神を超えよ!仏を超えよ!

第169回(Repeat)

二十世紀の予言 その七
地獄行きの人のたましい2

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年五月六日 配信

:ついこの百五十年くらいの間に、この世の中は、変な洗脳によって社会は崩壊しました。これが、現実だからしかたがないです。

何田:それは、地球の世界全体がということですか?

:そうです。世界には、資本主義と、社会主義と、中国共産党しかないでしょう。そのどれもがこれから死ぬ(滅ぶ)といっているのです。しょせん人間の頭の中で生まれたイズム(主義、主張、学説)でしかないのだから。

何田:そうですか。イズムとは、神様を関与しない人間が良かれと思ってきた主義であって、結局最終的に、国の内でも外でも、対立と競争を生んで争うことで、戦争を生み出します。被害者は常に弱者や地球です。イズム(主義)なんて神様のまね事をしようとした人間達が結局は自分優先のために動いた結果でしかない。地球のためにも世界や未来のためにもならない、人間の闇の部分だということでしょうか。本当の愛と光は、どこにあるのでしょうか。やはり神様の存在を考えないから間違った結果になったのでしょうか・・・。

:大手企業が中国の市場に魅力を感じて、中国資本や中国企業と手を組んでビジネスをしています。彼らは、いってみれば強欲な資本主義の子供にすぎないのです。彼らにとって、これから先は、不幸な時代が始まります。中国と共に沈みます。

何田:一生懸命働いた日本国民のお給料は下がってきていますか?

:減少しています。実質賃金は下がっていますね。これから世界は劇的に変化します。武漢肺炎(ウィルス)がどうなるか? ウィルスがどこまで世界の経済に影響を及ぼすか? によって、世界の状況は一気に変化するでしょう。これからが正念場です。

何田:日本経済は正念場ですか!

:日本経済だけでなく、政治も正念場です。日本国民の生活も正念場、と思います。

何田:ひえ、そんな風には考えられないです。皆さん、国民は普通に今まで通り生活ができると思っています。このままだと、安倍政権も今回で終わりでしょうか?

:このままだとそうだろうね。(取材時、二千二十年二月九日(日) )

もし、習近平さんを日本に本当に呼んだとしたら、それでレームダック(政治における役立たず、死に体)化、するでしょう。だって、安倍政権を支持していた保守層といわれる一番の支持層が、習近平さんを日本に呼ぶことによって裏切り者の烙印を押すからです。理由は良くも悪くも支持基盤の保守層にとって、安倍政権というよりも、習近平さんを天皇陛下に会わせるということはとんでもないこと、だからです。詳細に説明すると、別に習近平さんが日本にきてもよいのです。習近平さんを天皇陛下にさえ会わせなければ、日本にきてもよいからです。また、今の習近平さんを天皇陛下に会わせるなんて武漢ウィルスをうつしたらいけないですから、そういうことも考えなければいけません。

いったい誰のために習近平さんを日本に国賓として呼ぶのですか? それは経済界の要請でしょう。要するに中国で表向きお金を稼いでいる人達の要請だということです。そんなことに、天皇の立場をかつて、勝手に使ったという歴史があるのです。以前に使った事案というのが、天安門事件の時に日本が真っ先に中国の制裁を解除したことです。天皇皇后両陛下が天安門事件後の中国に行かれたから、世界が制裁を解除するきっかけになりました。我が国の内閣総理大臣が中国に行くことはまだしも、天皇皇后両陛下が中国に行かれるということは、「ついに日本は中国を許すことにしたのだ」という理解になり、雪崩を打ったように莫大なお金が日本から中国に渡ったのです。日本の親中派の政治家が、自分達の保身も優先にして天皇皇后陛下を政治に利用しました。

今回も同じことになります。習近平さんの訪日も、同じことになる可能性があります。現在、中国経済は破綻しかけているのです。その中国経済が壊れかけている時にまた中国のトップが天皇陛下と会う、すると日本から中国へお金が流れて、そして、ゾンビのように中国の経済は生き延びることになるのです。そうなると、ウィグルで弾圧されている人々や、チベットで弾圧されている人々、少し前に香港で弾圧された人達からしたら、日本国および天皇はその人たちに対する裏切り者となるわけです。

何田:はあ、なるほど。中国共産党が行う民族弾圧の弱い者いじめや、軍事強権発動などを、日本国は認めたことになるわけですね。ひどいお話です。それもこれも主義(イズム)の闇ですね。強欲極まりないことです。神様は地球のこういった事態を容認されるのでしょうか? それとも天は罰する方向へ動かれるのか。本当の神のご意向はどこにあるのでしょうか?

:だからね、武漢ウィルスでどうなるかまだわかりませんが、習近平さんを日本の国賓で呼んだら、内閣総理大臣の安倍晋三さんがにこにこして握手して、天皇陛下と習近平さんが握手して、天皇陛下が答礼で次の年かその次の年に中国北京を訪問しますということになると、わが国日本の国際的地位はさらに低下しますし、日本経済もクラッシュ(崩壊)するでしょう。まちがいなく天の配剤でそうなるのです。あれと同じですね、三・一一と。(二千十一年三月十一日、午後二時四十六分、東日本大震災発生)