第82回 神を超えよ!仏を超えよ!Ⅱ『デス・トーク』 2020年1月15日(水)

(通算第151回)
お話し:積哲夫  聞き手:何田匡史
(20191222収録)

積先生:「99%の論理系で考える人間のところに、初めて、神の1%一欠片(ひとかけら)の創造性がやって来ます。
神は信仰のある人間で、かつ99%論理系で考えることができる人間の脳に、コンタクトされるのです。それを、私はシンロジカル・シンキングと呼んでいますが、無神論の論理ではありません。

そういう能力を持っている人のところには、ミッキーマウスがいくら稼いだか?という話をしましたが、ミッキーマウスのキャラクターが神から授けられたと私は考えるのです。
それで時代が変わったでしょ。
一人の映画スターがいくら稼いだからって、ミッキーマウスの足下にも及ばないのです。

そういうウォルト・ディズニーみたいなポテンシャルを持った人が日本にはいっぱいいるのだから、“そういう才能を開花させるお勉強をしたらいかがですか?”というお勉強が“精神学”ですよって、いう宣伝をするために、『新しいミッキーマウスを作りなさい』と私は言っています。」

何田:「あれはウォルト・ディズニーさんにミッキーマウスのキャラクターが神から授けられたと考えられますか?」

積先生:「ミッキーマウスは神が授けられたとは思いません。そのビジネス・ヒントが授けられたと考えています。
ミッキーマウスにはすごい秘密があって、“ミッキーマウス”はパーフェクトに数学的に論理的に作られています。」

何田:「あそうですか?動きとかでしょうか?」

積先生:「いいえ、顔の形とかです。クリエイターがね、その人しか書けないキャラクターだったら意味がない。ミッキーマウスのキャラクターは少し絵を学んだ人間だったら誰でもすぐにミッキーマウスの絵が描けます。
そうでなければあれだけの作品数が生まれようがないのです。」

何田:「ああなるほどそうでしたか。そうなれば育てるなら二つのことを考えるべきですね。
マンガ、アニメ、小説、絵画、音楽、クリエイターで成功して食べていこうとするなら、
① 、論理的に考えて、考えを伝えられるプレゼンテーション能力、やり方
② 、神や天とつながるやり方、インスピレーションを得る方法
この①と②を学べば“ミッキーマウス”のような売れるキャラクターが生まれる、ということでしょうか?」

積先生:「要約するとそうです。
① は一般社会のお勉強でできます。だって簡単です。論理系の考え方を学べばいいからです。プレゼンテーション能力は誰でも身につけることができます。

要するに①は、一つの事業プロジェクトを説明するプレゼンテーション能力にすぎない。それは“時代を変える能力”ではない。
でもその①に、ある種の創造力、②が加わると“時代を変えるプレゼンテーション能力”と変化します。

つまり①だけなら、普通のビジネスの世界で用いられるプレゼンテーション力が100万円の価値があるものだったとしたら、②の神や天のインスピレーションが加われば100倍の1億円の価値が生むかも知れません、ということです。

その100倍の価値を生みだす能力を持っている人間がプレゼンテーションをした時、①だけのギャラ(報酬)しかもらえなかったけれど、後で残りの99倍のギャラをもらえます、っていう仕組みが次の経済の中心になったら、そこに創造力のある人間達はみんな集まって来ませんか?」

何田:「はい、クリエイターの生活を保障し、未来の創造作品を助長する仕組みや契約があれば、みんな熱意を持って参加してくれると思います。」

積先生:「それのプラットホーム(基盤や土台)を握った人間が次の地球をつくる、と思いませんか?
そのプラットホームを作るために私は仕事をしています。
その意識作りのために、何田さんと私の対談であるこの“死んだらチャンネル”が存在しています。」

何田:「ああ、光栄です。責任重大であります。
でもその“次の地球をつくる”ために私も聞きたいですし、勉強して、実現したいです。」

積先生:「このお話しを聞いて“わくわくする人”だけが参加してくれたらいいのです。
だって話がわからない人が参加したって、ここから先の創造力は生まれようがない、のです。」

何田:「無から有を生む、それが自分の中から生まれて、他人が共感して、神が祝福してくださればこれ以上、嬉しいことはありません。
至福の喜びです。」

積先生:「なんとなく、理屈とわくわく感が伝われば上出来です。
クリエイターがクリエイターであるためには、何をクリエイティブ(創造)すればクリエイターになれるかという出発点までのお勉強が終わっていないと“クリエイター”にはなれない、のです。
これは“発明家”と同じです。」

何田:「えー。それは例えば、成功した前任者のクリエイターの道をたどれば、その作品とか人柄とかをまねて、勉強すればクリエイターになれますか?」

積先生:「頭のよい人間がたどったらわかります。“あっ”ここでブレイクスルー(革新、イノベーション)が生じて、ここで新しいものを作ったので、現在はこうなっているんだ、っていうメカニズムを理解する人なら、クリエイターになれます。」

何田:「ああそういう分析力が必要なのですね。」

積先生:「だから才能さえあれば何とかなる、なんて真っ赤な嘘(うそ)なのです。
過去のすべてを知っていなければ、ブレイクスルーポイントがどこにあるのか?わからないでしょ。」

何田:「それが積先生がよく言われる、アイデンティティー(自分らしさや個性を認識している状態)を持ちなさい、と言われるのは感覚を持っているだけではダメ、だということですね。」

積先生:「“感覚をお金に変える”ためには“知識の総量”が必要不可欠なのです!」

次回をお楽しみに!