神を超えよ!仏を超えよ!

第86回

たましいの行く先 その五
再びの鎖国

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十八年十月三日 配信

何田:台風二十四号がそこまで近づいています。最近の台風は四国、大阪、京都、北陸、東北、北海道へ行くルートが多いです。私はこの前、神棚前で上昇していると、伊勢神宮に何らかの被害が出れば、それがスイッチとなって、次は地が動く、地が割れるという言葉が頭に浮かびました。

:伊勢神宮が被害を受けるかどうかは置いておいて、精神界のある情報筋では次は関東か、中京か、北九州か、の港湾か空港が台風でやられる、と聞きました。ここ最近の台風の天変地異は、天が日本を鎖国に導いているしるしだということらしいです。この前の台風二十一号では関西空港もやられたし、大阪港もやられたし、神戸港もやられたし、次は関東か、中京か、北九州あたりが危ない。この台風二十四号では中京地区から東に被害が大きいのではと考えています。

何田:そのお話の先は、いかがでしょうか?

:その先は、ある日、日本国と日本人の全体の潜在意識が、やっぱり鎖国の方が良いよね、という日がくることになると思います。

何田:九月五日の台風二十一号では、関西空港が一週間以上機能停止になりました。天の鎖国に導く働きがあっても、二週間以上かかるところを技術屋さん達が一生懸命直されて、一週間で回復させました。すごく賞賛されています。人間の力で、鎖国と反対の行動や認識が行われていますが・・・…。

:あれは関西空港が機能しなくなって、中国人のインバウンド、中国、韓国の観光客が激減して、そのままだと大阪経済が失速するからです。

何田:関西空港が停止して大阪は一週間、人がいなくなったらしいですね。

:それはもう、必死ですよ。

何田:ああっ、それで一生懸命直されて。

:大阪は現在、大ホテルブームだけれど、そのホテルもほとんどが中国の人、韓国の人の観光客で、その人達は関西空港へ安い飛行機できています。だから関西空港がなくなれば、中国の人、朝鮮の人のインバウンド需要が一気に無くなってしまうからです。京都もそうです。だから必死になって、関西空港を直しました。

何田:それでも日本国の意識は、鎖国の方向へ向くのでしょうか?

:向くと思います。神様的にはね。昔から、日本の国是は鎖国なのです。

何田:解りました。その方が良いと私も考えます。ただ、経済活動を最優先にすると、鎖国はしたくない方向になるのではないでしょうか?

:いや、経済活動を優先にしても、今から鎖国の用意をしておかないと、中国経済が崩壊したら、中国のインバウンド需要で持っている日本の産業は全部つぶれます。その心の用意をしておくべきなのです。少し先の未来が見えていることに対して、準備はとても必要です。中国だのみの経済を日本が行うと、日本まで崩壊します。

何田:経済雑誌のほとんどが、中国経済は近く崩壊すると書いてあります。でも、中国の人の数、市場規模等を考えても、これからまだ中国市場は発展するので、中国経済が行き詰まるとは思えませんが。

:いえ、中国市場はもう拡大していません。

何田:国も、会社や家の経営と同じで、借金して事業活動して、お金に換えて、儲けて、返金して、と同じようにしておられることでしょう。それがどこかで行き詰まる時がくるということでしょうか?  借金を返せなくなるとか・・・…。

:そうです。中国は現在、三千数百兆円(三千兆円以上)の借金があるといわれています。

何田:兆円の借金ですか!! 三千兆円以上の借金!

:そうです。中国のGDP(国内総生産)が約千二百兆円といわれています。日本のほぼ倍です。借金がGDPの三倍あって、自転車操業をしていて、それが行き詰まるのは目に見えています。それを中国が国家的に隠蔽しています。国家的に隠蔽することによってクラッシュ(潰れる、砕ける)の被害が大きくなります。結局のところ世界は、チャイナマネーによって運用されているわけではないので、チャイナマネーなんて現実的には、アメリカドルでしかないのです。そのアメリカドルをアメリカは中国にもうあげないよ、と行動しているのが、アメリカが中国に仕掛けた今の貿易戦争の正体です。ということは、中国にはもうすぐお金がなくなる、いや今でもすでに中国にお金はないといわれています。だから現在、日本の大阪、京都も、観光業界、薬屋兼雑貨業界(ドラッグストア)などが儲けて喜んでいるけれど、もう少ししたら観光客が激減するでしょう。また、大不況がくるかもしれませんね。

何田:現在、日本は株価がリーマンショックの時から回復して、株価がさらに高くなっています。

:理由は簡単で、アメリカの好景気です。アメリカの株価に引っ張られて、日本株価も上がっています。どちらにしろ、チャイナマネーの実体があきらかになると、世界経済もその嘘のマネーの正体が世界の皆さんにばれて、現在のシステムは崩壊するでしょう。ところで何田さん、「死んだらチャンネル」に経済のことを載せるつもりですか?  反対しているのではなく、死んだらチャンネルに経済のお話も載せますか?

何田:積先生がよろしければ、ぜひともお願いいたします。人生は、ひとりひとりが国家ですから、死んだらチャンネルは、生きる前、生きて、死んだ後までを精神学で説明して、考える場所にしていきたいです。ぜひ、他方面のお話もお教えください。すべての真実と仕組みを知らないと、人生が完了しないと考えるからです。どうか経済のお話も含め、掲載許可をお願いいたします。