信仰というかたち その五
九十九(論理)と一(創造性))4
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千二十年一月二十九日 配信
積:同人誌イコンは、「私の頭の中でこんな面白いし、とんでもない物語が進行しているのです」という人の作品を集めたらよいのです。参加する人間が、神に近づくために私はここに参加しているのだと自覚を持ってくれたら、それだけで説得力は生まれるのです。
何田:ああなんという、おもしろいお話でしょう! 素敵なお話です。それで、たましいは輝きますか?
積:参加する人はすごく幸せな気分に満たされるでしょう。私はこのために生きてきたのだ! やーっと働き場所を見つけたのだ! と感じると思います。
何田:今の時代。若い人も中年もお年寄りも働き場所がない、と嘆いています。
積:そうです。たましいが喜ぶ場所がここにあります。あなたの創造力、想像力を発揮してください。とりあえず漫画か、小説(ライトノベル含)だけれど、そういうスタートでいいのです。
それに、「神学協会会長の積哲夫が認めた同人誌イコンです」といえば神様のお墨付きが付いています。認めない人間は認めなくていいのです。認めない人間を説得しなくていいのです。神を認めない人間を説得しようとするから、精神学協会の会員は失速して苦しくなるのです。コンテンツを握ったらそれで終了です。わが精神学協会は、神様というコンテンツを授かっているから、あとはそれをお金に変えるだけなのです。神様がお金を払いなさい、みたいにいっても誰もお金を払わない時代です。それは昔の宗教のやり方です。神様がお金を払いなさいっていわれているから、あなたがお金を払いなさい。お金を払わなかったら、罰を受けるよ (不幸になるよ)、というのが宗教です。
精神学協会は違います。このお話、おもしろいでしょう。あなたのたましいはここに繋がっていると思いませんか。同人誌イコンをあなたのたましいが読みたがっているのであれば、どうぞお金を払って買ってください。知りたいでしょう。知りたかったらお金を払ってください、という経済のお話なのです。そのために、コンテンツが必要なのです。そのシステムというか情報のプラットホームを、今から早急に作らなければいけないのです。
何田:積先生は、料理人も同じだといわれています。料理を作る人の精神性によって料理の味が変わると。ですから、料理の腕をあげようとすれば、精神性を高めることが近道であるといわれます。
積:時代が変わり、精神性が価値を生み出します。精神性が物性に影響します。料理は完全に精神性です。いくら美味しい食材を使って料理をしても、料理人の精神性で完全に味が変わります。
何田:そういう予言された時代に突入したのですね。精神性が物に影響し、物を使う人も心地よい物か、不愉快な物かが手に取ればわかるので、売れる物は精神性が高い人が作った物、料理、作品、すべてに影響して、買う人がそれを選ぶ時代になったということですね。
積:すべてにおいて、一流の人間(プロ)は精神性が高いのです。これは人類が二千年をかけて作ってきた精神文化なのです。一流の人間は精神性が高い、ということを否定できますか?
何田:それは皆さん認めているところです。否定する人はいないと思います。
積:だったら、一流の人間の精神性が高いなら(政治レベルでいうなら)、虐殺なんてしないと思いませんか。共産主義にもならないでしょう。
何田:共産主義にはならないですね。
積:今、何田さんが共産主義にならないっていった、それが現在の普通の日本人の精神性です。精神学をきちんと学んだら、共産主義は悪魔主義ということが理解できます。ところが、今の日本人は、共産主義と悪魔主義の区別がついていないのです。同じものなのにわからないのです。共産主義というものは、人間の頭から生まれたものです。その人知から生まれた、共産主義は支配者と被支配者しか作らないというのは、すでに実証済みです。
現在の日本の学校教育は、その歴史はなぜ生まれたのか? という歴史的検証を考える事を阻止しています。その結果が現在の日本の社会です。精神学という学問は、その境界線を突破するために、どうしても必要な知識なのです。
何田:今まで日本教育は、嘘(うそ)を教えないと思っていました。学校教育は、日本教育は、正しいと思っていました。でもそうではなく、教わったことが、是と思っていましたけれど間違いでした。
積:だって、この日本の大学教授の皆さんの多くが隠れ共産主義者なのです。ということは、「共産主義は間違っていますよ」と、誰もいえないのです。子供の時から、親に聞いても先生に聞いても、「共産主義は、間違ってない・・・」と、ごまかされて終わります。それくらい日本は、自分では考えない無知な社会にいます。その社会の中で生きていることを自覚しなければいけません。なぜ、精神学を学びなさいといっているかというと、共産主義を信奉している人間、彼らが発している言葉と彼らがしている行動と、そこから発されているエネルギーは、光のエネルギーではないからです。
もともと神様の世界は、日本語でいうところの共産主義なのです。それを地上の人間のコミュニスト、つまり共産主義者が神の世界の意味(共産主義という言葉)を奪ったのです。神様の概念だけを奪って、共産主義者たちは自分達の都合の良い何か邪悪なことに、神様の共産主義という概念を使っているのです。