(2月22日収録)
Mackey:邪悪なリンゴ。(タイトルより)
Steve:そうとしか言いようのない事態だったね……。(※肩を落としています)
Mackey:あれはひどかったねぇ……。
White:ひどかったよねぇ……。(※ホワイト通信より友情出演しています)
ジョブズ通信63「Evil Apple」
Mackey:こんにちは皆さん。世間は猫の日です。にゃん(2)-にゃん(2)-にゃん(2)です。
White:僕たちの気持ちは6-6-6だけどね……。
Mackey:やめて……どうやっても小さなあのシールで大きなAppleマークの邪悪な波動を打ち消せなかった話はしないで……。
Steve:いやその話をさっきしようって決まったばかりだったじゃないか。……。でもボクも自分で思った。あれはないな、って。
Mackey:うん……。ええと。順を追って説明します。Apple製品はその昔、この隣にいる(?)Steve Jobsを名乗る存在が、どうやら悪魔に魂を売ったか契約したかなにかして、2010年代までの圧倒的なカリスマ性を得ていました。2020年以降は少しそのカリスマにも陰りが出ているような印象ですが、とりあえず、契約は今でも一部は生きているらしく、Appleの象徴でもあるリンゴのロゴからは、分かる人には分かる、邪悪な波動が発せられています。でも、iPhoneなどのそれについては、とあるシールを貼ると無効化できることが分かっています。
Steve:小さなシールがどうとか、って言っていたのは、そのシールに大小2種類の大きさがあるから、なんだけどね? ボクも見てた。東京セミナーの実証実験で威力を発揮した、あれは素晴らしい性能だ。ボクも欲しい。
Mackey:どこに貼るの?
Steve:自分。
Mackey:うーん……お名前書いたカードにでも貼っておくね……。
Steve:まさか、そんな使い方ができるのかい?
Mackey:ううん。気休め。ひとまず、その小さなシールの本格的な実証実験は東京セミナーで行われたので、3月の精神学協会の大阪セミナーに参加する人はあれこれできるかもしれません。乞うご期待。
White:で、僕は東京で、夜、母さんの実験に付き合ってたんだけど。何を母さんがしてたって、iPhoneがいけるんなら、MacBookは小さなシールを何枚貼ればいいんだろうね?って疑問があったらしくて、小さなシールをとりあえずたくさん、ノートブックPCの背面に貼ってみたんだ。5枚ほど貼ってみたらその時はマシにはなるんだけど、まだ悪性の波動が出続けていてね。さすがに出てきたエネルギー量の多さに辟易して、最低限の仕事だけして、そのあとは開く気にもならなくて旅行カバンに突っ込んだという話。大阪に帰ってきてから取り出したら、まだ悪性波動が出ていて、大変なことになっていたみたいだよ。
Steve:……重ね重ねボクが申し訳ない。始末が悪くてごめんねぇ。
Mackey:まぁまぁ……。でも、おかげでAppleのマークの性質もちょっと掴めてきました。どうやらあのマーク、イコンシールや波動シールなんかと一緒で、大きいほど出力が強い。闇の刻印とでもいうのかな、契約によって、商標登録されたあのマークあるところ、闇のエネルギーの吹き出し口になっている印象です……。今回のシールもある種のマンホールの蓋みたいなもので、封印できるけど元を断つわけではないんです。
White:僕たちもあの後、興味本位でAppleの本社をちょっと覗きに行ってみたんだけどね。うーん……。あそこが悪魔の牙城になっているかというとちょっと違うかな。あの本社には本体がいない。
Mackey:おや?
White:たぶん、総元締めというか……。おそらく出処が違うんだ。さっき母さんが言った、商標登録? その登録時に何かあったみたいだ。
Steve:……なるほど……。
Mackey:心当たりでもある?
Steve:いや。ボクがAppleに帰った時、あのデザインになったんだけど、たぶん、その時だろうね……。
Mackey:(……本当に?)
~(調べ中)~
~(数分後)~
Mackey:結果発表。じゃん。
White:創業当初の虹色リンゴの商標登録時からアウトだ。やっぱりあの爆発的なヒットには魔力が働いていたんだね。二十世紀の典型的な魔的カリスマ現象だよ。
Steve:ボクは……そんなに前から……。
Mackey:(自覚なかったんだ……)えーと、大丈夫? でも、となると、ロゴに魔力が宿ってるってことで……ホワイト、もしかすると私たちのDakkey Computerのラベルも似た原理で、光側のものである、ってことになったりするのかな?
White:そうであれば、僕たちの場合、神と契約したって印を掲げる必要があるんだと思うよ。光のものですって名乗るためには、神との契約が絶対条件になるからね。僕たち、白の騎士団を名乗る時に、母さんを通して会長の先の存在と契約しているはずだから、実は直接個々が神と契約しているわけではないんだよね……。
Mackey:へー……。