二十世紀の予言 その七
繰り返される歴史
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年五月十三日 配信
何田:積先生、習近平さんを日本に呼んで、そこまではいいですが、習近平さんを天皇陛下に会わせて、天皇陛下が中国に訪問される可能性があります。積先生はそうなれば、日本経済は崩壊するといわれていますが・・・…。習近平さんを天皇陛下に会わせようというストーリーは、誰かが組み立てているのでしょうか?
後世、歴史は偶然そうなったと学者さん達は考えるでしょうけれど、実際の世界情勢は、あるグループの人達によって実際支配されていて、世界を動かす計画の一つだということですか? 一体誰が、何者が、世界の悲しい結果を作り上げている責任者なのでしょうか? 誰かがシナリオを書いているのでしょうか?
積:誰かが書いているのでしょうね。人間側が、そういうシナリオを書いたら、天は天で『そこまで(人間が)やるなら、じゃあこちらは(天は)こちらの方向でやろうか』というお話になります。例えば、三・一一(東日本大震災)は人間が仕掛けた海底爆弾とかいう意見もありますが、私にすれば地震の原因はどちらでもいいのです。というのは、あの東日本大震災の時に菅直人という総理大臣がいなければ、あんなにひどいことになっていないわけです。だから、今度は日本に習近平さんを呼んだらその東日本大震災に類することが日本で起きるのではないか、と私は危惧しています。今でも、いろいろと起きているのに。
武漢肺炎(コロナウィルス)がその証拠で、世界がコロナウィルスを収束させるのに躍起になって封じ込めをしているのに、日本政府は東日本大震災の時と同じように迅速に対応ができてはいません。対応が、後手後手に回っているではありませんか。結局、政治家や官僚やマスメディアのおかげで日本国民は大変な苦労を強いられています。大友克洋さんのマンガ、アニメで『AKIRA』という作品(千九百八十二年作品)がありますが、近未来の東京を描いていて、この二千二十年の【AKIRA予言】として二千二十年東京オリンピック中止、伝染病のお話が約三十年前に載っています。だから二千二十年は『AKIRA』の年なのです。もうオリンピックは開催できないでしょう。(二千二十年二月九日収録時点)
何田:それらは、天のしくみ、ですか??
積:今の日本で進行している状況の、対応の遅れぶりをみれば、「そうか、天は本当に日本を一度潰す気なんだな……」という気がします。
何田:天が、ですか?
積:そう、天がというよりは要するに、今のこの(神様の国)日本で温々(ぬくぬく)と生きている人間達は天にとっては敵ですから。彼らが温々と生きていられる日本の時代はもう終わる可能性が高いです。
何田:元日産のゴーンさんにも、海外へ逃げられたので・・・…。
積:ゴーンさんは逃げましたが、彼の人生も終わりました。行くところがなくって、レバノンからも出られません。いま、レバノンは内戦の危機になっています。そういう状況下ではレバノン国民から、自分だけいい目をしやがって、という妬みの対象になっています。日本だけが別に不幸なわけではありません。韓国や中国では大学を出ても、彼らは仕事がありません。若年失業率においては、韓国なんて五割ですよ。仕事がないのです。
このコロナウィルスで、中国も経済が崩壊するでしょう。生産がなくなるということは、仕事がなくなるってことですから。春節(旧暦の正月)の期間に中国ではほとんど経済活動が停止したのです。日本の報道機関は伝えないけれど常識で考えれば、春節は日本の年末や正月と同じで一番消費が盛んになる時期です。どんな商売だってその時に合わせて商材を仕入れるでしょう。でも今回はコロナウィルスの影響で商材が全く売れないのです。商売人はどうしますか? 一年間で最も消費が盛んな二週間、中国の経済が完全に止まったのです。それらは、日本でいえば倒産のお話になります。
何田:中国はこれで終わりますか?
積:まちがいなく、ゆっくり終わっていくでしょう。
何田:ゆっくり終わっていくということは、南沙諸島(なんさしょとう)の埋め立て軍事拠点とかはどうなりますか? 解放されるのでしょうか?
積:軍事的な動きについては必死になって維持しようとしますが、全体のお金がなくなったら維持もできなくなります。ただ最後までお金を流すのが軍事部門だと思うから、影響が最後まで出にくいのは軍事部門となるでしょう。その前に民間部門がバタバタと倒産します。今までは何とかできけれど、中国共産党の一党が生き残るために、日本に必死になってすり寄ってくるでしょう。日本が中国共産党を助けたら、中国共産党は生き延びます。
何田:そうなれば、日本の神々様は許さないでしょうね。結局、お金主義の政治家や官僚、政府、マスメディアの日本の神々様を無視した行動に、天から天罰が下ることになる可能性が高いと予想ができます。それこそマンガ・アニメの『AKIRA』の世界ですね。『AKIRA』は日本の世紀末のお話ですが、日本人が目覚めて新しい能力を獲得して進化するお話でもあります。
その日本人の目覚めのタイミングがこの二千二十年で、新型コロナウィルスの影響が引き金になるかもしれませんね。ただし、新型コロナウィルスでは悲しい多大な犠牲が出ています。早く日本国や日本人が目覚めないと、また犠牲者が増えてしまいます。答えというか出口は、目覚めるしか方法がないということですか。
積:そういうことです。ここから先の知識は、精神学協会にしかないのです。学べばチャンスがあるのにと思いますが、結局、日本人がいかに心貧しくなっているか、ということですね。
何田:東日本大震災の時は旧民主党政権でした。現在は自民党・安倍政権です。中国と関連がありますか?
積:何田さん、現在の自民党の最大の問題は中国共産党の子分が七割になっていることです。自民党の七割は中国共産党の資金に関わりがあります。それをマスメディアも日本国民に伝えないでしょう。日本の国民だけがだまされているのです。
だから日本の神様方も怒っておられるのです。