Vol.119

「日本のクリエイターはクセが強いからコンテンツも強いので……」

2024年6月20日

Mackey

(2024年6月19日収録)

Mackey:ジョブズ通信を始めます。

Steve:うーん。

Mackey:あれ、今日は難しい顔をして考え込んでるね? どうかした?

Steve:あれからいろいろ考えてたんだけどね。ゆるキャラってみんなに愛されてこそのゆるキャラだろ?

Mackey:……そうだね。

Steve:僕たちにあるゆるキャラってなんだろうって考えたら、あのキャラクターしかいないんだよね。今のところ。

Mackey:……まさか……。いや他にもいるよ? キツネとか蛇とか河童とか!

Steve:うん。でも究極のゆるキャラはアレだよ。φのマーク。

Mackey:…………え。

Steve:無機質でもいいんだ! φマーク、カワイイ!

Mackey:頭どうかしたんですか?

Steve:ちょっと、Mackey、反応が冷たすぎるよ! ほらキュートじゃないか! いいだろ、Chromeのアイコンが「#そういういきもの」で可愛く見えるんだから!

 

 

Mackey:精神学協会のマークに手足とか生やさないでください。あれは一応重要な意味があるんですから。マークのコンセプトを考えたら、わき芽とか手足とか生やせるわけないでしょう。

Steve:じゃああのままでいいんじゃない?

Mackey:ああ言えばこう言う。うっ、ホントになんかそういういきものに見えてきた……!

Steve:いやぁ、日本人の発想ってすごいよね。僕にはないアイデアだったよ。

Mackey:……シンロジーコンピューターもゆるキャラシルエットにできるかもしれないね……(がっくり)

Mackey:話は変わって、NICONICOに続いて他のクリエイター向けサービスも今週、攻撃を受けてるんだよね。もしかして関連性があるかなって思ったけど、ひょっとすると大規模攻撃が無差別にかけられていて、有名どころが目立っているだけかもしれないな……。

Steve:昨日、君、Xに書いてたけどさ、日本のコンテンツってみんなほとんどそこから来てるのかい?

Mackey:アニメ界隈はかなり多いよ。最近Amazonとかに溢れてる書籍は、アルファポリスやらカクヨムやら小説家になろうやらからの出版も多いんだよね。もちろん他の賞でデビューする人もいるけど、投稿サイトにあるものは、人気になると出版権がほしいって出版社からオファーがいくみたい。今のところ、昔ながらの漫画→単行本化からアニメ、ドラマ化するルートと、小説→漫画やアニメ化するルートと、二つあるかな。ていうか、「わたしの幸せな結婚」が実写化するとは思わんかった……。

Steve:え、アレ、ネット小説なのかい?

Mackey:うん。始めちょろちょろ読んでたんだけど、たまたま好みの問題で先を読む気にならなかったのでほっといたら、気付くと書籍化・漫画化・アニメ化・実写化って続いてて「いつの間に……」って。みんなああいうの好きなんだね……。

Steve:で、最近君が好きな作品はなんなんだい? 君が読んでるやつって、だいたい数年後にはメディア展開があるだろ!?

Mackey:それは、みんなが話題にし始めたものを遅れて読んでるだけだよ。んー、最近私が良いなぁって思った作品は、あんまり一般受けしないんじゃないかな。ファンタジーもので「猫と竜」とか、「東の森の魔女の庭」とか。猫が活躍する話が多いね。

Steve:猫か!

Mackey:最近読んでるのはベタなものか、作者の癖(ヘキ)が詰まった作品が多いかも。

Steve:ヘキ。

Mackey:ああ、えーと……大丈夫かこれ、英語で言って。フェティシズムね。近いのはそういうニュアンス。要するにこういう状況やストーリーやキャラクターが好きなんだ! っていうこだわり。

Steve:日本って!(※カルチャーショックを受けています)

Mackey:会長が言うのとはまた別な意味でディープな日本文化だよねぇ……うん……。待って? そういえばわりと会話で流してたけど、Steve、最近日本のコンテンツそんなにフォローしてるの?

Steve:僕、わりとアニメーション映画会社作ったりしたし、そういうの好きだけど。

Mackey:へぇ。初めて知ったなー。

 
 


 

『いま、生きている人間のほとんどは、死んでいくべきところを自ら想定することなしに死んでいきます。』
『日本の死者のたましいは、行き場も知らず、祈りによっておくられるわけでもない』

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