Mackeyの「命の書」通信

ジョブズ通信29「新世代と旧システムのアンマッチは不幸が過ぎる-1」

Macky:思えば私も不思議な精神状態で生きてきたんだよねぇ。

Steve:へぇ。っていうと?

Macky:「死んだら終わり」の無神論と有神論って不思議なことだけど同居できるんだよね。

Steve:一見矛盾しているように見えるけど?

Macky:うん。私の感覚が日本人らしいかどうかはさておき、自分の中ではどうも無神論っていうのは宗教の宗派みたいな感覚っぽくてさ。でも神さまや仏さまの存在って、信じていないくせに周りがずっと在るって前提で神社や仏閣にお参りするから、割と肌感覚にはなじんでるの。信仰が身近で空気と一緒だとそういう感覚になるんだよね。それで、私はあまり神頼みとか仏頼みをするのかっていうと、そうでもなかった。…いや、助けてもらったことは何回かあるんだと思うけど。ああ、何が言いたいのか分かんなくなっちゃったな。

Steve:つまり君が言いたいのは、神さまや仏さまっていうのが自分の中では当たり前にあるのに、無神論者の余計な思考が入り込んで、自己矛盾が生じちゃった、ってことだろ?

Macky:そうそう。で、それを解消するために、高校生の頃、ずーっと考えてたんだよね。ストーリー考えるついでだけど。気になることは自分なりに納得できる答えを見つけるまでずっと考え続ける主義だから。

Steve:それで、どんな結論を出したんだい?

Macky:「無神論は否定するしかない」って。だって地球史の成り立ちは、確率論からいっても「全部偶然です」で片づけるには苦しすぎる話ばっかりなんだもん。そうなるに至る必然的な要素があるにしたって、随分都合よくあったね?って話じゃん。生命の発生にしたって、人類史の発展にしたって、何かの介入は、あったんでしょ。って態度になった。あるとしたらそれは何か、宇宙規模の巨大な何者かの意思が介在しているだろうって。自分の実在性を考えるとね、宇宙と自分は同じものだってことは分かるんだよ。自分がいる宇宙のことを、私は自分の中で宇宙の外側から観察できたんだもの。それは人間の意識スケールが宇宙と一緒ってことでしょ。人間は宇宙と繋がっているんだっていうのが感覚知として理解できたら、それは一時的にでもブッダの時空に到達したってこと。

Steve:そうか。君は一度、最後まで考え抜いたから、この結論に自分で至っているんだね。僕らは最終知識を読むまでそのことが理解できなかった。

Macky:そうなるのかなぁ。だからきっとね、波動チャンネルのこの話を読んだり、最終知識を読んだりしたら、「ああ、知ってる知ってる、やっぱりそうだよね!」って意識感覚を共有できる中高生がすごく増えてるんじゃないかって思うんだ。で、問題は、その意識のまま今の社会に突入すると、おそらくほとんど全員が統合失調症やらうつ病やら精神病になるってことなんだよね…。彼らは肌感覚として分かっていても、最後まで考え抜いたのだとしても、どっちにしても矛盾した社会の中で「自分は周りと同じだよ?」って振りをして生きることになる。