に誰かに登録してもらったのをいいことに転生しにいきましたからねぇ。
ナンダ:ああ、その後音沙汰とかありました?
マッキー:ないです! 今頃順調にいけば赤ちゃんですからね!(大笑)私がおばあちゃんになる頃にやっと若者として現れるんじゃないかなぁ。その時は遅いねぇ!って魔女みたいにヒヒヒって笑う予定です。ということで、そういう亡くなった方の夢を見たなぁと思った人や、思い出した人は、こうして命の書通信を見ているということは命の書に登録してほしいってその人が言っているということだと思うので、生前に親交があった方なら、ぜひ、登録してさしあげてください。
続く。
『いま、生きている人間のほとんどは、死んでいくべきところを自ら想定することなしに死んでいきます。』
『日本の死者のたましいは、行き場も知らず、祈りによっておくられるわけでもない』
今、日本にはこれまでの宗教的世界観とは無縁の、新しい霊界が生まれています。
あらゆる死者は行くべき場所も知らず、また、これまでのどのような祈りや弔いも無効化しているために、どこにも行けず、ただ暗闇の中にいるものがほとんどです。
あなた自身や、あなたの大切な人、尊敬する人の魂が、よきものとして歩むための、行く先を照らす光。新しい契約の形としての、命の書。その登録への窓口が、こちらです。