Mackeyの「命の書」通信

ジョブズ通信73「改めましてダッキ日女」

(5月2日収録)

 

Steve:Hey! 今日は面白い人を連れて来たんだ!

Mackey:いきなり朝から元気よく来たねぇ。……誰を連れて来たの?

Steve:よくぞ聞いてくれました……。妲己改め、ダッキ日女予定の可愛い子ちゃんだよ。

Mackey:……あー(納得)

 

ジョブズ通信73「改めましてダッキ日女」

 

ダッキ日女:え、えっと……こ、こんにちは。ダッキ日女よ。(もじもじしている)

Mackey:前は妖艶な美女だったのに、若返って少女の姿になったねぇ。……ところで前々から気になってたんだけど、そのキャラクター、作っているの? それとも素なの?

ダッキ日女:あなたアイドルに「君ってトイレに行くの?」って聞くぐらい無粋な質問するわね!?

Mackey:分かった、素なんだね。九尾の妖狐が尾を落として、ダッキーコンピューターのアンバサダー(広告塔)としてカワイイ女の子になったってことだね。ごめんね。……やっぱり見た目年齢のせいか、ちょっと口調が砕けちゃうなぁ。

ダッキ日女:それが威厳のあるなしとか、雰囲気とかの力なのよ。与えたい印象や接し方を波動で操作しているんだから当然でしょ。

Mackey:で、Steve。彼女を連れて来た意図は?

Steve:ある日久々に妲己に会ったと思ったらかわいくて小柄な女の子になっていたから、面白すぎて連れて来たんだ!

Mackey:面白すぎて連れて来たんだ。そうなんだね、ダッキ日女としてデザインをしなおしたらこうなったのかぁ。……そういえば私、悪魔とかの意識体に姿形を与えると紙に移せたみたいだけど、それの応用みたいなことが起きたって感じなのかな……?

ダッキ日女:げ。何その能力。意識体の天敵みたいな能力ね……。

Mackey:人に取り憑いた悪魔っこを読み取って印象を絵にすると、そこから波動が出るということが起きるんだよね。

ダッキ日女:完全にそれ、紙に絵姿を描いて何か封じてるじゃないの……。古来の陰陽師的な雰囲気を感じるから嫌いなんだけど?

Mackey:ああー、そういえば日本での玉藻前時代は、陰陽師に正体がバレて追い立てられたんだっけ……。

ダッキ日女:昔の話は禁句よ!!!

Mackey:ごめんごめん……。

 

ダッキ日女:ジョブズ通信にこの姿で出るのは初めてなんだけど、ほら、波動マーケットで新しくコンテンツを出すときに、いきなり知らない女の子のキャラクターが出てきたら、「誰!?」ってなるでしょ? だから存在だけでも仄めかしておいたほうがいいと思ったのよね。……というのは建前で、本当はSteveと顔を合わせたら笑い転げられたんだけどね……。

Mackey:Steve……、女性と顔を合わせた途端に笑い転げるのはさすがに失礼じゃない?

Steve:いや、だってさ、本当に精神界ってワンダーランドじゃないか。何が起きても不思議じゃないんだから、こっちだってびっくりするよ。

Mackey:まぁ、考えてみたら天照大神だって、伊勢神宮で二十年ごとに式年遷宮を行って若返ってるもんね。

Steve:え、そんなことしてるの、神さまって。

Mackey:会長から前に聞いた話だと、15歳くらいの女の子から35歳くらいの女性までの間で、若返っているとか。

Steve:若返るって、ダッキ日女みたいに絵に書くだけじゃあだめなんだ?

Mackey:仮にも日本のメインの神さまとして位置づけられているんだから、駄目でしょ。……それにほら、最終知識の最初の方を読んでもらったらわかると思うんだけど、あの式年遷宮の仕組みは精神界からしても大事な目的があって、何百年間も続けられてきた仕組みだったんだから。大がかりぐらいでちょうどいいんだと思うよ。

ダッキ日女:さすがに神々と一緒にされるのは畏れ多いわね。……何よ、私だって神さまには睨まれたくないのよ。あなた、よく普通に接してるわね……。

Mackey:うん、自分でも時々どうかと思うけど。いろいろと大目に見てもらってるんだと思うよ。ただあの人たち、人を使うってなったらとことん使いに来るし、使い方も結構容赦ないから気をつけてね。

ダッキ日女:たぶん、そういうことになる人の方が少ないから、その忠告は無用だと思うわ。

Mackey:……今、ちょっとしょんぼりした。

ダッキ日女:そういうものよ。でもあなた、本当に頑張らなきゃだめよ?

Mackey:うん?

ダッキ日女:宇宙戦争の記憶。私も伝聞でしか知らないけど、全部知ってるのはあなたでしょ? 楽しみにしてるから、ちゃんと聞かせてよね?

Steve:え、なにそれ。

Mackey:スター・ウォーズよりとんでもない話がたくさん出てくる昔話のこと。なお、私もそんなにアレコレと細かく覚えてるわけじゃない。

Steve:どういうこと!? デス・スターとか出てくるのかい?

Mackey:あー、うん、星を割るような話もあるかもしれない。でももうちょっといろいろと生々しいというか、スター・ウォーズほどヒロイックじゃないかもね。印象やイメージでいえばハリー・ポッターとか、指輪物語のようなダークファンタジーに近いのかも。たくさん人も死んでるし。

Steve:……なんか、すごい話なんだね?

Mackey:そのうち出せたらと思ってるよ。