神を超えよ!仏を超えよ!

第195回(Repeat)

波動の法則 その六
光の電子と闇の電子

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年十一月四日 配信

何田:積先生。私の意識に対して、光と闇の領域はどう作用しますか? 自分の意識が光や闇に出会った時、目の前にした時、どうなるのでしょうか? 光はエントロピーの収束方向、集まる方向でつまり、秩序化する方向へむかうもの。闇はエントロピーの増大方向、分散する方向でつまり、無秩序化の方向へむかうものということになります。では、私はどうすればいいのでしょうか?

:それが、光の宇宙と闇の宇宙にわかれるということです。

何田:では、私という意識は、光に行くことも、闇に行くことも、選べる、ということでしょうか?

:選べるよ。自分で選べるから、ほとんどの人は地獄に行くと、私は警告しています。皆さんが自分で地獄に行くことを選んでいます。選んでいるのですよ。地獄に行くことを、その生き方で、あなたのその生き方でね。

何田:選んでいるのですか? 自分から地獄に行くことを? 闇の中で生きることを? 選んでいるのに自分で気が付かないのですか? でも本人からしたら自分が地獄に行く生き方をしているなんて、露ほども思っていないと思います。私は地獄に行きたくないとか、私は闇が嫌いとかよく普通に話されます。でも、やっていることは・・・…。

:地獄への道を進んでいます。自分で死んでいく先を、わかっていないのです。でも、たましいはそれを知っています。

何田:精神学を学ぶと、身体に意識があることがわかります。その身体の意識は、光がすき、闇はきらいという性質を持っています。すると、人は光や闇に出会った時、その身体の意識の反応を、自分の意識でわかっていない、あるいはわかっていて見ないように避けている、逃げているから、わからないのでしょうか? つまり身体の意識のデータを意識化していないのでしょうか?

:意識化していないのではなく、現在の時点で、今の地球全体の地球を覆っている意識の層の問題です。だから、この世は魔界だと私がいっているのは、今の地球が、ある種の魔界の意識の層に閉ざされているからなのです。そのために、私たちは不自由だし、不幸だし、貧しいのです。わかりやすくいうと、たとえば今の中国共産党が支配する地球の中であなたは生まれたいですか? というお話しです。

何田:生まれたくないです。

:生まれたくないでしょうね。それが今、地球規模でいえば、共産主義というイデオロギーの中国と、一神教の神様的なアメリカという二つの国の対立になっているけれども、真実は二千年間つづいた一神教の文明の対立でしかないのです。共産主義というのは、一神教の鬼っ子です。共産主義=マルクス主義というのは、宗教家の息子のユダヤ人が頭の中で作った変な無神論なのです。

一方で、今のアメリカを支配している拝金主義も、ユダヤ教から生まれてきたようなある種の悪魔教です。お金がすべて。お金さえあれば地球なんか買える、お金があれば地球にあるもの全部を自分のものにできる、と思っています。その対立の中で、今の地球の中で日本文明というのが、それらとは全く別に、二千何百年続いてきた文明があって、これらは汎神論のようにみえるけれども、精神的な世界というものがこの世の中を規定しているのだよ、ということを日本の歴史は示しているのです。ですから、やがて世界は日本の歴史を学ぶようになるということが、すでに決まっています。神様と出会いたかったら、日本語を学ぶようになると、私がいっているのはそういう理由です。この知識は日本にしかないのです。その理由は神界語が日本語だったからです。というのが、神様業界の主張です。そう考えるとわかりやすいです。

そう考えると、いいですか? 次の科学技術の成果は、日本語脳を持っていなければ生み出せない。たとえばアメリカが持っているTR-3A、TR-3BというUFOみたいな、三角形の空飛ぶ飛行体で、西洋文明の科学技術はもはや行き詰まっています。新しいものや、技術はもう出てきません。中国が量子コンピュータを開発して世界中の暗号解読に成功したとしたって、中国が開発した量子コンピュータは所詮、中国共産党の頭脳しかないから、悪魔ですよ。やがて、今現在の人類の知識レベルを遙かに超えるような人工知能(AI)が生まれます。悪意の人工知能(AI)に対して、全く別の戦いがこれから始まります。

そのためにイコンデバイスが生まれたとしたら、おもしろいと思いませんか? ここから先は、電子にも光の電子と闇の電子があるかもね、という話になります。サイバー空間が、人間の精神状態にも、人間の身体の状態にも、相互作用を及ぼしていくので、地獄に行く人はますます悪くなっていくし、光の世界に行く人はますます良くなっていくはずです。