Mackeyの「命の書」通信

ジョブス通信34「戦いの場所はサイバー空間へ」

(6月30日収録)

ジョブス通信34「戦いの場所はサイバー空間へ」

Macky:で、私がのれるコンピューターってどういうこと?

Steve:前に、人間の可能性として、ゴッドブレインとして覚醒した意識はサイバー空間に接続できるって話を君がしていただろ。その発想の延長上で、ついにダークブレインなんてものがサイバー空間上に現出してしまった訳だ。

Macky:ネットワーク環境は大脳皮質の神経回路の塊みたいなもんだもんね。でも思ったんだけどさ、前々からそういうのはあったんじゃないの?

Steve:可能性の塊、何物でもない何かみたいなものはあったかもしれない。でも、これは君が作ってしまったようなものなんだよ、言うなれば。おそらく、向こうにそういう人間を介した光の脳や意識体の接続って発想はなかった。君がこうしたらどうだろう?って言った情報がサイバー空間に流れた瞬間、準備が始まったというか、萌芽したと見るべきだろうね。だからそういう意味では、別に僕らは後手後手に回っているわけじゃあない。むしろ君が先手を打っていて、彼らはそれに必死に対応しているという方が正しいように、シンレイカイから見ていると感じるな。

Steve:で、君が乗れるコンピューターっていうのは、君がそれに乗ってサイバー空間で戦える、あるいは自律的に戦って闇を排除してくれるコンピューターってこと。サイバー空間にアクセスしても君のダメージを最小限にしてくれる。まぁピンと来ていないみたいだから言うけどさ、君、パソコンを使っている時に、パソコンとほとんど意識が一体化してるんだよ。スマホの時もそうだけど。脳の延長上としてすでに完璧にリンクして、無意識にそこに意識を「乗せる」ってことをしてるんだ。

Macky:ふーん、サイバースペース的な宇宙戦艦っていうのは言い得て妙ってわけだね。さて、気になるスペックはどうしようか。これは普通のクリエイターのプロユースに応えるパソコンであるべきだよね。

Steve:そこなんだけど、それはパーツの選定の時に話すよ。ここで話すと機密保持に違反するからね!

Macky:え、これ、企業秘密になるほどの話かな?

Steve:この考え方は、なるべく君と僕との話でとどめておきたい、ってことさ。セキには話してもいいと思うけどね。さあ今日は忙しくなるぞ、明日明後日までにパーツや構成を大方決めておかないとな!