超えていく その三
神様とのコンタクト2
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年八月十二日 配信
何田:前回のお話で、人のエネルギーを集めて、神ごときものを作ろうとされたのは、誰なのですか?
積:誰かといわれても、一神教の背後にいる意識体としかいえません。一神教の世界では主(しゅ)と呼んでいます。エホバというのかも知れないし、ヤハウェというのかも知れないし。この世界の主人となりたかったものでしょうね。ただ、残念ながら一神教の取り組みは失敗しました。
何田:そういう意味では、この宇宙のはじまりと人間のひとりひとりのDNAまで世界の全部、歴史というのは全部つながっていると考えてよろしいのですね。
積:ずっと全部つながっています。つまり、宇宙と地球の責任を人間が背負っているというわけです。この宇宙は生命を創り、生命を進化させて、人間を作りだしたのです。そのうち光文書にも書くけれど、今、日本の若い子供さん達はその一神教の神の子がいっぱい生まれています。その子達は、はっきりいって悪魔を作れます。神も悪魔も作れます。そういう子供達がたくさん生まれています。
何田:それは、神も悪魔も、自分の中に作れるということでしょうか?
積:そうです。自分の中にです。ちょっとした悪魔ではなく、破壊的な力を発揮する悪魔を作り出すことができます。彼らは。
何田:今までの旧世代のちょっとためらっていたところを、ためらいなく実行する悪魔を、彼らは自分の中に作り出すことができるのですか! ということは・・・…。
積:それこそ、ある意味で今の子供達は、「無限大∞」なのです。だからどっちに転ぶかが、わからないのです。悪魔になるかも知れないし、神になるかもしれない。人間には、そこまでの身体的能力をもっているということを示す子供達が生まれています。実際に、精神学協会の会員さんの子供達にいます。
何田:ええっ、そうなのですか! 「最終知識」の本に積先生をつかさどる存在様が、神も悪魔も知っている審判のみたまをつくるといわれた、たましいを持った子供達と違うのでしょうか?
積:同じでしょう。その子供達が覚醒して、次の時代の新しい人間モデルを生み出すのだと思います。
何田:積先生、普通の人は自分が人生を何のために生きているのかを、考えておられない人が多いのでしょうか? それともやはり、いつも考えながら生きておられるのでしょうか? 自分の家族のためとか。子供を養うため、人の人生は千差万別ありますが、ただ生きているためにでは、人生の後半、子供達を育て、やることがなくなってくれば、生きるだけだったら、目標がなくただ単に生きる人生だけでは、面白くもなんともなかった人生になると思うのです。
積:それを、私に聞かれてもねぇ。
何田:自殺する気にはならないのでしょうか?
積:ならないでしょう。
何田:お金を儲けても人生残り少なければ、死にゆく人生にお金なんていらないですし・・・。あの、地球はどっぷり闇の世界の中なので、その中の経済は闇のお金で回っています。サラリーマンをするにしろ、商売をしたり、慈善事業を行ったりと、人は人とコミュニケーションを図りながら生活しています。その中では、お金はとても必要ですが、闇のシステムのお金が人と人の間を行き来して、闇のエネルギーのやり取りをしていると思うのです。つまり普通に生活していると、または自分で目標を作って人生を頑張って生きていても、闇のお金が介在していることによって、闇のエネルギー循環がいつまでも終わらない、ということでしょうか? 結局、人とお話しして闇のエネルギーが回ってきて、浄化と上昇で闇のエネルギーを処理して、また人とコミュニケートして、また闇のエネルギーが貯まって、さらに浄化と上昇で闇エネルギーを処理して・・・、もうくたびれてきます。これは自分に、闇の原因があるからと思っているのですが、違いますでしょうか? 闇のエネルギーの処理はいつか終わるのでしょうか?
積:それが今までの経済システムなのです。一部の人がお金持ちになり、弱い正直な人達が貧乏人になる、闇の経済システムです。だから経済システムは、光の経済システムへ変わらなければいけない、のです。
何田:ああそうですか、なるほど。世界中でお金を刷って、地球をお金でジャブジャブにして価値をさげて、金利を高くして、貸し付けて、お金を持っているものがお金を持っていないものからさらに奪うシステムであるということを以前、積先生はご説明くださいました。意図的にわかって世界を動かす人は奪う行為をしている! ということでしたか。悪どい、卑劣な思いつきとそれを普通に行動し、みんなも参加しているということです。これではいつまでも、悲しみは終わらないということですね。
積:お金というのは、人間の最大の創造物なのです。ただし、人間を魔界につなぎとめるツールでもあるのです。いま皆さんが使っておられるお金は、闇のお金です。でも、希望はないように思えますが、今の世界の(闇の)経済システムはもうすぐ崩壊(ほうかい)します。だから今ある闇のお金の経済システムの中で悩んでいたって始まらないのですよ。