Mackeyの「命の書」通信

ジョブズ通信23「眷属たちは働きたい」

(4月20日収録)

Macky:今日は会長からネタを貰ってきたよ~

Steve:待ってました! アプリの話だよね?(It’s about talk of app, your right?)

Macky:不思議だ、ちゃんと英語が副音声で聞こえる…(遠い目)

Steve:僕は元々アメリカンだよ、Macky。

Macky:うん。そうだったね。

 

 

Macky:眷属アプリという構想があってね。インストールしてお金を払うと、眷属がスマートフォンにやってきてくれて、そのスマートフォンを悪質な波動から守ってくれるってやつなんだ。

Steve:へぇ。でもそれだけならすぐに作れそうだけどな。

Macky:というと?

Steve:君は勉強が必要だ~ってこの前言ってたけど。別に特にメンバーを集めなくても、今はほとんどプログラミングレスでアプリは作れるさ。デザインが必要なだけでね。まぁ今度いろいろ調べて試してみたらいいよ。

Macky:ああ、最近の開発トレンドはそうだったよね。うーん、でもアプリをインストールして課金するだけならすぐできるけど、それだけだとつまんないんだよねぇ。

Steve:ガチャ要素があった方がいいのかい?

Macky:出てくるものにレア度を持たせるのは射幸心を煽りすぎるからやめようと思っているよ…あれはよくない…。

 

※ソーシャルゲームのほとんどはレア度が高いキャラクターやアイテムがある方が難しいステージも攻略しやすいが、有料のガチャでランダム、しかもごく低確率でしか入手できない。好きなキャラクターや新しいキャラクター、アイテムを手に入れるために大量に課金するコアファンを、無料のコンテンツ(スト-リーなど)で獲得するのが大抵のビジネスモデルである。

 

売買行為で確実に手に入れられるトレーディングカードの方がまだマシなレベルかな。マナーの悪い転売やせどりでの買占めはとっちめられてしかるべきだけどね。どっちかというとカタログ式でやった方がいいなー。

Macky:うーん…これは眷属たちに聞くべきだと思うんだけど。神狐隊の狐九郎くん。いる?

狐九郎:あいや。呼んだか、御主人。

Macky:眷属アプリの話を今Steveとしていたんだけどね。眷属くんたちは複数のスマートフォンにまたがって仕事ができるかい?

狐九郎:神様みたいなことか? さすがに修行中の身には難しいな。

Macky:そうか。まぁ、数を稼いで眷属たちの俸禄を賄うための仕組みでもあるんだから、複数箇所に常駐っていうのはなしだよね。となると…各スマートフォンアプリに一体ずつ、眷属がつくとして。アプリ上では指名制になるか、あるいは単純に名前のない設定の方がいいのかもしれないな。

狐九郎:眷属にも人との相性ってものがあるからな。水神と気が合うのもいれば、鬼神がいいやつもいる。稲荷が合うのはビジネス好きなやつだなぁ。

Macky:へぇ。となると私はどうなのかな?

狐九郎:御主人は稲荷と相性は悪い。

Macky:え゛っ(←ショック)

狐九郎:どっちかというと御主人は眷属よりも神様方と相性がいいから…。(目をそらされる)

Macky:どっ、どういうことなの…。

狐九郎:うーん、眷属の力が必要なのは一般の人間たちの方なんだよなぁ。うまくいかねー!って悩んでる人たちにそっと寄り添って影から助けてやったりするのが俺たちの役目だったりするからさぁ。御主人は普通の人の「うまくいかねー!」よりも別の次元の「うまくいかねー!」だから俺らでは力になれないのさ。

Macky:(そ、そうなんだ…ちょっとショック…)…最後に眷属アプリについて一言。

狐九郎:俺らは働く用意はあるからさ。うまく働く場を用意してくれたら、獅子奮迅の活躍を約束するぜ。眷属界は絶賛ハローワーク求人中ってなー。

Macky:向こうにも職業訓練校あるんだね…。