未来の可能性 その四
実績を積みあげる学問「精神学」
◇お話し:積哲夫 ◇聞き手:何田匡史
二千十九年五月八日 配信
何田:平成から、令和に変わって、精神界の神様方や日本国の神社結界も連動して変わっているということは、その波動が日本に生きる人間の無意識に影響するということでしょうか? つまり、積先生が準備されてきた、たとえばトータルライフ互助会など光の救済システムプロジェクト、ビジネスが急に動き始める、みたいになるということでしょうか? 日本国と日本国民が神様を意識し、光の意識に目覚める、覚醒し始める、ということでしょうか?
積:だと思います。それが動き出す年が二千十九年だと思います。変化の年ですね。
何田:一昔(十年)前と違って、インターネットの普及から始まり、SNSの拡散、5G(第五世代移動通信システム)の高速通信の時代になり、情報の操作やうそのつけない時代になって、やっと真実が光を浴びる時代になった、ということは、ごまかしの効かない時代になる始まりの年、ということですね。全部、一気に広まるみたいな・・・…。
積:今までの流れから考えると、準備してきたプロジェクトやビジネスは一気に広まるというのではないとは思いますが。
ただ、私的にいうとね、もうすでに反対勢力がないというのが、決定的な光の勝利なのです。共産主義や宗教団体などは、二十世紀のルールによって組織されている人間集団です。 精神学にとって最大の敵はそういう人間集団なのです。 つまり、二十世紀までのルールが正しいとする人間集団の無意識の妨害、それがもの凄い力で人間に意識の蓋をしてきたのです。 そこに力がもう無くなっています。だから宗教の説得力はもうないでしょう。宗教団体に求心力はもうないし、ぜんぜん影響力はないでしょう。悪い意味で、要するに、人間の意識をコントロールする、人間世界に働きかけていたある種の集合的無意識をコントロールする、力の作用がもはや機能していないのです。
まだ、(力の作用が)あることにはあるのですが、それがあることによって、光を求める人達が、妨害され、阻害され、頭がおかしくなり、というのが人類の歴史でした。それを少なくすることに、もはや、神様業界は成功したのです。だから精神学協会の会員さんは皆さん、死んでいないでしょう? 宗教団体だったら、一定比率で、頭のおかしくなる人や精神病院に入る人がいるのです。そういう問題は、精神学という学問においては生じようがないのです。それを逆説的にいうとね、精神学はもうすでに証明されたと思います。証明が終わったということは、それを妨害する力が減ってきたということです。それが、光と闇の戦いの本質なのです。この社会を支配してきた力の影響力の外に、精神学協会はもはや出たのです。精神学協会が今いるポジションは、人類の次のステージです。古い世界に留まる人達はそのままでよいのです。精神学協会の人達は人類の次のステージの時空に移行してしまっている、と考えたらよいのです。それで、どれだけの人々がこちらに、光の側に、精神学側にきますか? というお話が二千十九年の今年から始まります。
何田:ああなるほど、解ります。数年前までは精神学、精神学協会と伝えれば、バカにされるような感じで、他人に受け止められていましたが、今では何それ? と興味を持って聞き返してくる人が多くなりました。精神学協会が、昔の時空から抜け出ているのですか! 私は、「それは宗教なの?」といわれるのが嫌で・・・…。
積:宗教みたいなのっていわれるのが嫌って? 「違います!」とハッキリいえばいいじゃないですか。精神学は学問であり、誰でも学んで実績を上げられる学問を学んでいるって。人生が良くなったって、ハッキリ伝えればいいじゃないの。別に恐れることは何もありません。もっと自信を持ちなさい。神様業界が認めているのですから。反対勢力の影響力はもはや、なくなりましたからね。いつも私がお伝えしているように、信じて仰ぎみる、信仰を持って生きることは人生を生き抜くのに最も大事なことなのです。
何田:ありがとうございます。ちがう質問です。個人の人間や、人間のグループとか、精神的に成長する時は急に成長し、ちょっと止まって、また成長し、といったような感じで、たとえば自分の精神性を上げようと思っていても、真っ直ぐ成長することはない、のでしょうか?
積:ああ、階段ですよ。精神性はドンと上がってしばらくいって、また行き詰まって、またドンと上がってしばらくいって、行き詰まって、上がります。人はスパイラル(螺旋、らせん)で成長します。それも、スムーズではなく、階段のように段階があります。
何田:精神性に縦方向と横方向があって、意識や考えは横方向の人達はすぐ共感されます。しかし縦方向の意識や考えは人に共感されにくい、と思います。縦の方向は階段を上る様に段階がありますか? 縦の階段を上ることが精神性を高める、ということなのかな? と考えています。いかがでしょうか?
積:その縦の階段を上がっていった先に、人が神界と呼んでいる世界があるのです。そこまで上がれること、神界まで上がれることができたら、もう下まで下がることはありません。人間だけ見たら、人間という世界のレベルでは上にあがっても、つまり、人生という面では成功者になれたとしても、たましいの成長に失敗したら下に落ちます。