神を超えよ!仏を超えよ!

第167回(Repeat)

二十世紀の予言 その五
強い意志がを持てば、目覚めに向かう

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年四月二十二日 配信

何田:積先生、こういうことでしょうか。神の遺伝子Y染色体を持っていなくても、精神学を学べば神を超える能力が身につく、というのが宇宙の最初から用意されたしくみであると。神の遺伝子とか、神、悪魔、霊能力とかはまだ、精神学を導入する前の布石であり、初歩の初歩だったということでしょうか。要するに精神学を学べばそれを超える能力が身に付くということですね。

:そうです。個人でいうなら、能力がなくても、たとえば日本語脳を身に付けて神を求めたら現実に神を超えた能力が付くのです。人間は、神を超えて働く能力に目覚めるのです。精神学協会の会員は女性がほとんどです。女性の人には神の遺伝子は受け継がれていません。にもかかわらず、精神学協会の女性の人達が神や神々に近づいてコンタクトを取れるということは、神の遺伝子を超えたということです。つまり、特別な人しか神に近付くことができない、という問題は精神学を学ぶことで解決したのです(誰もが精神学を学べば神に近付ける、ということ)。

つまり、世界の、地球上の中で神様が好きでどうしようもなくて、神と対話できるような資質を持っている人間は、日本の人口の三十%、世界では三%程度の人間しかいません。しかし、その人達や、精神学を学んだ人達がみんな救世主になったら、次の時代の人間のたましいの元が変わります。地の神様のお役目が終わったら、地の神様もまた次のステージに移るからです。

能登さん:Y染色体がなくても神様と対話ができる、ということですね。

:そうです! そのために精神学があって、日本語があるのです(日本語は神界語だから)。そういう風に世の初めから、(宇宙のしくみとして神を超える存在から)決められているからです。だから、道はもうついたのです。

何田:では積先生、なぜ皆さんは目覚めないのですか? 積先生がそこまで何度も説明されていても、人間はなぜ目覚めないのですか? 人間が神を超えるお話をされているからですか?

:目覚めない理由は簡単です。今生きているほとんどの人達は地獄に行くって決まっているからです(自分のたましいが無意識下で地獄に行くことを自覚しているから、意識上で目覚めることを怖がって目覚めないようにしています)。「人はなぜ目覚めないのですか? 」と聞かれたら、「その人が地獄に行くことを知っているからだ」、が答えです。(何田注:しかし、生きている間にそれを自覚して、悔い改めたり、日本語脳で精神学を学ぶことで、天国(光の宇宙)に行く道に切り替わります。)

何田:それは生きている人間で、自分の意志で変えることができるということですか?

:そうですよ。自分のたましいが地獄に行くって無意識に自覚していても、(自分自身で)目覚めるのだという強い意志を持てば、目覚める方向に人生は動き始めます。そうなると、日本語に出会い、精神学に出会い、神に出会い、そして神を超えて、人の子として生きていくのです。死んだ後もそのたましいは光の者(神を超えた者)として働き続け、最終は「光の宇宙(新しい天国)」に入っていきます。だから、私は「神を超えよ、仏を超えよ」とお伝えしているのです。それは世の始め(宇宙の始まる前)から決められているこの宇宙の目的だからです。何田さんね、自分が目覚めようと強く祈れば、それは現実に叶うのですよ。光の世界にいけるのです、それを教えてあげています。本当にそうなるのです。皆さん、私の言葉を真剣に信じていないから(どこかで疑っているから)、天に祈りが届かないのです。教えたとおりにやれば誰でも目覚めて能力が付いて働くことができます。

なぜ世が変わらないかというと、皆さんそれをやらないから、というのが答えです。(何田注:皆さんそれをやらない。だから目覚めない。それは道理(理屈)です)

何田:そうだったのですか。それを理解するのに二千年間かかったのですね。

:私の経験からいわせてもらうと、私に、精神界からの明確なコンタクトが起きたのは、千九百九十一年でした。今年二千二十年で約三十年間やってきたのです。日本の停滞の三十年間と私がやってきた三十年間とほぼ同じ期間です。三十年前って日本はもっと環境が悪かったのです。オウム真理教のサリン事件とか、大変な事件が多く発生しました。あれははっきりいえば、精神学をこの世の中に普及させないための“悪魔の策謀”だと考えています。なぜならオウム真理教のサリン事件とかによって、日本人の多くの人間のスピリチュアルに対する関心は、恐怖心に変わったのです。それで、世界全体が遅れました。