波動の法則 その四
運のよい人、運の悪い人
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年十月二十一日 配信
何田:積先生、キセキ(奇跡)には法則がありますか? 私は、小さい時から求めていました。「なぜ運のよい人と、運の悪い人がいるのだろう?」ということの答えを。つまり第三者目線で見ていても、ある人は危機や困難の時に上手く、タイミングよく、その人にとって都合の良い出来事が起こる人がいます。逆に私がそうだったのですが、運が悪くて、第三者からみても、危機や困難が重なったり、相談された出来事を背負い込んだり、タイミング悪く、自分にとって都合の悪い出来事が起こる人がいます。
それは、なぜですか? そしてそういう、キセキの出来事はある法則性を持って、だれでもキセキが起きるのではないか? と小さい時から考えていました。いかがでしょうか?
積:どっちが得か、といったら、普通の人は運のよい人だと答えるでしょうが、私は反対です。運が悪いということは、よいことなのです。運が悪いと、試練が多くなるわけです。すると、お勉強が終わるのが早くなるのです。
何田:お勉強ですか?
積:何田さんの場合は勉強が早く終わったとはいい難いですがね、ははは。
何田:そうですね。まだ天と、神様と一緒に働けていないので、結果が残せていないので、これからです。しかし、その前に、人生が終わってしまう前に働き始めないといけないです。
積:これは皆さんに、精神学協会の法則をシンダラチャンネルでお伝えしてください。私(積先生)から学んだ会員さんは、私が死んだ後で、他の人に精神学をお伝えするように作られています。それは天のプログラムで決まっています。その時に人にお伝えするだけではなく、精神学をきちんと指導する能力がなかったら、世の中よくならないでしょう。そのためには、人生は苦労していた方がよいのです。人生に問題を感じて、聞いてくる人に、私も同じように苦しんだのですよ、といえた方がよいのです。
何田:ということは、積先生に近づいて、精神学をきちんと学んで、理解しないといけない・・・と。
積:そうです。精神学をきちんと学んで理解しながら、現場に出て実践して、結果を出して、お金を稼いで、人生を豊かにしないと、つまり、あなたが豊かにならないと、人の指導はできないし信用もしてもらえない、ということです。精神学を伝えることはできても、伝えた人が「精神学のキセキの法則を信じるかどうか?」は、伝えた人によります。精神学がキチンと伝わっているのか? 伝わっていないのか? 結果がでてきます。
何田:では積先生、ある意味、積先生にばかり頼っていたらいけないのでは?
積:そうです、やがて私はいなくなるから。がんばりなさいというお話です。でも人生、苦労している人は、わかってきます。人はこうすれば、ここで人生につまずくということが、予知としてわかるようになります。そのために天や神様はあなたたちに苦労をさせて、学ばせているのです。あなたたちと一緒になって働くためです。人間って勝手なものです。あれだけ神様を信仰していたのに、お金が無くなった時に、「あれだけ私が信仰していたのに、神様は私を助けてくれない!」といって、神様を逆恨みするのです。これは、人間の特性なのです。
何田:神様を恨んで、神様のせい(責任)にするのは、人間の特性ですか?
積:いまのところはね。もうすぐ神様を逆恨みしないで、真実を見る子供たち(世代、たましい)がたくさん、世の中に出てきます。
何田:お話をありがとうございました。積先生、違う質問です。ミクロ(小さい世界)とマクロ(大きい世界)のお話です。単刀直入にお伺いします。この宇宙は何のために存在しているのですか? という質問です。よろしくお願いいたします。
積:この宇宙のテーマは簡単です。前からお伝えしている、自分を知るためです。この宇宙にテーマがあります。自分はどこから来て、どこへ行くのだろう? というテーマです。いくら大きい存在でもテーマは同じものを持っています。
何田:あっ、それは人間の私も同じですか?
積:はい、そうです。
何田:それは神様も悪魔も同じですか?
積:はい、そうです。神様も同じです。みんな同じテーマを持って、出口を探すために、この宇宙に存在しています。自分はどこから来て、どこへ行くのだろう? これを理解するためには、人間でいえば、頭が働かないといけないのです。つまり、意識化しないといけないのです。宇宙の存在のテーマは、その存在のテーマを意識化することなのです。それを神(カミ)と、いい換えてもいいのです。「神(カミ)は意識」です。精神学の伝えるところは、この宇宙は、意識エネルギーが転換して物質になったと伝えています。
何田:積先生は以前、プログラムが間違っているからそれを正すために、この宇宙が存在している、とお話されていました。
積:いま現在の人間が、この物質宇宙の法則として教えられ、受け入れている科学そのものが、唯物論の発想です。 (何田注:唯物論-物質しか存在しない、物質は壊れたら終わり、人間は死んだら終わりという、物質のみが存在するという考え)
そうではなくて、物質の元の元、物質を構成する素粒子のさらに元ですら、意識(イシキ)というエネルギーなのです。ということを伝えているのが精神学なのです。
何田:積先生は素粒子にも、光の素粒子と闇の素粒子があるといわれています。
積:イコンシールとイコンデバイスの効果を考察すると、素粒子には光の素粒子と闇の素粒子が存在するとしか考えられない、としかいいようがないのです。