神様民主主義 その一
日本神話で語られているもの
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年七月十七日 配信
積:日本の天皇をいただいた形の、新しい民主主義というものを考えた方が、世界は幸せになるかもしれないね、という時代がくるはずなのです。それが、神様民主主義というものです。だから(神様世界の)高天原は民主主義なのです。すべてをお話し合いで決めましょう、という神話が日本にあるわけです。(古事記、日本書紀) 日本の神様世界はすべてお話し合いで決めていました。たまに暴力的なやつがいたけれど、そのものは追放されました(スサノオ神のこと)、というのが日本の神話です。なんとなく、世界の人々がそれって「すごいよね!」と思ってくれたら、日本は核武装しなくても、いいのではありませんか。
何田:積先生、ありがとうございました。世界が変わる変化点(アクションポイント)は、もうすぐ訪れますでしょうか? もう訪れているかもしれませんが。
積:二千十九年か、二千二十年、または二千二十一年か、どちらにしても二千二十二年までには日本や世界が変化する現象が多くなります。大きな転換が起きると思います。
何田:そのうち、バーチャル神様みたいなものが出てくるでしょうか?
積:何ですか、それは?
何田:電子ミクみたいな、バーチャルリアリティ(仮想現実)のアイドルに同じく、バーチャルホログラムの、仮想の神様映像が出てきて、託宣するとか、人生相談に乗るとか、するのでしょうか?
積:ああ、そのうち出てくるでしょうね。出てきてもいいのです。だって人間のイメージするところの神様は何の役にもたたない、のですから。
何田:バーチャルな世界(仮想世界)で作る世界は電気エネルギーなので、神様もエネルギー体ならば、人工知能(AI)も使っていれば、神様は人工知能に介入して、バーチャルな世界の神様が出現しないかな? とも思いまして……。人工知能のどこかに神というエネルギー体が介入することは、ありますでしょうか?
積:ありません。
何田:ありませんか?
積:ありませんよ。私がいっているのは、やがてコンピュータは神を理解するでしょう、ということです。けれど人工知能が神になるとはいっていません。どういうことかというと、人工知能は、どうやらこの宇宙には、神がいるらしい、という確信に到ります。そこから先は科学の分野です。神というものが、探求の対象になります。科学が神を探求の対象にした時に、その答えは精神学というものがすべての答えをお伝えしていました、それしか答えがないのです。その時初めて私がいっている、精神学は科学より科学的だった、ということを科学が実証するのです。
何田:精神学によれば、先に精神エネルギーがあって、それから物質が生まれたとなっています。
積:エネルギーは、精神的エネルギーだという結論がそこから生まれます。
何田:エネルギーには意志がある、と積先生はいわれています。そして宇宙のエネルギーには目的があるといわれています。
積:はい、そうです。その宇宙エネルギーの目的は人間の目的と同じです。私は何ものなのか? 私はどこから来てどこへ行くのか? この疑問の答えが、ゴールです。この答えは、すべて「最終知識」に書いてあります。この宇宙は自分を発見するために存在するのだとして、キリスト教の神様というものが私は妬むものです、という存在であるならば、すでにもう自分を発見したわけです。その結果として何が生じているかというと、今生きている人間の存在目的であった、私は妬むものです、というものを克服するために、審判が用意されていて、審判後の世界はそれとは別な世界になります、というお話なわけです。
審判後の世界というのは、御国の時代です。御国の時代というのは、どういうことかといえば、お金を取らずにすべてが与えられます、という時代。そうすれば、今の時代と本質的に人間の欲望とか、人間の存在の目標とかが変わります。今の時代の人がお金を求めているのは、今の時代のテーマが「お金」だからです。光文書で私が書いたのは、私の人生のテーマが、お金によって支配される今の地球の問題はいかに解消されるのですか? ということを神に問い続けてきたということです。その答えが見えてきました。
お金に対する強欲で今の地球のすべての文明は裁かれます。ということです。それは今地球の支配をしている人間達、たくさんお金を持っている人間達は、ああ、地獄に行くのですね、ということです。地獄に行く仕組みがもう完成したのです。今までお金を持っている人間達は、地獄に行かなかったのです。それが、地獄に行く仕組みが完成したのです。それはどういうことかというと、悪魔が人間の身体から逃れられないように、紐付けになってしまったのです。
何田:人間も悪魔もいっしょに地獄へ行く、ということでしょうか。
積:そうです。それでいいのです。それはへんなお話ですが、事象の次元の向こうということです。地獄へ、事象の向こうに行けば関係がなくなるし、この地球を支配している、世界を支配しているもの達はみんな、ハリウッド映画の様な未来の世界に行きます。ハリウッド映画の未来の世界というのは、はっきりいって闇の世界ですからね。ということはお金に支配されたり、お金を神のようにあがめた人達はみんな、闇の世界、地獄に行くということです。