神を超えよ!仏を超えよ!

第186回(Repeat)

超えていく その六
人間本位の宗教の罪

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年九月二日 配信

何田:自分は良いことのために働いている、自分は人のために働いているので善行を行っているとか、まず多くの日本人は、誰しも自分の行動を悪行とは思わないで、善行をしていると思って生きています。この善行、悪行、つまり善と悪という考え方は、人間が作り出したもので、それは心のグレーな部分(光と闇の混ざった部分)を認めてしまうから、宇宙や神様からすればそれは間違いであるということなのですね。それが、人間が作り出した人間本位の宗教の罪なのですね。善を行って生きてきたから救われる、とかは間違いであるということですね。

:人間には、たましいが存在します。たましいの目的と宗教の善とは関係がないのです。たましいの目的というのは、「自分がどこからきて、どこへ行くのか?」という答えを見つけることなのです。たましいのお話はすごく簡単です。「たましいは、神様から授けられたもの」です。だから、たましいは神様なのです。私達は、神様の子供なのです。 ただし、その神様に問題があるのです。その神様の問題を、人間という身体をいただいている間に(人間として生きている間に)、解決してくださいね、という負託はされています。

何田:ああ、そういうことですか!

:そういうことです。そうすると神様は次のステージに行けます。ただ神様からすれば、人間が働いてくれないと困るのです。わかりますか?

何田:ああ、そうですか。わかりました! ぐるりと一周回って、やっと積先生のいわれてきたことがわかりました。人間のそれが出口、ゴールだったのですね。

:そのための経済が、これからきっと生まれることになるはずです。

何田:この積先生がおっしゃられた知識こそ、人を幸せにするし、やる気を起こすし、元気になってくるし、経済も上手くまわって光の経済を作っていく、となるのですね! その行動が必要だ、と。

積:その大切な行動が人間の物欲ではなくて、「神様がどうなりたいか?」という内容が、次の経済の元になってきます。

何田:それは、自分(私)というものを使わした神様がテーマ・・・…。

:皆さんのたましいの元になっている神様がどうなりたいか? ということが、人間の興味の対象にこれから入ってきます。それが出てくるのは、日本しかありません。神人一体(しんじんいったい)という言葉が昔からあります。神様と人が一体になって働ける環境が整っているのは、今は日本しか存在しないのです。そのために星白明さん(同人誌ICONイコン作者)のところには、シラヤマヒメ様が降りられて、白山シラヤマヒメ様をキャラクターにストーリーを描きなさいと指導されているそうです。ねっ、星白さん。

星白明:はい、そうなのです。白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ:石川県白山市)のシラヤマヒメ大神様が頭の中に現れて、マンガを指示されました。

:神様は年齢(見た目)をいくらでも変えられるから、若く描いてあげればそれで良いのです。だってそれがシラヤマヒメ様のご指示なのだから。神人一体とは神様が突然、人間の頭の中にコンタクトしてきて、人間は神様とそのように行動すると奇跡が現実に起こるのですよ。そのことを現在の日本人は知らなすぎます・・・。日本国では、現実に奇跡的なことが起こっているのです。

何田:ということは、人が天に祈るということは、その人を使わした神様の代表として、さらに上位の神様(天)に自分の神様を代表して祈るということですか? 私達人間を使わした神様方というのは、まだ神様ランクでいうと未進化だということでしょうか?

:そうです。それで人は神様と共に働く時に、日本には、今のところ精神学しか、その知識(神様とコミュニケーションする知識)はないのです。その神様と人が一体になる、神人一体の知識をお教えすると、男の人は女神様のパートナーが必ず出てきます。女の人には男神様のパートナーが必ず出てきます。最終的に人は神様と契りを結ぶのです。

それを、うけひ(誓ひ、祈ひ)といいます。神様と契りを結ぶと、人間は、神格を持ちます。

そうするとその世界からいうと、現人神(あらひとがみ)なのです。本当の意味で現実に、現人神が生まれるようになるのです。そのしくみをお伝えしているのが、精神学です。だから私は皆さんが、なぜ精神学を学ばないのか? 不思議でなりません。私にいわせれば、ほんとうに、神様に出逢える素敵な体験ができるのに、とても謎なのです。精神学を学ぶということは、神様の知識を手にするということです。その知識を取り込むだけで、光の奇跡が起こるのにね。素直な人ほど、素敵な奇跡の効果がでています。

何田:超能力とか、日常の生活で役に立つ能力を得るということでしょうか?

:神様から授けられる超能力というものは、自分の私利私欲に使える能力ではありません。ただ、光の超能力は周囲や世の中を明るく、元気にします。ご当人も楽しい人生となるでしょう。だって神様と一緒に働けるわけですから。

何田:なぜ? 人間は新しい本当の神様の知識を求めないのでしょうか?

:なぜなら、まだ 神様の知識を知らないからです。