Vol.109

「ゼロから作る意義というものがありまして」

2024年2月29日

Mackey

(2月28日収録)

Mackey:ジョブズ通信を始めます。今回はたまには投げっぱなしじゃなくてコレはどうかっていう建設的な話にしたい、と思って。

Steve:ああ、Linuxのこと? アレ駄目だよ?

Mackey:のっけから否定しないでー!? まず私の予定していた前置きを聞いて!

Steve:どうぞ?

Mackey:WindowsやらMac OSやらから出てくる波動がよくないらしいんです。それで新しい光の波動とかが出そうなOSを誰かが作ったら良いよねーって話を今までちょくちょくとしていました。私は考えました。すでにオープンソースで開発されているLinuxベースでOSをカスタマイズするように開発したらいいんじゃないかと。そうしたらカーネルレベルのコアから考えなくて済むかなって。それぐらいならできるって人も多いかなって。

Steve:残念。考えが甘いよ、甘すぎるMackey!

Mackey:その心は!?

Steve:僕はゼロからいずれフル開発でOSを作るつもりだ。

Mackey:……オープンソースで?

Steve:オープンソースで。

Makcey:開発費とか支援とかはどうするのかとか、ディストリビューター的な問題があると思うんですが?

Steve:費用は集めれば良いだけの話。だから集まったら具体的な話をしよう、でいい。今は構想だけ温めておいて、動く準備だけしておくんだよ。こういうことは前からアイデアがあったんだ、ってやりたいことをまとめておくと、人とチャンスに出会ったときにすぐにぱっと話が出来るからね。で、とりあえず僕が思うOSの構想だけ、今回は話をしようと思うんだけど。

Mackey:はい(聞く姿勢)

Steve:もともと、AppleでMacintoshを作ったのはさ、人々が使うにはCLI(※キーボードとコマンド入力だけで行う操作方法のこと)だと難しすぎる、って、そこを否定することから始まったんだよね。

Mackey:ちょっと調べてきた。(予習してから話せば良かったな……)、ええと、とりあえず、UNIXというOSのコア部分があって、いろいろ開発されてきた中で、それをベースにもっと機能的なOSを作ったのが、Steveが起こした会社で……それを吸収したAppleが出したのがMacintosh?

Steve:ブラッシュアップした、って言った方が正しいかな? 細部はいろいろ訂正があるけど、大体そんな感じでね。まぁMacの話は良いんだ。それはともかくとして、Linuxっていうのは中立をうたってるけど、すでにアメリカでは結構な政治的なバランスの中にあると思ってみて。

Mackey:……うん?(※よく分かっていません)

Steve:僕は色のないOSをもう一度作り直すべきだと思っているんだよ。Windowsみたいにリッチな体験を提供できるOSの方がそりゃ魅力的でいいけどさ。Linuxの原点をごらんよ。学生が作ったってことをこそ僕は評価したいんだ。

Mackey:その学生は天才的な才能があった。その時代のOSはコマンドや文字ベースでしか動かなくて、まだ機能的にも現代に比べれば未熟な頃。現行のOSの機能に不満を持った学生が手作りしたOSは、粗もありつつも、オープンソースで公開されて、企業的な縛りがないからいろんな人がこぞって開発に参加した……だっけ?

Steve:今でもね、僕はそういうことは出来ると思っているんだ。OSを作るっていうのは、君は難しく考えているけど、要するに、基礎を作るだけなら、技術があってちょっと頭がよければ、学生でもできるってことなんだよ。その学生だって、ある程度の基礎を大学やハイスクールでちょっと学んできたからできたわけでね。大プロジェクトをいきなりやるなんていうのは、誰であっても難しい。そうだろ?

Steve:だったら最初は、CLIで動くレベルでもいいから、OSの赤ん坊であり核であるカーネルを作るってことを目指すんだよ。最終的なゴールは遙か向こうでも、自転車並みの速度でも、こいでいればいつかはたどり着く。これはそういう単純なお話なんだ。僕にしてみればそうなのさ。面白がった奴や、お節介な奴がいてね、「しょうがない、面白そうなことをやっているがまどろっこしくて見てられないな、一枚噛ませろ」って言ってきたらラッキーだ。で、そういうラッキーが起きるんだ。きっとね。

Mackey:へー……。

Steve:で、どうしてこんなことを考えているかというと、最初に戻るけど、色のないOSが欲しいから、なんだよね。原点に返って、使いやすくて、誰にでも使えて、今のみんなが使っているソフトウェアとも互換性がいくらかはあって……そういう理想を定期的に追求しなおすと、スマートでいいものができるっていう発想だね。もちろん、枯れた技術は安定しているし、大きなところが作っているから信頼性もある、っていう主張も否定しない。僕は今あるものを否定したいんじゃなくて、新しく革新的なものに挑戦し続けたいだけなんだよ。

 
 


 

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