何田匡史がつなげるシンダラ情報

6回目

経済の変動が起こる世界で暮らすこと

2022年6月 16日
編集:日戸 乃子(ひと のこ)

 

日本では、今年に入って円安が加速してきています。

2022年初頭に115円/ドル台だったドル円レートは、半年たって6月になり134円/ドルになりました。円安とは、日本円の価値が他の通貨と比べて低くなることを言います。 円安のメリットは日本から海外へ輸出している商品の売上げが増加したり、投資している海外資産の価値が上昇することです。 円安のデメリットは日本が海外から輸入している商品の値段が高くなったり、輸入にかかるコストが上昇することです。

これは円に対して、ドルの価値が高まったということです。輸入する食料品などは値上がりする一方で、日本から海外へ輸出している自動車や精密機器などは1台売れた売り上げ分が自動的に多くなります。日本の代表的な自動車メーカーで、海外でもシェアを誇っているといえばトヨタ自動車でしょうか。現在、トヨタ自動車はライバルのフォルクスワーゲンを押さえて、世界販売台数で2年連続の首位となる見通しとなっており、日本の経済をけん引しているといっても過言ではないでしょう。しかし、こうした中で関心が高まっているのが、円安による日本経済への影響です。

もしも、円安によって逆に日本のトヨタが失速してしまう未来がくるとすれば、この国の経済は本格的に今よりもさらに壊滅的に沈んでいくことでしょう。

私達は、現実社会よりも、自分の頭の中の情報によって生きています。高齢者の日本人の脳内では、まだ戦後からの右肩上がりの経済が続いているような錯覚が生まれています。

アメリカと中国の経済が本格的な暗転をする前に、日本の円が力を失っていくことが予想され、それが今回の円安という現象に現れています。人為的に演出された円安かもしれず、能力の欠如した政治家には介入することができないことから、この現象は進んでいき、ある日、大きな日本経済の転換点を迎えるのかもしれません。

昭和の時代には、『地縁』『血縁』『社縁』というものがかろうじて存在していたけれど、地方に住んでいてもそんなつながりは限りなく薄まってほとんどありません。

この国の経済が転換点を迎えて総崩れになった時にどうなるのか。助け合うことができるのか。案外と、何事もないような風に、これまでと同じように笑いながら日本人は生きていけるのか。それとも、耐えに耐えた国民が、新しい政治の仕組みを求めて一斉に立ち上がり、愚かな政治家を排除するのか。

この前、友人と食事をしていた時に改めて考えました。私が、歳とってもの忘れも普通にするようになって、判断力も若い時よりも数段落ちた弱者になった時に、どんな人に囲まれて暮らしていたいのかということ。どんなことを考えている人とつながっていたいかということです。

過去と現在の愚痴、そして他人への悪意を口にしている人とお付き合いしたいのか、少しでも明るい未来を創るために意識を使う人といたいのかという選択です。

そりゃあ、どう考えても明るい未来を作るために意識領域を使う人と一緒にいた方が、私は幸せです。そういう人は、他人にも誠実であり、人をだますこともあまり考えません。では、そういう人を見分けて、お付き合いできるようになるには何が必要なのでしょうか、と考えてみました。

要するに、先に上げた『地縁』『血縁』『社縁』から、この条件のつながりを探すのは難しいのです。この3つには、少なからず社会的な利害関係が先に成り立っているからです。上っ面の協調関係はあっても、本音は見えにくくなっています。

相手を見間違うことを回避するには、相手が話す言葉ではなく、相手が発する波動がわかること。これからは相手の波動によって、その人がどんな人なのかがわかる時代が来るのかもしれません。そして私の意識も、相手の高い領域に存在できるように、常に精査して高止まりを続けることが求められます。

そのためには、これまでの人生の要所要所で出してしまった闇の思いを悔い改めることから、まずは始めるしかないようです。

 

日戸 乃子(ひと のこ)