5色ボールペン
2022年12月7日
語り:たずさえ社
弊社(警備業)は今、繁忙期真っ最中‼ ここ数日、野良仕事もせず警備業に没頭してます(^^♪
弊社の取引先に、創業百年を超える建設会社があります♪ 今までこれといったトラブルもなく順風に取引を継続しているお客様なのですが、ある現場(護岸工事)の工期が尋常ではないほど延期が続くことで、警備員の配置予定が大幅に変更されるといった事態が続いています♪
ある日、この現場を担当する弊社従業員が『社長、あの現場!祟られています!』との報告を受けました。
なんでも、堤防を掘削するボーリングのドリルが抜けなくて工事が中止となったり、機械の故障が相次ぐといった状況が続発し、挙句の果てには、掘削ドリルが折れるといった事故が発生しました。結果、この現場の施工計画が見直しとなり、工事自体が白紙になりそうなのです。経験上このような事態に見舞われたことは初めての事です。とはいえ、人身事故等に繋がらなかったことだけは幸いだったと思いました。
私はといえば、上記現場の煽りを受け、二名配置の現場を一名で、熟(こな)さざるを得ません♪
自らの現場を消化しながらも、上記現場の動向が、妙に気になるのです…♪ その日の昼休み、ボールペンを忘れたことに気づいた私は、備品を届けてくれた娘(事務担当)に、ボールペンを貸して貰いました♪
昼休みも終わり、現場に戻った私の元に娘から電話が入りました『さっき貸した五色ボールペン大切な物なので絶対返してね‼』と、やや強い口調で言われました♪ 訳を訊いたらこのボールペンは、上記建設会社の、亡き三代目社長の形見分けの逸品だったのです♪ 何故娘が持っているかと云ったら、娘の主人(婿)が上記建設会社の社員だからです♪
その理由を聞いて、不思議と心が落ち着きました♪ 故三代目社長との誼はもとより『命の書』に登録している方でもあるのです♪ その五色のボールペンを手にした私は、この度の一連の流れといい、一言では言い表せないメッセージが私の元に亡き社長から届けられたような気がしたのです♪
その夜、問題の現場の産土を探しました♪ 『石切神社』でした♪ 天気の良い日に詣でることにします♪
現場はseki水とsekisaltで清めさせていただきます♪
日が差しているときは、然程気にならない寒さですが、黄昏時にもなると、伊吹おろしに眉が上げる今日この頃です♪