Mackeyの「命の書」通信

Vol.122前編

「才能、育てる? それとも育つ?」

2024年7月18日

Mackey

(2024年7月17日収録)

Mackey:ジョブズ通信、今回も短めでお送りします。ごめんなさい。別のあれこれが今佳境です。

Steve:三ヶ月に一回はこんな感じだねぇ!

Mackey:さて最近ちびちび更新して参りましたが、今日はあんまりネタが……ない……。

Steve:じゃあ今日は僕の方から質問してみようか。Mackey、精神学協会が教育研究機構を作ろうとしてるって言ってただろ? クリエイティブな才能を活かそうと思ったらどうしたら良いんだと思う?

Mackey:会長か誰かが言ってたけど、子供の問題って親の問題なんだよね。正しくは、親が抱えている精神的な問題や波動に由来する、っていう話で。つまり親とか周りの大人が見出した才能を潰さないで活かす条件を整えないと、才能の開花は難しい。ところが今回メインになるのは高校生とか大学生ぐらいの子たちでしょ。自我がもうほとんど確立して、やりたいことをやるために考えるだけの頭と胆力があればいいはずなんだよね。

Steve:ああ、なるほど、なんとなく言いたいことが分かった。親の問題を引き継いだ状態で、精神的に大人になりきらずに大きくなった子供を君は考えているわけだ。

Mackey:対人恐怖症で顔を出さないで歌手になった子がいるぐらいだから、考えて実行する力がある子はとっくにやっていると思うんだよね。何をするにしても、『考える』って力を持っているかどうかは問われると思う。

Mackey:ある意味ね、ウチに来る時点で、もうそれは神さまの紹介状があるってことなんだよね。たまにアンチテーゼの精神界の勢力が送り込んでくる人もいるらしいけど。だから何かしらの才能は必ずその子たちは持っている。大人たちが引き出そうとするっていうのは傲慢な話で、彼らは勝手に天才になるんだよ。

Steve:なるほど、天才は教え導かれる存在じゃないってことだね。

Mackey:きっかけは必要だけど、たぶんその後は好き勝手にやると思うよ。私は苦もなく文章を書くことができるけどさ、それはずっと小さい時から読み続けて書き続けてきた積み重ねの結果。積み重ねなければどんな才能も開花はしないというか、積み重ねが苦にならないのが、ある意味天才の特徴かもしれないね。だから、私たちがやれることは、たぶん、できたとしても積み重ねの上で障害になっている、考える能力を阻害したり封印したりしている波動を取り除くことに協力したり、その才能が開花するためのきっかけ作りなんだよね。必ず小さい時から好きで続けたり、得意でやっていることはあるはずだから。

Steve:ということは、僕たちがやるべきなのは、彼らに精神学を教えることだけなのかい?

Mackey:たぶん。それは実地で教えるのが一番早いんだよね。超現場主義っていうか。ただ、これは私のうがった見方かもしれないけど、精神学を学べばすぐにカリスマになれると勘違いしている人は、痛い目見ると思うよ。

Steve:なぜ?

Mackey:天はたぶん、その人がやるべきことをやった時に、その能力や資質が働いて、よいもの・ことになるように意識が働くように方向付けているけど、それがその人たちの希望や欲望に沿ったものとは限らない。例えばYoutuberになりたい男の子がいたとして、いや、君はむしろカメラの前で活躍するよりも編集や演出の天才だから映画監督になってみたら、って言われたら、それですぐに納得すると思う?

Steve:ショックだろうね。でも……そうか、そうやって必ずショッキングな出来事は起きるのか。

Mackey:私の勝手な持論だけどさ、人間って一回絶望しないと能力は開花しないんだと思うよ。

 
 


 

『いま、生きている人間のほとんどは、死んでいくべきところを自ら想定することなしに死んでいきます。』
『日本の死者のたましいは、行き場も知らず、祈りによっておくられるわけでもない』

今、日本にはこれまでの宗教的世界観とは無縁の、新しい霊界が生まれています。
あらゆる死者は行くべき場所も知らず、また、これまでのどのような祈りや弔いも無効化しているために、どこにも行けず、ただ暗闇の中にいるものがほとんどです。
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