向こう側からのメッセージ

第46回

 波動ってなに?

2023年5月 3日

 

岡山で行われている6回の波動教室を受講してから、波動について私なりにわかったことを、公開しようと思ったのですが、どうもきちんと説明できるまでには達していないので時期尚早だと実感して、いまは見送ります。ちなみに、今回体験した波動は、マイクロ波、VR(仮想現実)、アカシック、電脳波、5Gなど、ネット環境関係の波動でした。

波動が分析できる先生からは、「2週間ごとぐらいで波動が変化して強くなってきているから、身体に各波動を覚えさせることで、こちらが意識しなくても身体のほうが除去してくれるようになるから大丈夫です」というような説明でした。そんな速度で、波動環境が変化してきていたのかと驚いています。私としては、月が替われば「どうも違うな……」という感覚はあったのですが、もっと変化は多層になっていたようです。弱まらず、強まる方向で変化していっているのなら、どこかで大きな転換が起こるのかもしれません。それが、社会現象として形になって現れることもあるでしょう。

以前だったら、そういう災害の情報には敏感だったのですが、今はたとえば、地震であったり噴火であったり、経済的な失速で社会に大混乱が起こったとしても、それを見据えてから対処すればいいなと、割とのんびりと考えています。来るものは来るし、起こるものは起こるのですが、それは変化の途中の一部分でしかないので、大騒ぎする必要はないのです。

 

人間は、ある一定の年齢に育つまで、自分の精神の核を形成できません。

社会というものを知り、人間というものを知るまでに、二十年近くの歳月が必要になるのですが、とくに生まれてから10歳ぐらいまでの間は、非常に意識も不安定な時期だといえます。この時期は、人からもエネルギーを受けることが多くて、親や家族の中に精神学でいうところの人から発せられる『気』『念』『呪』のエネルギーの強い個体がいた場合、かなりの影響を受けます。また環境に安らぎがなくいびつな場合、常に緊張状態になるので集中力や学習能力に負荷がかかり、精神面での成長が遅れます。はっきりいえば、家族の中に根深いトラウマを持ったり、自己否定型やストレスをためている人間がいるならば、その人よりも力が弱い子供へと、その人からマイナスのエネルギーが言葉や行動として発散されることになります。受け手側の子供が、エネルギーに敏感な存在なら受け取った言葉や行動により傷つき、その傷は長年にわたって記憶の中に閉じ込められて、その人を苦しめることになるでしょう。分析能力のない、人生の序盤から過酷な成育のなかにあれば、能力を伸ばす以前に、最低限として自ら死を選ばないというギリギリのところで生きていくことになります。

私の人生も、前半部分は過酷なものが多々あり、「こういう環境でなければ、もっと自由で選択肢の多い豊かな人生だったのに……」と長年にわたって思ってきましたが、これがまったくの間違いだったということが、恥ずかしながらここ数年でわかりました。いやぁ、10代でこれに気が付いていたら、それから先の私の意識の向け方がまったく違っていたものになったと思いますが、まあ、いまに時点でも死ぬまで…または死んでもわからないよりかはかなりいいかな、と慰めております(笑)。

結論からいえば、私が介入できるのは、私の意識と行動のふたつだけなのです。

他人には、友人や、それがたとえ血がつながった親であっても子供であっても、言葉を尽くしても相手を変えることも説得することもできないということで、その上、相手が自分で処理できていない闇までも私がトレースする必要はたとえ家族であっても必要ないのです。それは、その人の問題であって私の問題ではないのですが、逃げられない状況(精神的に繋がった・密接な状況)で気・念・呪のエネルギーをぶつけられると、そのエネルギーに反応して延々と格闘してきたのが私の人生の大半でした。人間には、邪悪な面があります。自分が少しでも優位に、そして楽になるために、自分の意識内のマイナスエネルギーを、他の弱い存在に言葉や行動を通じて転移させることを、意識的に、または無意識的に行っているのです。そのカラクリが理解できなければ、人生の最後まで低い層の部分で情動を動かされて過去の記憶に付着したエネルギーに翻弄され続けなければならないのです。

ああ、こういうのが、これまで生きてきた人間の一生だったのだな、というのが、90歳を超えてもまだ自分の人生への不満を言い募り続けた家族の様子から、分析しました。そしてこの答えに、自分でたどり着くために、富でも名声でも栄華でもなく、ただただ私の人生の最初からどうしょうもなく私にとっては障害と負担にしかならないエネルギーを背負った家族が用意されていたわけで、愚直にというか、そのエネルギーの気持ち悪さから仕方なく向き合った結果、「そうか、これを抜けていくために、人生の最初に課題が用意されていたのだ」という結論に至ったわけです。まあ、私の実力では、10代に看破することは絶対にありえないし、器の小さい私なので死ぬまでに気がつけただけでも上出来だと思います。

物事への反応と、今後の行動を意識的に変えていくことを、目指してみようと思います。

 

◎波動刀(TAKE)

使わせてもらいました。よく切れます。※ちなみに、私の所有ではありません。

この他にも、FUTUが制作されるそうです。

ぜひ、ほしいです。光の剣(包丁)(^^)

日戸 乃子(ひと のこ)