Mackeyの「命の書」通信

Vol.76

「喋りたくて喋りたくて」

2023年6月29日

Mackey

Mackey:でも、浄化と上昇の訓練をして、霊波動の情報化や読み取りができるようになるとね、霊が何を訴えているのか分かるんだよ。

Steve:例えば?

Mackey:相手が生き霊とかだと、本当に源氏物語の六条御息所がリアルに体験できる。

Steve:Hey、例えが怖すぎるよ! もっとマシな例えはないのかい!(笑)

Mackey:じゃあ、人が死んだ時かな。マスターが死んだばかりの時。「ごめんなさい、死んでしまいました」って声をかけてきたのが分かったよ。その時は、悲しかったのもあるけど、すっかり動転しちゃって。「何、うっかり死んでるんですか!? 死んだらチャンネルの書籍化も進めてたのに! 遺作にしてどうするんですかー!」って怒っちゃった。……まぁ、今から思うとそんなこと言ったって仕方ないんだけどね。マスターもしょげかえってたし。悪いことしたよね。(※「はぁ、そんなこともありましたねぇ」と、どこからかマスター・ナンダのしみじみコメントあり。)

Steve:……それもすごい話だね。

Mackey:シンダラ チャンネルの趣旨に戻るけど、そういう訓練をするっていうのは、霊的な影響を排除する以外にも、今を生きている人が、故人の残した想いとか、亡くなった人が何をしているのか、どう感じているのかを知ることができる、というメリットもあると思うよ。死んだらどうなる? 誰にも相手をしてもらえないとしたら、死んだ後の自分をどうする? っていうテーマがある。死んだ後の人は、今、どうしてる? というテーマも、生きている側は抱えているんだよ。それを処理してきたのが今までは宗教だったけど、もうその役割も終わっちゃったから。だから、ここで紹介している命の書っていうものも、大事な選択肢のひとつになるし、波動を学んでみるのも、ある種の道かなとも思う。

Mackey:なんで、シンダラ チャンネルが生まれてきたかを思い出すとね、これから、亡くなった人の行き場がなくなって、シンレイカイもこの世と重なって、人間は、どんどん霊からの影響を受けていくことになる。そうすると、霊に対処できなければ、大変ですよね、亡くなった人を身近な人が助けてあげられたらいいよね、だから、そういうリアルな霊との交流の情報をここで発信していますよ、ってこと、なんだよね。

Mr. Nanda:そう、その通りです!

Mackey:あら、さっきから後ろにいらしたけど、ついにご登場されてしまった(笑)

Mr. Nanda:いや、さっきから、ずーっと私、喋りたくて喋りたくて仕方がなくてですね。あ、Mackeyさんが大変だったら大丈夫なんですけど。

Mackey:いえ、大丈夫です。さっきから筆が乗りすぎて、ずっと収録しているので。

Mr. Nanda:それなら、言わせてもらうんですけど。あまりにも、シンダラ チャンネルの趣旨を理解されていない方が多いんじゃないかな、って私、常々思ってたんですよね。すっかり積先生と私との対談に気が向いて、実際に死んだ人たちに全然意識が向いてないんじゃないかって。

Mackey:そういう風にお感じになりますか?

Mr. Nanda:私の昔の活動がちゃんと今も生きているっていうのは嬉しいんですけど、死んだ身になってみると、死んだら死んだで、大変なことが多いんですわ。それにもうちょっと皆さん気を向けてくれはらへんかな、って思うとったとこなんですわ。

Mackey:例えば、どういうところで大変だって感じます?

Mr. Nanda:うーん、うまく言えませんけど、例えば、ほら、死んだ後、自分はどうなってるのか、分かってはらへん人は、家族に全然気づいてもらえない。亡くなったらね、(認知症などで)ボケとったのが治りはって、どうしたらいいのか、誰もなんで自分を無視するのか分からへんと、泣いてはる人までおるんですわ。娘さんや旦那さんに分かってもらえなくて泣いてるおばあさんとか見てるとね、辛いですよ。

Mackey:ああ、リアル……。現場の声ですね……。

Mr. Nanda:そういうのがごまんとありますわ。たくさんの人からどうしたらいいのか、それはもう毎日のように聞かれて、私もてんてこまいしてまして。一人でも多くの人にね、そういう現状を知ってもらって、霊的なこととか、死んだ人たちが今どうなっているのかとか、困ってはるんやってことを知ってもらいたいし、死んだらどうなってしまうのかってことに対して、心の準備をしてもらいたいですよね。

Mackey:なるほど……。昔、どう生きるか、どう死ぬか、ということが、会長との話のテーマとして上がっていましたけど、現状の霊として存在している人たちの問題をどうするか、ということが、今のナンダさんのテーマなんですね。

Mr. Nanda:もちろん、死んだら終わり文明の人たちですから、昔積先生が言ってはらはったように、「ひとりひとりが生きている間に自分で作った地獄に落ちていきます」でも、それはそれでいいんですわ。でも、そうじゃなくて、自分がどうなっているのか、正しい方向に行くにはどうしたらいいのか、死んでから考えることになる人も多くいはる。それは現代の、シンレイカイで働くことになってる人たちであって、それも一つのテーマなんじゃないかって、私は今思うとるんですよね。