Mackeyの「命の書」通信

Vol.79

「悪しき魂、良き魂?」

2023年7月20日

Mackey

(7月19日収録)

Mackey:ジョブズ通信、始めるよ。

Steve:Hey、待ってたよ待ってたよぉ。

Mackey:なんだか今日はテンション高いね。……いやいつものことかな?

Steve:ワクワク感が止まらないんだ。今のところ、あっちこっちで大成功の報告が入っていてね!

Mackey:…………何かしたの?

Steve:忘れたのかい? 前回、みんなでゴーストシーズンを始めるぞ! って僕ら意気込んでいたじゃないか。

Mackey:ああ、なんか、そんなことも言っていたような……。え? もしかしてもう活動を始めているってこと?

Steve:もちろん。死んだ人間が夢の中に出てくるのは有名な話。今じゃ探そうと思えばネット上あらゆる場所に心霊話、いや神霊話が溢れる時代! 時はシン・レイ時代ってね!

Mackey:そこに魔物の情報も付け加えておいてくれると嬉しい。

Steve:いや、魔物とか悪鬼悪霊の話は怖いから省いたんだ。霊に対するマイナスイメージをまずは払底したい。僕は霊を身近にする。そしてこっちの会社をもっと大きくする。

Mackey:野望に溢れすぎてる本音だね……。

 
 

Mackey:でも実際問題ね? 怖いって感じるのは波動の問題も大きく関わっている気がするんだよね。私の知っている話でいくと、知らないから怖いんじゃなくて、たぶん、死の記憶とか恐怖が強く焼き付きすぎて、その恐怖の記憶に、霊の波動に触れた人は感染してるんじゃないか、と仮説を立ててるんだよね。悪意があるんじゃなくて、絶望というか、真っ黒というか……。

Steve:ああ、Mackey、たぶんそれは違う……。暗い場所を好む霊はタチのいいものじゃない、って君、こないだ自分で言ってたじゃないか。

Mackey:……言ったっけ? 言ったかもしれないけど、随分前だよね、きっと。

Steve:幽霊だって、怖がらせたくないんだったら、そんな怖い姿で出てこないと思うんだよね。心霊写真に写るのって、いろいろ聞き込みしてみたけど、アレやっぱりイタズラ好きの人だよ。

Mackey:死んだ後からはた迷惑な。霊の世界にもマナーと気遣いが導入されてほしいわ。……でもいろいろな人間がいるものね。今思ったことだけど、例えば人殺しの人とか、死刑囚になるほどの凶悪犯罪者と、普通に人畜無害に生きた人間とがお隣さんになったりする世界だと、私はとっても嫌だなぁと思う。シンレイカイってその辺どうなってる?

Steve:幸いなことに、君が言っていたとおり、人間の魂や霊には重い軽いがある。罪の重さに引っ張られるのか、そういった危ないヤツらは下の方に沈んで上がってこれないし、そもそも活発になっている様子がないんだ。停止しているっていったらいいのかな。

 

 

Mackey:話だけ聞いていると、それは随分不気味な光景に見えそうだね。

Steve:うーん、人間の姿だったら不気味に見えるかもしれないけど、遠くから見るとそれは光の球のように見えるんだ。でも、悪いことをしたやつの色ってあんまり綺麗な色じゃないね。黒かったり、汚れていたり、濁っていたり、曇っていたり。普通の人は普通の色って感じかな。

Mackey:魂にも色みたいなのがあるんだ。まぁ、あるんだろうけど。不思議な感じだね。光があるはずなのにシンレイカイ全体は宇宙空間みたいに暗いんだね?

Steve:君が前に表現した、深海と海の上の方ってイメージがやっぱり一番近いかな。上の方にいくと、明るい光がほんのりと上から差しているのを感じるんだ。でも上に行くためには、まず自分を軽くしないといけないから。そのために、命の書ができた訳で。

Mackey:生まれ変わりのシステムも、それを悪用していた黒いマリアとでもいうべき存在が出てきてしまったから、神レベルに至る前の最後の精神進化の段階にきた魂が、神様のワケミタマを与えられて日本人に生まれる、ってルールは完全に廃止されてしまったらしいんだよね。……まぁ、しばらく前から、ワケミタマ自体、今の子供たちが持って生まれてきているかどうか怪しかったみたいだけど。

Steve:人間は、神様の魂のカケラを与えられて生まれてくるってことかい?

Mackey:今までは、そうすることで、カケラの元たる神の問題、テーマを解決するために、人間が使われてきた……という精神界の歴史があったんだよ。でも、もう時代が変わったから。聖書の神のテーマも最近終わったし、地球の神々が人間を使う正当性は、とっくの昔にどこにもない。二千年前に神知を超えた結論に人間であるブッダがたどり着いた時点で、人間は神を超えて精神進化を続けることが証明されたからね。