第17回 神を超えよ!仏を超えよ!Ⅱ『デス・トーク』 2018年10月17日(水)

(通算第86回)
お話し:積哲夫  聞き手:何田匡史
(20180930収録)

何田:「中国はアメリカの国債を一番多く持っているから、いざ中国にお金が無くなったら、そのアメリカ国債を売ると言っています。」

積先生:「中国は言っていますが、実際本当にアメリカ国債を売るほど持っているでしょうか?」

何田:「アメリカ国債はそれほど中国が持っていない可能性がるということでしょうか。
結局、世界の金融資本の基軸は“ドル建て”でしょうか?」

積先生:「ドルというより私に言わせれば、経済そのものが “嘘(うそ)”なのです。
どこが嘘かというとね、アメリカがドルと金(きん)の交換を停止したのがニクソン・ショックです。
その時、金の価値は1オンス35ドルでした。
現在は、1オンス1,200ドル~1,300ドルです。
何倍になっていますか? 30~40倍になっています。
要するにオイルの価格と連動しているんです。わかります?
アメリカが金本位制を放棄したのに、ドルが基軸通貨というのは理屈に合いません。
でも、現実の世はそう動いてきました。
FRBというアメリカ合衆国の中央銀行制度があります。
これを作ったのがロスチャイルド系の人々です。
その体制がチャイナ(中国)の崩壊と共に壊れるのだと思います。
それがこれから始まるのだと思います。
その破壊力はきっと世界の誰も想像が出来ない。
現在、アメリカが壊れないためにアメリカは中国に喧嘩を売っているのです。
中国に喧嘩を売って、中国を崩壊させることで、日本のバブルつぶしの時と同じように、ハゲタカ的なもうけを狙っています。
でも、アメリカのFRBの嘘と、中国の人民元でやっている嘘は同じ構図なのです。
世界の人々にその嘘がばれるのです。
つまり、アメリカの金融資本のノウハウ(やり方)を中国共産党が学んで、現在の中国のバブル経済が存在しているのです。
考えてごらん、根っこは同じなのです。」

何田:「ああ、そうなのですね。根っこは同じ。同族同士の戦いですか?」

積先生:「同族というよりは、神様的にいいますと、“無神論者たちの戦い”、もしくは“無神論者たちの覇権争い”ということです。」

何田:「覇権争いですか・・・。そうですか。なるほど。」

積先生:「こういったことが本格化して、とりあえずアメリカが勝つのです。
とりあえずアメリカが勝つのですが、中国が崩壊すると、中国のお金をコントロールしていたのが実はアメリカのウォールストリートでもありました。
そのウォールストリートはリーマンショックの穴埋めを、中国を使って、彼らは十分儲けたわけです。
その儲けたお金にしてもたぶん次はレバレッジを掛けて、どこかで再投資していると思います。(レバレッジ:経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること)
とりあえず、中国崩壊でもうけることはできますが、その後、さらに拡大した数字が、次はクラッシュの方向に行くはずです。」

何田:「中国に貿易戦争を仕掛けているアメリカの人々はどのような存在ですか?」

積先生:「はじめはアメリカの中の“ナショナリスト(国家主義者、民族主義者、国粋主義者)”でしたが、いまや、全米の支配層のコンセンサスになったようですね。」

何田:「アメリカの支配層は無神論者でしょうか?」

積先生:「いや、それが無神論者かどうかはわかりません。
しかしアメリカで現在まで繰り返されているのは、ドルをめぐる争いなのです。
ケネディ大統領が暗殺されたのは、FRBから紙幣の発行権をアメリカ政府が取り戻そうとすることを画策した結果、暗殺されたというのが、たぶん歴史の真実なのでしょう。
そうだとすると現在、トランプ大統領がやっているチャイナ(中国)潰しの後に、必ずその次は“ドルの危機”がやってくると考えられます。
だって、中国と一緒になってアメリカは“アブク銭”を稼いできたからです。」

積先生:「ここまでのお話しは全部、生産性を伴わないお話しです。
だって誰か額に汗してお米を作っているわけではないのです。
誰も食料を作っていません。何も生産していません。
お金が流れました、という空虚なお話しを信じて、現在、世界の生産力があるわけです。
その根拠が昔は“金(きん)”でしたが、現在は“石油”です。
だから“石油資本主義”なのです。
石油はエネルギーだから言い換えれば、世界は“エネルギー資本主義”なのです。
“エネルギーを握るものは世界を握る”というのが、この世界の真実なのです。

それってね、江戸時代の日本経済と同じなのです。
なぜ、江戸時代の日本経済のお話しをするかというと、江戸の経済は“お米本位制”だったのです。
江戸時代は確かに金貨(大判小判)を使用していました。
しかし大名の稼ぎをお米の石高で表現し、税もお米で徴収していたように、江戸時代を支えていたのは“お米”でした。
“お米はエネルギー”です。お米は人間を直接支えるエネルギーです。
要するに、だから江戸の日本には車は無かったけれど、ひと二人で担ぐ“かご”はありました。
要は、お米は人間資本を支えるエネルギーです。

『“エネルギーというものは消費しないと無価値”なのです。』
『“エネルギーは消費しないと価値を生まない”のです。』

それと現在の日本銀行が国内銀行へ課しているマイナス金利の理屈は同じお話しなのです。
お米というものは置いておいたら価値が下がるでしょ。
古米になるから価値が下がる。だからさっさと使った方がよろしいのです。
お金も同じです。
『経済というものは回ること、循環することによって、動いて、働きが生まれます。』

お金も金利が発生するというのは貯めて、それを人や会社に貸して、再投資して、利益を生むならば、金利の価値はありますが、お金を貯め込んでばかりいては、お金も何も生みません。
社会のためにはならないのです。
エネルギーも、お金も同じで、使って、回さなければ、世のため人のためにはならないのです。
何も生み出すことがないからです。」

次回をお楽しみに!

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