5回目の婚姻届
2022年9月22日
語り:島道鉱泉4代目当主/能登はるみ
2月下旬、何田匡史さんが他界してから、辛く切ない日々を過ごしました。
いつまでも落ち込んでいられませんでしたので、わたしは、島道鉱泉の敷地内にある雪崩が起きた『大沢岳』と屋敷内の『お薬師さん』の石像に祈りを捧げるようになりました。島道鉱泉の聖地は不思議な場所です。祈りが叶い現実化します。ただ、どんな願いも叶えられるわけではない気がします。神の許可したこと正しい義を果たしていること自分勝手な、にんげん事の欲や情に対しての願いは現実化しにくいと思います。
5月、絶望に打ちひしがれ、未来を見失ってしまいました。
6月、悲しみが溢れてきて、島道鉱泉の場所から離れることばかり考えていました。
7月、じぶんの魂が戻り、もう一度やり直してみる気持ちになりました。
8月、運命的な出逢いの男性と共に生きていこうと決意しました。
9月、奇跡的な結婚を締結しました。
今回の結婚について、人の出逢いや付き合いは、じぶん次第で叶えられる事を改めて確信しました。日頃の行いや意識や気持ちは、知らないうちに蓄積されています。2日前から、腰回りが重くなり、痛みが出始めました。
『匡史さんが、亡くなってから、色々あったもんなぁ』と、感じています。
今は、主人がわたしの傍にいてくれて献身的な介助をしてくれています。彼の存在がありがたいです。いつまでも仲良く生きていきたいと思います。