神を超えよ!仏を超えよ!

第141回(Repeat)

神の仕組み その四
本当の地球史

◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
初回 二千十九年十月二十三日 配信

:精神学協会の人達に、地球のことを真剣に心配するなら、イコンシールとイコンデバイスを持って、アメリカ合衆国に行きなさい!、と私はいっています。この世界(地球)を、なんとか(正しく救おうと)、するためにはね、日本とアメリカが手を取り合わなければ、前に進まないのです。それは中国でもない、ヨーロッパでもない。日本とアメリカなのです。それが、地球史なのです。

要するにアメリカの独立宣言はどういうことかを説明すると、精神界の地球史として、当時ヨーロッパには、もはや神はいないということを信じた人間が、新大陸を目指して、神に会いたいと願って船で西へ行ったのです。 (何田注:例、メイフラワー誓約、千六百二十年に北アメリカ大陸に到着したピルグリムファーザーズは、キリスト教徒にとって理想的な社会を建設することをめざした。) そこで、神に新しい契約をしたいと宣言したわけです。しかし、アメリカ合衆国を建国しても、神に会えませんでした。そして、また西に向かって船出し日本列島に出会いました。それでも、第二次世界大戦でアメリカが日本に勝っても、当時のアメリカ人は残念ながら神を見ることはできなかったのです。

要するに、神に会いたいと切に願った人々の祈りは、西へ西へと地球を巡り、ヨーロッパからアメリカへ、アメリカから日本列島へやってきたわけです。日本列島にやってきたからこそ、この二千二十一年になって、今度のことで、初めてアメリカ人は自分の国で神を見ることになるのです。なんだ、約束の国はあそこに(日本列島に)あったのだ! ということに気がつく。その日本国を壊したのは自分達だったんだ、ということに気がつくのです。

何田:その発端はエジプトの時代ですか? 旧約聖書のお話からですか?

:そうです。今お話しした物語はね。

何田:結局、旧約、新約の聖書の本当の信仰を持った人間が神に出会う旅は、ヨーロッパから東に向かって出て、ユーラシア大陸→日本列島に到着。他方、ヨーロッパから西に向かって出て、アメリカ大陸→太平洋→日本列島に到着。結局、日本列島に出会いスイッチが入って、人間は神に出会うことができるということが実現するという神様の壮大な仕組みだということでしょうか。コロンブスのアメリカ大陸の発見は黄金の国、ジパング、つまり日本を探し出すためでありましたが……。

:黄金の国ではなくて、神の国を求めたのがアメリカ人なのです。この手のお話がそのうち、マンガとかアニメで、世界中に流行るようになれば、地球革命は終わります。

何田:本当の地球史ですか?

:地球史というより、神様史というべきかもしれません。

何田:神様史? ですか?

:私のお役目は、聖書の時代を終わらせることなのです。神様は、その聖書の前にも、その後にも存在するので。私の部分的役割はそこまでだからです。

何田:積先生はその聖書の部分の役割とおっしゃいましたが、地球の神様は聖書の前にも後にも存在されるでしょう。しかし、積先生をつかさどる存在様は、聖書の時代の部分に焦点を当てて、積先生を通じて、宇宙二つ分離れた向こうから、この地球にコンタクトしてこられたということですか?

:そう、だって時空ってそんなものです。この宇宙が始まる時に、すでにこのプログラムは決まっていましたから。

何田:「最終知識」には、この地球は六度目の・・・…。

:「最終知識」には五たび滅んで、六度目のものである、と書いてあります。

何田:この地球のこの文明で闇と決着をつける、ということですか?

:いいえ、今の(地球の)神様の物語は、これで決着がつきます。次のステージに、今の人類が行くかどうかは、私にはわかりません。というのは、次のステージではもはや、キリスト教の神が人間のたましいの基(もと)にはならない、からです。「聖書の時代が終わる」というのはそういうことなのです。ですから、今生きている人間ほどの闇が深いたましいは、次の世代には与えられないでしょう。

何田:次の世代の人間はまだ、これから生まれてくるのでしょうか?

:いいえ、次の人間はもう生まれています。たましいに、原罪のないたましいを持つ人間です。

何田:ああそういうことですか! 原罪のないたましいって、それはイエス様とかマリア様とかと同じように、本当に罪のないたましいが肉体に宿った人間ということですか!?

:だって、そういう約束なのですから! いいですか? 説明します。聖書の約束が成就したら、お金で苦しむような時代ではなくなります。その時代に、機嫌良く生きて死ぬ人間のたましいのレベルは、今現在の時代に生きている人間よりはたましいのレベルは、はるかに高い、のです。ですから、そのレベルの高いたましいにふさわしいシステムとか、教育とか、技術とか、あらゆる文化が再創造されていきます。

これだけはお伝えしておきます。

人間というのは、神に近づくべく、宿命づけられています。人間は、神の子なのだからです。ですから、次の世代のたましいの子供達は、私達よりももっと容易に神の気持ちがわかるようになります。

これは、精神の進化です。精神の進化というのはそういうものです。人生の中で、苦しまなくてよい子達が増えれば、それは嬉しいこと、だと思いませんか? それを現実にするために働く人は、義の人でありなさい。