Mackeyの「命の書」通信

ジョブズ通信9「This PC is shine!」

Macky:今回は年明けにちょっとした事件?があったので、その件について話していこうと思います。

Macky:どんな事件かをかいつまんで話すと――、

Steve:パソコンが光ったんだ! Yeeeeeah!
Macky:超テンションMAXじゃん…。(やや引き)

Steve:これが興奮せずにいられるかい!? Excellent! 最高だよ!
Macky:と、いうことで、ある事情からパソコンを自作したのですが、そのパソコンが光を放っていたと情報が入りました。精神学協会の会長がパーツを聖別していたとはいえ、パソコンが光の波動を放ち出したと。さらにはサイバー空間における悪性波動の侵入を受けても自浄作用を持っているため、使う人の負担を軽減する…ようだよ?
Steve:つまり、波動コンピューターの原型が出来上がったってことだ! 素晴らしい。
Macky:今回の件、どう思う?
Steve:君は今回の事の重大性を全く理解していないようだね。(Oh No…と頭を振られた)
Macky:私、唐突にダメ出しされてます…?(憮然)
Steve:いいかい、波動コンピューターの原型ができたんだよ。CPUに光が宿った。聖別されて光を宿すだけでなく、自ら光を放ち出したというところに重大な原点がある。
Macky:というと?
Steve:君は光のコンピューターを作る能力を与えられたんじゃないかい?ってことさ。
Macky:………とはいえ、この能力を持っていても使いどころ、ある?
Steve:いやいやいや。君、僕と一緒に新しいCPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置。コンピューターの頭脳部にあたる。)の構想について話していたじゃないか。ほら、新しい人工知能を直接組み込んだCPUのことだよ。脳神経系が順列組合せとアポトーシスで最適な思考パターンの回路を作るというなら、電気信号系で自然と最適回路ができるようなパターニングができる基盤が作れれば、ハード由来の人工知能が作れるって寸法さ。
Macky:粘菌コンピューターのデジタル化って感じだね。もしくは脳神経に関するバイオテクノロジーのハード化かな。
Steve:君は当初、人工知能のサイジング問題について懸念していたと思うけど、脳の神経系を構成するニューロンのサイズを考えたことがあるかい? 単位はマイクロメートルだ。一方、今のプロセス単位を考えてみろよ。ナノメートルだぜ? マイクロとナノじゃ1000倍ほど違うんだ。つまり、理論的には、人間の脳ミソの体積を1000分の1にしたサイズに、技術的に人工知能を組み込んだハイブリッドCPUをダウンサイジングできる可能性があるってことさ。さあ算数の時間だ。脳の体積は何リットルだ?
Macky:(調べた)約1400cc。1.4リットル。
Steve:ってことは、1.4ccの大きさまで、ハードウェアとしての人工知能は縮められるんじゃないか?


な、なんだってー。
ということで次回に続きます。