第32回 神を超えよ!仏を超えよ!Ⅱ『デス・トーク』 2019年1月30日(水)

(通算第101回)
お話し:積哲夫  聞き手:何田匡史
(20181228収録)

何田:「積先生に、今回は、2019年の世界と日本国、国内外、生活環境、経済など、たくさんお聞きしたいと思います。」

積先生:「2019年に関してお話ししましょう。
『2019年は日本にとっての“正念場の年”になるでしょう。』
『(ある分野では)世界にとっても“正念場の年”になるでしょう。』」

何田:「それはどのような形でしょうか?
“神様を信じているもの”と“神様を信じないもの”との戦い、でしょうか?」

積先生:「そうなると思います。
まず、『2019年はきっと中国経済が崩壊をはじめるので、今までの日本の経済のシステムでは成り立ち行かないことが明らかになるでしょう。』
『日本の大企業の時代は、完全に終わります。』、ということは『日本のサラリーマンも未来がなくなる。』ということです。」

何田:「中小企業の会社やサラリーマンはまだ残りますでしょうか?
中小企業はほとんど大企業からお仕事をもらっているので、大企業がなくなるとそれに繋がる中小企業は死活問題です。」

積先生:「今までの産業構造や、やり方で生きてきた会社はどこも危ないでしょう。」

何田:「AI(人工知能)が進歩し、人件費の削減で人が要らなくなって、効率化されていきます。会社のシステムや制御のシステムに、AI(人工知能)を使用したソフトやハードを取り入れた会社は生き残るということでしょうか?」

積先生:「そうだと思います。もはや通信事業の世界ではないと思います。中国のHuawei (ファーウェイ:華為技術)とZTE(ちゅうこうつうじん:中興通訊)が世界から排除されても、日本国からそういう通信会社がもはや出てくる可能性はないのです。はっきり言ってないのです。それは、日本は技術的にも人材的にも、まず完全に人がいない、のです。

もう一つ、次の段階の新しい日本の産業を考える人達が出てこないとだめ、なのです。
『次の時代の日本の産業を支えるような、新しいムーブメントを興す人達の会社がこれから出てくる』と、考えてください。それは現在の皆さんが考えているAI(人工知能)とかではきっとないのです。これは、私の予言というか、確言です。」

何田:「それは全く新しい発想から生まれてくるものでしょうか?」

積先生:「全く新しいものでもなく、今、世界に欠けているものだと思います。」

何田:「今、世界に欠けているもの、ですか?はたして何が欠けているでしょう???」

積先生:「今の世界に何が欠けていますか?それは私にもわからないのですよ。
わからないですがただそれはAI(人工知能)の分野ではないでしょう。
AI(人工知能)はGAFA(がーふぁ:グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のこと)が先行していて、中国ではHuawei、ZTE他が国策として進めてきました。お金を使いたい放題で、やってきた中国の国営企業はGAFAに比べてある意味で優位だったのです。それが今回のスパイ容疑等で世界市場からHuawei等は退場させられるでしょ、するとAI(人工知能)分野はGAFAの独壇場になる。
しかしGAFAに関してはヨーロッパでは既に企業活動は法律で規制が入っています。好き勝手はやらさない、個人の情報データは勝手に使用してはいけない、ようになっています。
“ビッグデータ”の時代はある意味で終わろうとしています。しかしAI(人工知能)はどんどん進化しています。それが2019年初の状況です。

トヨタがソフトバンクと組んだ最大の理由は、中国が“電気自動車”にシフトすると決定しているからです。それにみんなヨーロッパも乗っているのです。
“電気自動車”で“自動運転”になれば、日本の産業の中で、自動車産業の主要な部分はなくなっていきます。
電気自動車は“エンジン”が要らないのです。電気自動車はモータがあって、蓄電池(バッテリー)、コンピュータ、車の走って止まる機能があれば、十分なのです。“エンジン”のような複雑な機械は必要なくなります。すべての産業はそうなるのです。
ということは電気屋さんの時代が来ます。しかし、もう日本では、部品は別として、電気屋さんはAI(人工知能)を作れる電気屋さんがもはや存在していないのです。
パナソニックがどこへ向かおうとしていますか?パナソニックは現在、白物家電(冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・炊飯器などの、家庭用電気機器)に戻ろうとしています。」

何田:「白物家電は、東芝はやめられました。日立も撤退しようという状況だと思います。
パナソニックのCMを見ていると家庭用電気機器を頻繁に流しておられます。」

積先生:「パナソニックは家庭用電気機器にAI(人工知能)を組み込んだ製品を作ろうとしています。これはひとつの方向性です。AI(人工知能)が一般社会に浸透するにはこれしかないのです。『人の代わりにAI(人工知能)が何かやってくれる』ということです。」

何田:「例えば給仕ロボットみたいなものでしょうか?」

積先生:「そうそう。パナソニックの前身の松下電器産業の歴史を見ればわかるのですが、1964年(昭和39年)、日本の電気屋さんが大型コンピュータを開発する段階で、一番最初に大型コンピュータをやめたのは松下電器産業(現パナソニック)でした。(現パナソニックは小型ノートパソコンは継続して生産発売しています)
大型のコンピュータの開発はどうしても多額の費用がかかって儲からない、と松下幸之助さんが判断されてやめられました。」

何田:「パナソニックは現在ビジネスノートパソコンのレッツノート等を発売されていますが・・・・」

積先生:「大型コンピュータを撤退したあと、ソニーがバイオを発売したのでパナソニックもレッツノートを発売したと思います。」

何田:「松下幸之助さんはなぜ、大型コンピュータ分野はやめられたのでしょうか?」

積先生:「コンピュータの開発にはものすごくお金がかかったのです。当時のIBMには勝てない。当時はまだ大型コンピュータの時代でした。
日本の電気屋さんの発想ではアップル社のような企業は生まれなかったのです。
アップル社がコンピュータをつくったから、小さくなって、小さくなって、現在のアイフォンやスマートフォンのように携帯サイズのコンピュータになりました。
それは携帯用コンピュータなのです。」

次回をお楽しみに!

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